エーテル財団職員の奮闘の感想一覧

北埜とらさん
評価:☆☆☆☆

 リュウジとアキラ……ちょっと違うけどなんだか懐かしい響きですね……(おばさんの独り言でした)
 私ゲームは殿堂入りしたら終わりっていう感じのプレイングなので、エーテル財団ってどうしても悪役のイメージなんですよね、ルザミーネが仕切ってたヤバいエーテル財団のままでイメージが止まってるっていうか。でも、あの騒動の後のエーテル財団、こんな感じで平和に活動してるんだろうなあ。奮闘、なんですけれど、日常、って感じでもあって、エーテル財団の平和な日常という一面を様子を見せてもらったような、ほっこり楽しい作品でした。この作品を読んで、私の中でのエーテル財団の株がちょっと上がりました笑。エーテル財団職員の日常だけでなく、ポケモンセンターでポケモンフーズ二袋を2000円で買うとか、音を立てないように一個ずつフーズを並べていくとか笑、はじめましてのポケモンと一緒に探り探りおっかなびっくり暮らす様子がのほほんコミカルに描かれていて、いいですね~。生活感っていうか。凄く心ほのぼのしました。
 毛が出てきていないってなんだ……? って思っていたんですが、トゲデマルの図鑑文を見るに、『14本の 背中の ハリの 毛は びっくりしたり 興奮することが あると 勝手に 逆立ってしまう。』この毛が生えていない(あるいは逆立てることができない)ってことかな? あるいは、あのおっきい避雷針みたいなやつ(アレ尻尾じゃないんですよね……あらためて……)が赤ちゃんだから生えてない?ってことなんでしょうか。どっちにしろよちよちでかわいいですね。控えめにボールで一人遊びするトゲデマルちゃんかわいいです……アキラさんとボールをコロコロ転がしあうだけで笑顔になってるトゲデマルちゃんの無邪気さにも胸を撃ち抜かれます。そしてメタングのかわいさにも胸を撃ち抜かれます。鳴き声からして超かわいい。嫉妬してるとこも(メタングとアキラさんにとっては大きな問題なのですが)凄いかわいいし、乗せると見せかけてイタズラして許してあげるメタングなどもうかわいいがすぎる……今まで気づいていなかったポケモンのかわいさに改めて気付かせてもらえる作品でした。こんなかわいいトゲデマルちゃんと別れなければいけないなんて、エーテル財団職員つらすぎる……でも尊い仕事ですね。(;;)撃ち抜かれすぎて私のハートはもうボロボロです……
 ここからは感想というかこの作品を読んで考えたことなんですが、ドヒドイデに襲われていたサニーゴを助けると、ドヒドイデは食べるもの無くなって困りますよね。そうなるとサニーゴを保護することはドヒドイデを害していることになるわけで。生態系が食う食われるの関係で成り立っていることを考えると、保護って難しいですね……確か原作でもサニーゴを保護してたような気がしますが、ドヒドイデよりサニーゴの方がパッと見かわいいから優先して保護されるのかなとか考えてしまいますね……ヤミカラスよりトゲデマルの方がよちよちでかわいいから……(闇)なんて闇を掘る作品ではないんですけれども!!トゲデマルちゃんがたいようのいしを持ってきたのはやっぱりトゲトゲで自分に似ているからなのかな!?(?)トゲデマルちゃん~!!元気に生きろよ~!! 
 投稿お疲れさまでした!

BoBさん
評価:☆☆☆☆☆

 保護組織ならではの葛藤、ズシンと来ましたね……! 重めのテーマでありながら雰囲気は重くなりすぎず読みやすいのも好きです……!
 トゲデマルが段々アキラに心を開いていく一方で、元からの相棒であるメタングが寂しがってるのもなんだかリアルにあり得そうと思えました。最終的にメタグロスに進化したことが、関係が一歩進んだ証なのかなぁと思ったり。トゲデマルも少し悲しそうではあったけれど、宝物までくれて、いい子ですね……!
 普通のトレーナーとは違う立場でのポケモンとの関わり、面白かったです! ありがとうございました!

ラプエルさん
評価:☆☆☆

まさしくタイトル通りの奮闘!
メタングしか育てたことがないのにエリートトレーナーを名乗っていたことから実力さえあれば名乗れる肩書きなのかな?と思いましたがそれはさておき、他のポケモンの育成にまったくの素人である主人公が頑張る姿、素敵でした。
保護、とはまったく違うのですが、昔ペットショップで怖がりな犬と打ち解けるまでちょっと苦労したことを思い出しました。こっちから近づいたり見つめたりすると物陰に逃げちゃうけれど、わざと視線をそらすとゆっくり近づいてきたり見つめてきたり…接し方が難しいんですよね!怖がりな子の特徴をしっかりとらえた描写だったと思います!

物語としてはあまり起伏がなくちょっと単調だったかなあと思います…けれどもストーリーとしてはとても良かったので、もっと主人公が奮闘しているシーンを書き込んだり、メタングが寂しがっていることを強調するシーンを増やしたりができていればもっと良くなっていたのかなあと思います!

円山翔さん
評価:☆☆☆

 アキラさん、お疲れ様です。きっとエーテル財団の人たちはこうやって、出会いと別れを繰り返しているのかなと思うと、並大抵の精神力ではできないのかなと思ってしまいます。保護したポケモンが必ずしも懐いてくれたり、言うことを聞いてくれるわけではないでしょうし。私には到底できそうもありません……上手くいかない葛藤、その中で解決策を探ろうとする姿勢、手持ちポケモンの世話ができずにそっぽを向かれたり……そのあたりの苦労をピンポイントで描けていたと思います。
 エレキシードを持っているはずのトゲデマルが、なんで太陽の石を持ってきたのだろうと疑問だったのですが、ホテリやまで実際に拾えるアイテムなのですね。原作の設定をちゃんと拾って理由を持たせている所に好感が持てます。

猫村さん
評価:☆☆☆

爽やかで頑張り屋な主人公がすきです。
エーテルパラダイスの普段の様子も良く書けてましたし、保護したときに上手く馴染めなかったのが段々と仲良くなっていく経過もリアルでした。

夜月光介さん
評価:☆☆☆☆

22・エーテル財団職員の奮闘 主張するビンゴ・1

イーブイかピカチュウを登場させる

イーブイが登場しています。

劇中でポケモンを逃がす

トゲデマルを逃がしています。

格闘タイプのポケモンを登場させる

ズルッグが登場しています。

劇中でポケモンを進化させる

メタグロスに進化しています。

ポケモンセンターを出す

登場しています。

ストーリー評価 60点 減点 なし 総合評価 60点

『感想』

ビンゴと向き合って、基本に忠実に、優しく仕上げた物語。

『劇中でポケモンを逃がす』と言う小テーマを思いっきり利用した
作品であると同時に、職員とポケモンの触れ合いや職員の優しさが
これでもかと表現されている、温かい気持ちになる作品でした。
小説って言うのは『読後感』が凄く大切で、何かを読んだ後
『何かを考えさせる』事が出来ればその小説を書いた人の勝利だと
思っています。それが失敗した場合、書いた人の敗北です。

この小説は、『何かを考えさせる』事に関しては相当熱の入った
作品だと思います。『野生に返す』のも1つの『良い判断』で、
ずっと一緒にいるのも『良い判断』。職員だからこそ職務に忠実に、
自分の仕事を守ってポケモンを野生へと戻している。
職員のポケモンを愛するが故の葛藤と、吹っ切れた感情が見事に
表現されていて、共感出来る作品だなぁと思いました。

とにかく、優しさに満ちている作品もあれば、人生の厳しさを痛感させられる
作品もある。読んでいて嬉しい気持ちになるのは、こういった作品です。
作者の方の心の清らかさに安心させられると共に、こういう
ハートフルな作品をもっともっと沢山書いてもらいたい。
それがあるだけ読者が癒され、幸せな気持ちになるのではないでしょうか。
ビンゴへの理解と文章の巧みさも含め、本当に『良く出来た作品』でした。

花鳥風月さん
評価:☆☆☆☆

えぇ、はい、かわいいです。今回の企画で新たに『養われたいポケスト25キャラ』という枠ができました。アキラさんのおかげです。本当にありがとうございます。

いや~~~~しょっぱなからにじみ出るアキラさんのいい人感。エーテル財団ってポケモンシリーズの悪の組織の側面もありますが、もとはといえば環境保全団体みたいなやつというのもあり、根っからの善人の方が多そうですよね。
そういうのもあってエーテル財団の就職の敷居高そう……。面接だけじゃなくて採用試験とかもあるんだろうか……。
リュウジ先輩のポケモンのチョイスがライボルトってのがミソですよね、お座りするライボルトかわいい、かわいい、ライボルトに萌える日が来るとは思いませんでした。リュウジ先輩、おじさんも毎日定時退社したいよ~~~!!!!
トゲデマルと心を通わせようとするアキラさんめっちゃいい人ですね、アキラさんのスパダリ度数が止まらない! この作品を読ませていただいて思ったのですが、トゲデマルをはじめ、まだ枝が生え切ってないサニーゴとか、ポケモンの世界の成長差って結構シビアそうですよね。特にアローラは食物連鎖が強調されているだけあって、自然界で暮らすのめちゃくちゃ大変そう……。
一方で、船代全部出してくれるエーテル財団めっちゃホワイトですね!
メタングのために小さいながらも応戦するトゲデマル……けなげ……カワウィィ……。アキラさんとメタングからいっぱい優しさをもらったからああいう行動に出れたんでしょうね。これまでの積み重ねがしっかりとなされているところに、作品の丁寧さを感じます。
そしてトゲデマルとアキラさんの結末はバイバイEND。切なさもありますが、これもまたエーテル財団職員のさだめなのでしょうか。
人のよさ故に、多くのポケモンとの出会いと別れに一喜一憂することもあるかと思いますが、だからこそ、その優しさを武器にがんばれ! アキラさん!
投稿お疲れ様でした!

あしゃまんさん
評価:☆☆☆☆

 短い中にも、エーテル財団職員としての働きぶりが詰まってました。
 最後はお別れになる関係でありながら、それでも心を砕いてポケモンをお世話する……本当に凄い仕事です。

 楽しませていただきました!

ソラさん
評価:☆☆☆☆☆

ポケモンの一時的な保護をしているエーテル財団ならではの苦悩を描いた作品だと思いました。
愛着が沸いても仕事と割り切ってお別れをするのは相当きついと思いますがあの世界の職員はみんなそれをしているんだと思うとすごいなーとしか出てこないです(語彙力)
新米職員ということでまだ経験不足な主人公でしたが色々と試行錯誤をして距離を縮めようと努力したり、別れの辛さに気分が重くなったりと新米だからこその迷いに共感できるいい作品でした!

フィッターRさん
評価:☆☆☆☆

 別れることが運命づけられているトゲデマルといかにして近づき、いかにして離れるか。新人エーテル財団職員アキラの等身大の悩みが印象的なお話でした。
 フーズの容器を棒で恐る恐る回収したり、ボール遊びをしてくれたことに心の中でガッツポーズしたりと、アキラの試行錯誤とそれに伴う心の動きが重点的に描かれていて、だからこそやってくる別れのつらさにも共感できる。基本を堅実に抑えたお話だったと思います。
 ただ、おそらくはビンゴを成立させるために盛り込んだであろう進化のシーンが、物語の他のシーンから完全に浮いてしまっていて、無理やりねじ込んだような印象が残ってしまっているのは玉に瑕でした。戦闘の途中で進化させれば、より自然に進化をお話に組み込めたのではないかなと思います。

カイさん
評価:☆☆☆☆☆

アローラを描いてくださってありがとうございます!!!アローラ大好きなので、アローラが舞台ってだけでにこにこしちゃいますにこにこ。

そんな一読者のにこにこはさておき、内容はそんなに甘くない場面から始まりましたね。トゲが立てられない未熟なトゲデマルを、保護のためとはいえ捕獲してしまい、四苦八苦する様子は微笑ましくもありました。ああやっぱりにこにこしてしまった。でもそれぐらい、一つ一つの人間とポケモンの交流エピソードが丁寧で暖かくて、「ポケモンのいるお仕事」をよく考え抜かれたんだろうなあと思います。
やきもち妬いちゃうメタングもすごく可愛かったです。仕返しにちょっとイタズラするのめっちゃいい。感情表現が乏しいように人間には見えてしまうポケモンを、可愛く描けるのって、とても憧れます。あ~メタング可愛い!!!

最後は無事にトゲデマルも野生に返して、めでたしめでたしでしたね。ほっとするエンディングでした。にこにこ。
投稿お疲れ様でした!

Pさん
評価:☆☆

未熟な個体の保護と同時に起きる、その個体が自然に帰るための手助けを人の手でどれだけ行えるかや別れのつらさは現実・フィクションを問わず度々発生する問題ですが、エーテル財団という公式で存在する保護組織を使いその王道を順当に進んだ作品と思いました。
主人公は元エリートトレーナーと紹介されつつ財団員としては新人であるという位置づけでしたが、ポケモンを最初の一匹しか持っていなかったり、専門外である電気タイプに対しまったく知識を持っていなかったりと、エリート認定の基準とは…? と感じるところもありました。しかし頼れる人には迷いなく頼るその姿勢や、保護ポケモンのことを考えて決して無理をせず段階的に歩み寄っていく姿など、財団員として保護を行うに適する人物であるという描写はされていたように思います。
始めは完全に警戒していたものの徐々に主人公に心を開いていくトゲデマルや、唯一無二のパートナーとしての関係性が崩れてしまい寂しさを覚えるメタング、元気いっぱいのイーブイたちなどポケモンの描写も必要な部分は押さえられていたと感じました。
メタングの反応や思わず保護ではなく捕獲してしまう主人公、そして入団一ヶ月という経歴を見るに今回が初めての本格的な仕事だったのでしょうか。今回の様子を見るに成長の余地が非常にありそうな主人公、未来が楽しみです。

ptさん
評価:☆☆☆

ポケモンの保護を仕事にしている団体だからこそ、むやみにポケモンを捕獲してはいけない。
でも保護、育成したポケモンに情が湧くのも当然ですよね。アキラよく乗り越えた。偉いぞ

ただ、主人公を元エリートトレーナーにしてしまったのは失敗だったかなと。メタング一匹しか経験がないのになんでエリートトレーナーになれたんだろ……ペーパーテストみたいなので認定されるのかな。
エリートの割にはトゲデマルへの接し方やメタングに焼きもちをやかせるなど未熟なところが目立ちすぎていました。

草猫さん
評価:☆☆☆☆☆

エーテル財団、本編だと本来の仕事はなりを潜めていた訳なんですが、この作品は本来のポケモン保護の仕事の良さとか、それに伴う苦しみが鮮明に伝わって来ました。
やっぱり、離れたくは無いですよね......逃がさなければならないと分かってはいても。 きっとこれは、犬とか猫とかの一時保護をしている人にも当てはまるのでしょうね。 自分はそういう人のブログを見た事があるのですが、やっぱりそういう時は寂しそうでしたし。 アキラのこの寂しさの書き方が本当にいいなと思いました。 トゲデマルは逃がされるなんて想像してないでしょうし......。 うう、辛いし尊い。 でも、しっかりお別れできたのは本当に良かったです。 それだけでも別れへの印象は大分変わるものですし。
アキラがそんな中でも前を向いて仕事をしていける事、そして、トゲデマルが元気に生きていく事を願うばかりです......!
投稿お疲れ様でした!

rairaibou(風)さん
評価:☆☆☆☆

 ポケモン版あらいぐまラスカルといった感じの話でしたね。ベタですがトゲデマルと主人公とメタングとの関係がとても可愛らしかったです。
 かなり面白そうな設定だったのでちょっと蛋白に終わってしまったかなという印象でした。あくまで保護団体なのでこの様な淡白な終わり方も悪くはないのかなとも思ったのですが、やはりもうちょっとストーリーに動きがあってもっと楽しめれば星を増やしていたと思います。

照風めめさん
評価:☆☆☆

トゲデマルとの交流が可愛いですね。
最初は人を警戒して懐かなかったトゲデマルが、最後主人公がピンチの時に勇気を出してドンカラスに立ち向かってくれるの良いですね。
最後に別れることになるのは寂しいですが、それだけ懐いてくれるのはすごい嬉しいことだと思います。
経費落ちないとかちょっとブラックさも垣間見えますが、やりがいのある仕事で良いなあ、と思いました。

しろあんさん
評価:☆☆☆☆

ほのぼのですね~、トゲデマルが可愛らしかったです!
元エリートトレーナーだけれど、ポケモン保護の仕事はまだまだ新人なアキラくん!リュウジさんの知恵やミカさんの手助けを借りて、なんとかトゲデマルと仲良くなろうと奮闘するその姿がとても良かったです。トゲデマルの事を刺激しないようにポケモンフーズを一粒一粒手作業で並べていくというマメさも素敵……!((
トゲデマルのお世話に掛かりっ切りのアキラくんに嫉妬するメタングも可愛いです。島巡りの頃からのパートナーなんですねぇ、ヤミカラス達との戦闘ではアキラくんととても良いコンビネーションを見せてましたし、かなりの実力を持ってそうですね……!

最後のシーン、やっぱり仕事だとしても、お世話したポケモンと別れるのは辛い思いも少なからずありますよね……アキラくんにはこれからもエーテル財団職員として頑張っていってほしいなと思いました!
投稿、お疲れ様でした!

坑(48095)さん
評価:☆☆☆

 トゲデマルが徐々に心を開いていく様子が微笑ましくて、別れのシーンのアキラの寂しさがより強く伝わってきました。
 リュウジ、ミカのふたりがいい人たちで、お話が暗くなりすぎなかったのが良かったです。お話の中で彼らはいい脇役を演じていたと思います。

雪椿さん
評価:☆☆☆☆☆

エーテル財団の職員さんにスポットを当てた話。
ゲームでもあったように、保護したポケモンは野生に返すのが決まりなのですね(ここだけそうじゃない、なんてのがあったら確かに違和感ありまくりなので、それが普通なのかもしれませんが……)。さようならは寂しいものですが、貰ったプレゼントを思い出にまた一つ活動できていけたらいいなと思いました。
そして、最後……。マラサダは無事なのでしょうか。保存状況が良ければ食べられるのですかね。いや、恐らくカビが生えているだであろうことから安全面を考えると食べない方がいいのかもしれません。
彼の奮闘はしばらく続きそうですが、頑張って欲しいですね。

早蕨さん
評価:☆☆☆

 エーテル財団の日常を切り取ったお話ですねえ。ゲームだと怪しい組織に見えがちですが、こうやってアローラのポケモン達を守るのが主な仕事で、彼らのやっている事はアローラにとって必要な事なんですよね。
 まず主人公のアキラ君。メタング一匹でアローラの島めぐりを終えた……だと? なんというエリートトレーナー。環境保全という仕事上、バトルの強さも必要になるんでしょうから、
 きっとアキラ君の力は必要になりますよね。今はまだ新米ですが、彼のエーテル財団職員としての輝かしい未来が……!!
 
 トゲデマルとの別れですが、やっぱりルールとして野生のポケモンを捕まえて自分のポケモンにするのはダメなんですね……。
 特例を作ってしまったら、エーテル財団はポケモンの保護を行っているのに、ポケモンという戦力を保持した団体に見えちゃいますもんね。しがらみですね。難しい。
 とすると、エーテル財団職員の方々のポケモン達は、皆職員になる前から一緒にいるポケモンを連れているって事なんですかね。
 仕事上必要になるでしょうから、ルールとして何体かポケモンをエーテル財団からパートナーとしてポケモンを渡すとか、あると良いんですけどね。原作には、そういうルールはなかったですよね? エーテル財団のリアルな日常を切り取った作品ですし、ポケモンを育てる上でのお話とかもリアルっぽくて素敵だと思いますので、さらに追加して財団のいろんな事情にも踏み込んだ話を読んでみたかったなあと思います。
 トゲデマルを逃がした事で、アキラ君がエーテル財団員としての一つの仕事を終えた瞬間、彼は成長出来たんですかね。
 投稿、お疲れ様でした!

トビさん
評価:☆☆☆

>電気タイプって身体に電気エネルギーを溜める子が多いですけど、ストレスとかになった時はどうしてますか? ポケモンに対する描写が細かいのが好きです。いざ自分の日常にポケモンが入り込んだらどうなるかな、と想像するのが楽しいです。私事なんですが、最近猫を拾ったんですよ。そのせいもあってか、このアキラくんとトゲデマルの関係性が想像できてとても楽しめました。ご飯食べると安心するよなとか、ボール遊びしているところの距離感とか。アキラくんのお手伝いしてあげたいです。
先住メタングのキャラも可愛かったなあ。いじける姿もっと見たかったです。このアキラくんとメタングのコンビで、トゲデマル以外の子を保護したり彼らが成長するお話、もっと読みたいなって思います。

逆行さん
評価:☆☆☆

エーテル財団というゲームではベールに包まれた存在を徹底的に描いた作品ということで、大変興味深く読ませていただきました。面白かったです。
エーテル財団はゲームでは本当に何をしている集団なんか良く分からないんですよね。サニーゴ助けるぐらいしかしていないし。後はルザミーネの悪行がどうしても目立ってしまって、一般職員達は何をしていたのかイマイチピンとこないんですよね。
本作品ではルザミーネの事件が完全に一段落した後の世界を描いているということで、「裏でこそこそなんかやってんじゃないか」とか「こいつらなんか企んでんのかな」とか全く気にせずに読むことができました。純粋にエーテル財団の日常にフォーカスを当てる上で、ゲーム内とは時期をずらすというのは非常に効果的だったと思います。

特に好きだったのか、主人公がポケモンフーズを入れるときに音を出さないように注意を払っていたシーンです。ここの描写がすごく丁寧だったのもあって、凄く印象に残っています。音を出さないように一粒一粒ブースに入れていく所に、彼の優しさを感じ取ることができました。棒を使って容器を移動させていく所なんかも、泥臭い感じで良かったと思います。別に多少は音立てても本当は良かったのかもしれませんが、主人公が手探りでお世話をしている様が伝わってきて素晴らしいシーンだったなあと思いました。

主人公の設定が、元エリートトレーナーだったり、エーテル財団というベールに包まれた集団のストーリーだったり、この小説は凄く難しいことに挑戦しているなあというのが伺えました。エーテル財団のお話なんて、そう簡単に書けるものではないと思います。こういう書くのが難しいジャンルに挑戦したというのは非常に素晴らしいし称賛に値することだと思いました。

なんですけれども、やっぱりこういうジャンルは難解だなあと思う所もありました。欲を言えば「エーテル財団はどうやって資金を稼いでいるのか」とか「ポケモンフーズは自腹になってしまうのか」とか、そういう疑問を解消して欲しい所がありました。ただそこまで描くのは本当難しい気がします。何しろエーテル財団は謎が多すぎるんですよね。後はエーテル財団ならではの保護テクニックみたいなのもちょっと見たかったかなあと。主人公が作中でやったことって、たぶん一般のトレーナーでもやれるレベルのことだよなあとは正直思ってしまいました。

恐らく「普通の男の子が野生のトゲデマルを保護して、その経験からエーテル財団に入りました」みたいにした方が、書きやすくはなると思うんですよ。でも作者さんはエーテル財団の日常というものに挑戦したかったと思うので、「こうした方が良いんじゃない?」とまでは言えないし、難しい所だと思います。

最後のメタングのバトルシーンがとても良かったです。エリートトレーナー時代でも成し遂げられなかった、メタグロスに進化されるというのをこのタイミングで成し遂げたのが良かったです。今回の一件で彼が一歩進んだことの証でもあるなあと思いました。トゲデマルが途中で加勢した所も彼と絆が芽生えた証拠だなあと思って読んでいました。

主人公のパートナーにメタングを選んだというのは何か理由があったのでしょうか。そこが気になります。エリートトレーナーの手持ちとしては確かに適切だったかもしれませんが。メタングが「メタ」って鳴くのが個人的にはすごく面白かったです。メタングに乗ってデコボコ道を進むっていう発想も好きです。「それありなのかー」って思わず笑ってしまいました。

トゲデマルを保護して野生に帰すという、短編で扱うのに最適にスケールのお話しだったと思います。1万3000字くらいの作品だったと思いますが、この少ない文字数の中で起承転結がしっかりと整っているなあと感じました。投稿お疲れ様でした!

乃響じゅん。さん
評価:☆☆☆

トゲデマルに付きっ切りだったせいで放っておかれたメタングが拗ねるところかわいいんですよね。ポケモンたちの動きが細やかで良かったです。
しかしこの財団、いち職員に保護ポケモンの金銭的な負担を背負わせるとは中々にブラックですね……笑 その分給料も多めにもらっているものと思いたいものです。
内容として非常に纏まっていたのですが、強いて言うなら、物語としてもう一ひねり欲しいかな、と思います。

春さん
評価:☆☆☆☆

 ポケモン達がとにかく可愛い作品でした!トゲデマルがな~~~きゃわわなんだよな~~~!!大きな事件が起こった!!とかってよりは、日常の一幕を描いたほっこり作品って感触でした。こんな感じでエーテル財団の人たちはお仕事してるのかなぁ……。トゲデマルがきゃわわなんですけど、特にきゃわいいのがマキュマキュ鳴きながら遊んで~ってやってるシーンなんですよ!ボールを恐る恐る転がしてるシーンもきゃわいいんですけどネ!!最後にはお別れしてしまうんだよな……保護する立場の人って、こういうところがやっぱり寂しいですよね……。
 なんかほっこりするお話でした。あと地味に5つ後のイーブイが可愛かったです! そっちの奮闘ぶりも気になるかも!?

水のミドリさん
評価:☆☆☆

やさしいね……2000円のポケモンフーズをポケットマネーで支払えちゃったり、休日まで丸々トゲデマルの保護に費やしても苦じゃない主人公の心根がやさしい……。音を立てないようひと粒ずつポケモンフーズを盛り付ける主人公、もはや聖人じゃないですか。
というか全編通してトゲデマルとのふれあいを描くの、高野豆腐くらいやさしいですね……。凄惨な事件とか何にもなくてもポケモン小説って成り立つんだなあ。なんかいろいろこねくり回して物語を組み立てる私の創作スタイルを見直すいいキッカケになった気さえします。ゴツゴツした11番道路をメタングに乗って移動したり、たいようのいしをトゲデマルから貰ったり、人とポケモンが関わるシーン読めるだけで満足できますね。『うまくかわの伸びを維持出来ない』ズルッグ……!? か、かわいい……! 保護したい……! ズルズルにしてあげたい……(???)
ただまあ、読み物として何か物足りなみを感じてしまうのも事実。全体を職員のトゲデマル観察レポート風にしてみるとか、何かしら演出してくれると作品としての見栄えが良くなるんじゃないかなァなんて思います。

鶴我 零さん
評価:☆☆☆☆

ポケモン保護というめちゃくちや難しい題材で書いているのがすごいと思います。
ただ、交通費は全額支給のわりにポケモンフードが自腹なのは疑問です。
先輩が「領収書取っとけよ」みたいなことを言うだけでだいぶリアルになると思いました。
最後は別れて終わりましたが、悲しすぎなかったところに救いを感じました。
ありがとうございます。

まーむるさん
評価:☆☆☆☆
セリさん
評価:☆☆☆☆☆☆
浮線綾さん
評価:☆☆☆☆☆
ばすさん
評価:☆☆☆
ポリゴ糖さん
評価:☆☆☆☆☆
はやめさん
評価:☆☆☆
レイコさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
クーウィさん
評価:☆
Lienさん
評価:☆☆☆☆
ionさん
評価:☆
不壊さん
評価:☆☆☆☆
くちばシュウさん
評価:☆☆
コメットさん
評価:☆☆☆
砂糖水さん
評価:☆☆☆☆☆