ひかりのいしの感想一覧

えっ、かわいいです。
素直な文章、キャラが立ってるポケモン達。他作品で例えるのも恐縮なのですが、ディズニーのようにテンポがいい掛け合い。いやーこれはずるいわーこういうの書きたいんだわー憧れなんだわぁー。
しょっぱなから「恋のヒケツを教えてください！」と食いつかせる展開。恋のキューピッドを務めようとするブラッキーと、彼に教えを乞うイーブイ。いやぁかあいい。
かわいいだけじゃなくて、ビブラーバの群れやタマゴの親探しといった緩急のメリハリもあり、ストーリーの流れを見ても完成度がお高いと感じました。そしてドダイトスさんいいキャラしとる……。
イーブイがチラーミィと仲良くなるのにキャァキャァしていましたが、ブラッキーの気持ちになってみるとすごく切ないんですよね。

そしてそして、ポケモンオンリー故の工夫といいますか。文字が完全に読めるワケではなかったり、ラストのきのみの汁で書いた日付のやつ！！ああいうのめちゃくちゃすきです！！キャァァァァァァ（爆発）
ポケモン達なりの文化というか、文字というか、うまくいえないのですがこう、こういうのいいですよね……。我々が表現しているものとは、ちょっと違ったやり方で自分達を表現するやつ……（支離滅裂）
『ひかりのいし』そのものはエーフィが持ってきたのですが、タイトルそのものは『光の意思』のダブルミーニングでしょうか。光あるところに影あり。中心となっていたのはブラッキー。うますぎる……。
投稿お疲れ様でした！

　これも〜ね、お見事！！　素直でシンプルなストーリーラインでありながらめちゃくちゃテクニカルな作品で、も〜本当に痺れました。大好きな作品です。こういう発想が自分にもあればと切に思います。素晴らしい！
　シナリオだけで語れば実にシンプルな作品なんですよね。ブラッキーは想い人を待ち続けていて、イーブイとチラーミィの仲睦まじい姿を見て想いを募らせ、気持ちを吐露し、そして想い人が帰ってくるお約束のハッピーエンド。でもこのお約束に辿り着くまでの見せ方が本当に巧みというか、巧みだと言えるほど私はお話の作り方というものについて知識があるわけでもなのですけれども、これは本当にうまいなあと思います。あたかも「恋愛の達人」みたいな触れ込みで紹介されているブラッキー、でも本人にはまったくそういう気配はない。人間を良く思っていなさそうなこと。でも人間の使う道具を持っていること。それを使っていた「誰か」がいたこと。こういう風に、物語の中で綺麗に淀みなく匂わされてきたブラッキーに関する事象が、
＞「エーフィは、きっと帰って来るよ。」
　この一言で、ああ、とすとんと理解でき、そしてその次のブラッキーの言葉で、これまで提示されてきたものがばああーーーっと繋がっていくんですよね、視界が開けていくように。それも作品から「こうだ！！」と殴り込んでくるような刺激的なカタルシスではなく、言葉を受け取った読者が、読者自身が、「あっ！」て不意に理解して自ずから紐解いているような、自然とそうさせられるように展開が作ってあるというか。本当にじわじわと胸に想いが募っていくようなそんな優しい心地よさがあるんですよね、ちょっと何言ってるか私自身よく分からないのですが笑、なんか本当そうだったんですよ。で、その後のブラッキーが昔のことを話聞かせている様がさあ、またいいじゃないですか。（イーブイちゃんと比較すれば一層）寡黙なブラッキーの口から思い出が堰を切ってどんどん溢れ出してくるとこ本当に良いじゃないですか。そのあとふと夢から覚めるみたいに
＞「あいつは、人間が大好きだった。」
と零すブラッキーに、
＞「エーフィが一番大好きだったのは君だと、俺には見えたよ。」
こう返すドダイトス……もう……いいじゃないですか……このシーン良いシーンすぎて好きなところを挙げると割とキリがないんですが本当に良いシーンでした。
　そんでエーフィ帰ってくるでしょ。ひかりのいし持って帰ってくるでしょ。これイーブイが何プレゼントしたらいいかなあ言うてるときにブラッキーから「きれいな石とか」という言葉が出てくるところにも繋がってますよね本当に細部まで作りこまれてあると感心します。そんでそれを見たブラッキーから出てくる言葉が「バカーーーーーーーーーーーーッッッ！！！！！」なところももうすごくほっこりで最高なのですが笑、ラストシーンの
＞大きな樹の下に掘ったちょうどいい広さの巣穴の中で、一匹のブラッキーと一匹のエーフィが一冊のノートを仲良くのぞきこんでいた。
この何気ない一文ですよ、これ冒頭に帰ってみると
＞大きな樹の下に掘った広い巣穴の中で、一匹のブラッキーが寝返りを打った。風がすーすー入って寒い。ここは一人で暮らすには、ちょっと大きすぎる巣穴だ。
こう表現してあるんですよね。この差！！いるべき場所にいるべき人が戻ってきたことによる、この表現の差！！　いやあこれも〜……！本当に……！！うううう〜沁みるぜ……！！　本当に短編作品としての完成度が非常に高いな思います、丁寧な作り込みで素晴らしいです。
　これだけでも十二分に素晴らしいんですが、私が感銘うけたのここから先の話なんですよ……ポテンシャルがありすぎる……つまり「お題の使い方」なんですよね。今回のお題はビンゴを揃えることでありましたが、そのビンゴの中の素材のひとつひとつをどう料理するかということ、そして「あわよくばビンゴでマークを描いたり全埋めできたらおもしろいなあ」とふんわり考えていた程度の参加者にとって、本作のお題の使い方は二歩も三歩も先を行かれたと言わざるを得ず、まさに感服の一言でした。「ビンゴでマークを書き、更にそのマークに物語上の意味を持たせる」のみならず、投稿作品一覧のあの「作品名　投稿日時　ビンゴ表」という並びすら、物語の中に生かしてくるという。いやこれ本当に衝撃でしたね。本作のビンゴ表がバツになってると話題になってたのを読む前に見ていましたので、作品を読み進める中で、「見つけた印をバツで描いていた」というくだりが出てきたとき、あああああーそっそんな使い方が！？！？となって、あまりの衝撃にパニックに陥って、一読目それ以降のことが頭に入らなかったくらいです笑。「ビンゴ」という言葉が物語の大事な局面を現していたのもよかったなあ。シーン区切りの菱形五つも揃っていくビンゴを意識されていたんでしょうね。「お題を活かす」ってまさにこういうことですよね……いや本当にお見事でした。ていうか、「ビンゴ表でマークを作ってそのマークを取り入れたお話にしよう」という発想が浮かんだとして、あのビンゴ表を上手く埋めつつこんなに綺麗なストーリーラインを組み立てる実力本当に尋常じゃないですよね笑。いやもう凄い……ひれ伏しました。アッパレ！！
　キャラの魅力やかけあいや表現のひとつひとつまだまだ語りたいところではありますが、キリがないのでこのあたりにしておきます。大きな優しさに包まれた素敵な作品をありがとうございました。投稿お疲れ様でした！

このタイトル、そしてチラーミィ、まで見たところで進化するのかなーと思って読んでいたら意外な結末を迎えてしてやられたと思いました！　こういう予想を裏切ってくる感じ好きですね……！
　イーブイの無邪気さと幼さがすごく可愛くて、最初は危なっかしさもあるなぁと思いましたが終盤には素直に応援したいと思えました……！　ぜひともチラーミィと新たな住処を見つけて過ごしていく日々も見てみたいものです。
　ブラッキーも最初はクールなタイプかと思いきや、エーフィと再会してわんわん泣きじゃくるギャップがグッときました……！　みんな幸せになれてよかったなぁと……！
　可愛らしいポケモン達の冒険、シンプルながら入り込みやすい楽しい一作をありがとうございました！

　かわいいなぁ、なんて思っていたら凄かった。
　ビンゴ、点々で書いたバツ印に今回のテーマを重ね合わせる意匠やら、タイトルのダブルミーニングやらには、素直に脱帽です。趣向だけでなく、中身も面白かったです。（語彙力とは）

　楽しませていただきました！

ほっこりあたたかなお話でした、イーブイがかわいいのは言うまでもありませんがブラッキーもかわいかった！
どうして人間の文字や文化に精通してるのかと思いきや、エーフィが詳しかったんですね…てっきり元人間のポケモンだったのかと…。ポケモンではなくどうぐを預ける、ポケモン視点ならではの「図鑑埋め」がとてもかわいらしかったです。

>「はじめまして！　大好きです！　ぼくの恋人になってください！」

恋に未熟でまっすぐなイーブイちゃんかわいい！！いきなりこんなこと言われちゃったらびっくりしちゃいますよね…ブラッキーの横入りがあったとはいえ受け止めてくれるチラーミィさん素敵。
だんだんと仲を深めていってからの身を呈してチラーミィさんを守ったシーン、イーブイちゃんのまっすぐさが出ててすごくよかったです。かっこいい！
最後はエーフィさんも帰ってきてくれて最高のハッピーエンド！気持ちよく読み切ることができて心もあったかくなりました！

かわいい。果てしなくかわいい。
登場人物がかわいい。人選ならぬポケ選が最高。
イーブイかわいいかよ。なんだよ。私がチラーミィなら告白を秒でOKするよ。かわいい。
チラーミィもかわいい。歌が上手いチラーミィかわいい。
主人公のブラッキーも謎がちょっとあってかわいい。苦労屋さんかわいい。面倒見ちゃうお兄ちゃん。かわいい。
ドダイトスは私のシンオウ地方の相棒なので無条件にかわいい。
ヌメイルとかもカロス地方に居た時育ててた。はい、かわいい。
えーーーーーふぃーーー！！！！！！
お前…！お前…！恋愛が不器用故に奥さん怒らせちゃう系旦那か？？？？？は？？？？？？？？かわいい。
はーーーー、、こんなにかわいいをいっぱい詰め込んだ作品書けるのくそ羨ましいです。ありがとうございます。

　平仮名で書いてあるので、きっと掛詞なのだろうなぁと思っていました。一つだけ集め損ねたアイテムがあるという記述を見てもしやと思いましたが。コンプリートおめでとうございます。　
　他の方の感想にもありましたが、本当に最後の最後で心が洗われるようでした。この物語の中では描かれていませんが、ブラッキーとエーフィの元に遊びに来たイーブイの友達、チラーミィがひかりのいしでチラチーノに進化する未来が見えます。私が勝手に想像しているだけなので、本当にそうなるかどうかはわかりませんけれども（そもそも、お気に入りのアイテムをチラーミィに渡すかどうかも分かりませんけれども）

追記
感想会で初めて知ったのですが、投稿作品の画面さえも物語に組み込む手腕に脱帽です。ビンゴがちゃんとした斜め線にならないのを、ああも上手く利用するなんて！

７・ひかりのいし　主張するビンゴ・２

１ビンゴ目

ポケモンのタマゴを劇中に登場させる

タマゴが実際に登場しています。

大人を出す

ポケモンセンターにいた『ニンゲン』が２０歳以上だとすれば、
条件を満たす事になります。

ポケモンを七種類以上登場させる

ブラッキー・イーブイ・ドダイトス・チラーミィ・ビブラーバ・ヌメイル・エーフィ
７種類以上のポケモンが実際に『登場』していますね。

劇中でポケモンを交換させる

ポケモンを交換するシーンがあります。

ポケモンセンターを出す

主人公達がポケモンセンターに出向いています。

２ビンゴ目

フェアリータイプのワザを劇中で使う

ビブラーバが放った技がそうなのかな？上手く見つけられませんでした。

劇中でポケモンバトルをする

『ポケモンバトル』と言えるかどうか、微妙な描写ですね……
大勢の野生のポケモンに襲われて、仕方なく追い払っているので
『バトル』と言えるかどうか。ココは小テーマにそぐわないと思います。

ポケモンを七種類以上登場させる

ブラッキー・イーブイ・ドダイトス・チラーミィ・ビブラーバ・ヌメイル・エーフィ
７種類以上のポケモンが実際に『登場』していますね。

恋愛模様を描く

恋愛を描いていると思います。

イーブイかピカチュウを登場させる

イーブイが登場していますね。条件を満たしています。

ストーリー評価　６０点　小テーマ不合格　－１０

総合評価　５０点

『感想』

恋とはどんなものかしら。生まれるもの、忘れるもの、そして思い出すもの。

この作品はポケモンを通して『恋愛』を語る作品であると感じました。
作中のイーブイの『愛する人を守る』為の咄嗟の行為や、
相手を好きで好きでたまらないからこその『自立』を考えるブラッキー、
そして愛する人の為に大切な物を探し続けたエーフィと、
やはり忘れられず恋人を強く抱き締めるブラッキー。
恋の様々な形を短い小説でまとめる手腕はかなりのものです。

ただ、ポケモンバトルと言う小テーマに関しては『合格とは言い難い』
レベルなので、ビンゴが成立していないのかしているのかかなり悩みました。
結果として、マイナスを与える事になってしまった事に関しては
どちらが正しかったのか自分でも判然としません。
色々な見識と判断力が向上すれば、もっと上を目指せる作者だと
思っています。これから、さらに良い作品が書けると良いですね。

場面転換のスムーズさ、漫画を読んでいるかの様な『読み易さ』は
他の作者さん達が参考にすべき部分だと思います。
ただ、恋ってするのも書くのも難しいんですよね。
恋愛のストーリーってあの手塚先生ですら書けなかったやつですから。
難しいテーマに挑んで、一定の結果を残した作品だと思います。

ブラッキー視点で物語が進行するお話で無邪気で素直なイーブイに振り回されながらもチラーミィとの仲をとりもってあげるブラッキーの面倒見の良さが好きです！
突然「恋のヒケツ」を教えてとイーブイが訪ねてくるところから物語は広がっていき、序盤からこの物語の目的の1つを明確にすることでキャラクター達の行動理由がわかりやすく、内容が頭に入ってきやすかったです。
進化すると深夜テンション並みにハイになってるビブラーバのシーンは切迫した場面でしたが少しクスッとしてしまいましたが(笑)
物語が進むにつれてブラッキーの過去が明かされ、終盤でもう会えないと思っていたエーフィと再会するのもよかったです！
無難に「おかえり」とでも言うのかと思ったら
「バカーーーーーーーーーーーーッッッ！！！！！」って言ったのが本当に色んな感情が込み上げて言葉が纏まらない。けど何か言わなくてはいけないと思って出た言葉のような感じがしてよかったです！
最後にノートを埋めて終わるシーンでこの物語を締めくくるのも最高でした！！

いやあ、青春だなぁ......自分がこれを読んだ第1印象はこんな感じでした。とにかく甘酸っぱい。イーブイもブラッキーも、想いの健気さは似たようなものだなと感じました！
イーブイが、本気で可愛かったですね......。チラーミィに会うなり告白っていうのがそれを象徴していたと思います。そして、彼女を身を呈して守った事から、「本当に大好きなんだな」というのが感じられました。 この2匹は良い関係を築いていけるでしょうね......。
そして、タイトルの「ひかりのいし」について明らかになった時、やっぱりこれはブラッキーの物語だっていうのを改めて実感しました。本当に相思相愛でしたね......。ブラッキーはエーフィを待ち続け、エーフィはブラッキーのためにひかりのいしを探していた......もう末永く幸せになって貰いたい()
恋とか愛情って、やっぱり凄いんだなと思える作品でした！
投稿お疲れ様でした！

　ビンゴの形を活かしたお話の構成がお見事でした。最後の『てんてんで描いたバツ印』はもちろんのこと、『もしもそんなことがあるとすればそれはよっぽど上手く何かがビンゴした時で』の一文、これが本当にいい仕事してると思います。実際によっぽどうまくお題がビンゴしているのだから、説得力が折り紙付きです。
　文章そのものもきれいで読みやすく、すらすら読めました。でも、エーフィの存在や彼女がひかりのいしを探していたことが、終盤になってようやく語られるのはちょっと唐突すぎる感じがしました。伏線があってくれればと思ったのですが、字数の都合で難しかったのでしょうか。

　超・好き！！作品のひとつ！！！！
　まず登場人物が全員可愛い。展開がすっごくキレイ。まとまってる。熱い。終わり方ハッピーエンド。完璧。好き。
　ブラッキーが大人なところ良いですよね！！きっちりイーブイもチラーミィちゃんも大事なところで守ってるところカッコいい……！！なんだかんだ面倒臭そ～にしつつも、ため息つきつつも、イーブイのフォローをしてくれるし、もうね！好き！！大好き！！
　イーブイもめちゃめちゃ可愛いんですよね……暴走でしてチラーミィちゃんに勢いあまって告白しちゃうところも可愛いですし、まぁそれをフォローするブラッキーさんもきゃわわですけどね！「あぁ今日もチラーミィちゃん可愛いなぁ」ってお前も可愛いわ！！！！！ブラッキーさんが「大切なものを守れたら大人だ」って言ったのをちゃんと覚えておいて、ここぞという時にチラーミィちゃんを見を呈して庇えたのめっちゃカッコいいです！「ぼく、大人になれたかなぁ」的なこと言ったところ！！！めっちゃ！！好き！！イーブイが可愛いだけでなく、素直で格好良くて最高だということが一番に伝わったシーンですよね(吐血)これはチラーミィちゃん惚れますわぁ……。だんだんとブラッキーを二匹が必要としなくなるのもなんか、寂しかったけど、良いと思います。でも本当に困った時は真っ先にブラッキーに相談するのかな？最後の最後にエーフィが戻ってくるシーンもめちゃくちゃいいです。完璧に死んだと思ってましたからね……。もしくはゲットされちゃったか。エーフィも、きっと旅先でブラッキーの事を思い出してたんだろうなぁって考えるとめちゃくちゃエモエモじゃないですか？？？？？あぁ～隣が寒い……。ここに！！空いた！！一匹分の！！空間が！！！お互いに｢少し寒い｣とか考えちゃうんですよォ！！！！！スーパー好き！！
　ノートと作品一覧の部分の表示がリンクしてるって全然気がつかなくて、オフ会で指摘されてあぁ～！！ってなってめっちゃ感動したんですよね……天才かよ……。

オトナなブラッキーさんに終始ニヤニヤさせられました。ショタイーブイとチラーミィちゃんもうまくやってるようで何より。
でも結局ブラッキーさんはエーフィのことを忘れられなくて…純愛と純愛でごちそうさまでした！

んにゃああああ可愛いいい！！！（いきなりごめんなさい←）
まず言いたい感想が「可愛かった」です。ハイ！純粋にチラーミィちゃんに恋をするイーブイとか、呆れながらもその恋のキューピットになってあげるブラッキーとか、いきなりイーブイに告白されて目をまん丸にさせるチラーミィちゃんとか！！
癒しですね。特にイーブイがチラーミィちゃんにいきなり告白するシーンは、「やっちゃったよこの子！！！」といった感じにブラッキーと感情をシンクロせざるを得ませんでした←
ビブラーバと戦闘するシーンは、ブラッキーが頑張ってて凄くシリアスなのですが、その中でもイーブイがチラーミィちゃんを庇って攻撃を受け、「ブラッキーさん……ぼく、大切なものを守れたよ。ぼく、大人になれたかなあ……？」って言う場面……イーブイが健気過ぎて可愛すぎる……まさに光の意思です……！((

それでその後のシーンでチラーミィちゃんが悪戯っぽくイーブイに微笑むのがまた良いですよねぇ。もうお似合いカップルだと思います。もしここでチラーミィちゃんがイーブイのほっぺにチューとかしてたらあまりの尊さに悶えてたと思います←
ラストシーンの一つ前、ブラッキーとドダイトスが会話するシーンもとても好きです。根拠はないけれど、エーフィは帰ってくるよと励ましてあげるドダイトスと、その言葉を素直に受け取って「うん」と頷くブラッキーが素敵です……優しい関係なんですね。もー、こんな時にエーフィさんは何やってるのよ！！早く帰ってきてあげて！←((次のシーンで帰ってくる

あとビンゴの使い方が素晴らしいですね！まさかノートの印を表しているとは……驚きでした！タイトルのダブルミーニングも素晴らしかったです！
投稿、お疲れ様でした！

この斜めビンゴにする執念、流石です。このために字数削ったのかなと思うと、15000字以上というお題作ったのが申し訳ない。
交換やポケモンセンターなどといったお題もサクサク回収できていて凄かったです。
可愛いストーリーだけどきちんと山が用意されていてすごく読み応えがありました。
ポケモン達の描写もうまかったしキャラも可愛い。もう最初イーブイが可愛いなあと思ってたら最後でブラッキーお前めっちゃ可愛いな！？　もうどのキャラも推せる素敵な作品でした。
これこれこれこの読後感！　愛しくってたまりませんわ！
最初はもうなーんにもわかってないイーブイが、この短いお話の中でもちょっとずつ変わっていっていいなあと思ってたら、最後はクールぶってる雰囲気だったブラッキーの方ががっつり恋してて、ほんと体の中にあるすべての毒素が取り除かれたような気になりました。
それに最後のギミックは理解したとき感動しました。てんてんとバッテンを打ってタイトルと日付を横に書く……。まさかの投稿ページの再現とは！！！　本企画で最も粋な取り組みだと思いました。
この子らならもっとイチャコラ読みたいな、って思う素敵な作品でした！

　これはね、すごく良い設定と描写、またギミックが盛り沢山だったと思います。ビンゴの形をストーリの中に織り込んでくる設定は見事でしたし、進化に対する感情を爆発させているビブラーバの場面などは自分では一生かかっても書けないだろうなというパワーを感じました。これだけの作品をこの文字数でまとめたのは本当にすごいと思います。
　ただ一つだけどうしても気になったことがあって、これは非常に小さなことなのかもしれないんですけども、やっぱりエーフィがブラッキーに何も言わずに消えていたことがどうしても気になってしまったんですね。あまりこういう部分を評価に加えたくはないんですけども、これはどうしても気になってしまいました。

　小道具の使い方がすてきです。
　ちょん、ちょん、ときのみの汁でバツ印を書くブラッキー。かわいい。ゆび先があまり器用でなさそうなのもかわいいですね。
　ビブラーバのシーンがとてもすきです。まず、ポケモンのチョイスが妙（奇妙の妙じゃなくうつくしいの意）。身体のかたちがあまりにも変わってしまって、急にドラゴンタイプも付与されるナックラー→ビブラーバの進化に、あの暴れようも納得。大変な状況なのに、どこか美しい。（あと、ハイになってるビブラーバかわいい。スバラシイ進化！　チカラヲ、ミテクレ！）このビブラーバ、今企画のなかでも特に印象に残っています。

子供らしさを存分に発揮する純朴で愛らしいイーブイの「光の意志」の行方の話に見せかけ、しっかりアイテムとしての「ひかりのいし」も重要になってくる構成がニクい。イーブイが主人公かと思っていたらクローズアップされ始めるブラッキーの姿に見入っていてすっかり表題が抜け落ちていたところに鮮やかな光の石が！
イーブイとチラーミィ、ヌメイル夫婦にタマゴと二人で生きることを選んだポケモンやその愛の結晶が話を進めていく大きな鍵となった作品でしたが、「愛情と幸福に満ちた時」起きるなつき進化までもがそれに関連していたとは予想できず、終盤の展開には大いに驚かされました。
ポケモンがポケモンとして行える形での「図鑑埋め」、そして文字を書けない野生ポケモンがそれを行う形として、お題ビンゴそのものの「てんてんで描いたバツ印」とするアイデアもとても面白かったです。エーフィとブラッキーの二人は恋仲であるようにも仲間であるようにも、はたまた兄弟であるようにも見えますが、作中のタマゴを見ているとあの図鑑もまたそれに似て二人の絆の結晶に見えてくる。

　今回の企画でビンゴを上手く扱っている作品の一つだと思いました。なるほどなあ……とはあああほおおおすごおおいとなるばかりです。ビンゴをそろえるだけで大変なのに、思った形を作るのは本当に大変だったんだと思います。思い通りの形を作るってことは、埋まらないように気にしなきゃいけないということもありますから、これは大変。凄いです。
　物語も、非常にかわいいものでしたね……。イーブイやチラーミィみたいに、突然幼くなったかのように「バカーーーーーーーー！！」と叫んでしまうブラッキーのギャップが……良い……。
　ビブラーバ達の描写もすごく良いなあって思いました。悪として描くのではなく、あくまで生態として扱うところに綺麗さを感じました。進化して自分の力をミテ！　ミテ！　と受け止められない描写もなるほどなあ、そうだよなあって思いました。自分の姿がいきなり変わって、大きく力がつくんですもんね。確かにそうなるのかも。
　エーフィが戻って全てが元通りなのかもしれませんが、唐突に戻ってきた感は少しあるなあと思ったので、その辺もうちょっと引っ張れたり、エピソード入れたりすると分厚くなるのかななんて思いつつも、そうするとビンゴのギミックが使えなくなりますし、難しいところですね。
　楽しくかわいいお話を、ありがとうございます。投稿お疲れ様でした！

ダブルミーニングが決まっていた作品だと思いました。
真っ先に「光の意思」が出てきて、最後にタイトルを見てほとんどの方が想像するであろう「光の石」を出す。見事な回収だと思いました。
ツイッターを見ていると、投稿日付やビンゴも作品の中に取り入れている様子。それを知ってから読むと、確かに最後が「なるほど！」となりました。上手いです。こういうビンゴの使い方、私は全く思いつかなかったので尚更そう思いました。
イーブイはチラーミィと一緒になれて、ブラッキーもエーフィが戻ってきてハッピーエンド。……大変微笑ましい終わりなのですが、個人的には二組が一緒にお出かけしたり何なりしているシーンも見たかった気がします（ビンゴの関係上、難しいかもしれませんが）。
あと、結局ブラッキーの性別がどっちか判断できなかったため（え）、作者様の解説が待ち遠しい作品だと思いました。

拙作にお目通しいただき誠にありがとうございます。

今回のポケストのお題はビンゴということで、ビンゴ表の形を何か面白く埋めたいな～というところから書き始めたお話でした。ビンゴ表の形を作るため、「人間の登場人物を二人以上にする」を達成してはいけない＝人間の登場は一人まで、という制約がありましたので、ポケモンたちが主役の物語になりました。「ポケモンを交換させる」「ポケモンセンターを出す」というお題を埋めつつ、人間を一人しか出せないのはなかなかの苦戦ポイントでした。
主人公のブラッキーをはじめとするポケモンたちの愛らしさ、カッコよさ、美しさ、大切な誰かを想う気持ち……彼らの魅力を、めいっぱい引き出せていればよいなと思います。

「ひかりのいし」の名前の横に、日付とてんてんで描いたバツ印の浮かぶ結末を迎えられた物語を、最後まで見届けてくださって本当にありがとうございました！

とても可愛らしく、ポケモンが生き生きした作品だなと思います。突然告白をしたイーブイを一生懸命フォローする所が好きです。なんだかんだため息や悪態をつきながらも若い子を助けてあげるという、ブラッキーの面倒見のいい性格が伝わってきます。
きれいなぬけがらというどうぐ初めて知りました。バトルで必ず交代できる道具なんですね。この世界では逃げられるという表現になっているのが面白い。ポケモンが生み出したその道具が、彼らの生き抜く手段として活用されている所が新しい視点でした。
この小説で私が一番好きなところは、ビブラーバの群れの描写ですね。この企画の中でも随一というほど好きです。数年に一度、満月の日に集団で進化をするビブラーバの群れ！
＞　ビブラーバたちは狂ったように森の中を飛行した。進化したての体に戸惑い、歓喜し、自らの限界を確かめるべく力を放出した。　
＞「チカラが満ちる！　オレのチカラを！　チカラを！　ミテ！！」
＞先のビブラーバと同じように、チカラを見てくれ！　とかスバラシイ進化！　とか騒いでいる。とても話の通じる状態ではない。
すごい。ポケモン視点の一人称ならではの表現ですね。衝撃でした。ポケモンという生物の本能を感じて震えました。かっこいいなあ。狂気の中で襲い掛かるビブラーバをいとも簡単に倒してしまうブラッキーもかっこいいです。いいシーンだなあ。
それから、ブラッキーとドダイトスが満月の夜にお話するシーンも叙情的ですごく好きです。そしてビンゴのギミックも素晴らしいなと思いました。

とても可愛らしくて、心暖まるお話でした。それでいて凄まじく完成度が高かったですね。よくここまで練り込んだりなあと感嘆しました。やばいですねこれは。

伏線が至る所にはられていて、それでお話が後半で全部生きているなあと感じました。凄くシステマティックな小説だと感じました。理系がこういうロジカルな小説大好きだと思います。特に情報工学部の人は、前半の文章が後半につながってくるのめっちゃ好き。自分の偏見かもしれないですけどね。
>ここは一人で暮らすには、ちょっと大きすぎる巣穴だ。
とか、
>「大切なものを自分で守れるようになったら大人だ」
とか、そういった細かい部分がすべて後半が活かされている。もはや無駄な文章が一文もないんじゃないかってぐらい無駄がないですよね。

それでいて凄く読みやすくて、スラスラ頭に入ってくるんですよね。描写に取りこぼしがないというか。イーブイがやらかしたときとに、こういう説明をブラッキーがチラーミィにしてフォローしましたよっていうのが、丁寧に説明されているのが素晴らしいなって思います。最後エーフィが帰ってくるときも、ちゃんとイーブイが進化した姿だと読者が誤解しないように、しっかり説明がされていて、それでいて全然くどさを感じないんですよね。上手いよなあって思います。

こういう一文が短くて平易な言葉で綴られている文章って、一見すると誰でも簡単に書けるだろうと思われがちな所ってあると思うです。でも、実際は書くのめちゃくちゃ難しいんですよ。
語彙が豊富で言い回しが凝られた文章も、それはそれで凄いんですけど、こういうパッと見では巧く見えない文章も、評価されて欲しいなって個人的には思います。

更にはこの小説って、ビンゴの使い方も凄いんですよね。ばつ印になるようにお題を回収していくのはとんでもない熱意と力量を感じます。特にポケモンの数が丁度7匹で、最後にエーフィが出てきてダブルビンゴが成立するのが、美しいなあと思いました。（他の投稿サイトにマルチポストするときどうするんだろうっていうのは、ちょっと気になりますけどね(笑)）

この小説は、めちゃくちゃ完成度高いと思います。完成度が高い故に、と言って良いのかどうか分かりませんが、粗がちょっと見えちゃった部分がありました。特に再読したときに。具体的には、ヌメイルがタマゴを置いて逃げてしまった点ですかね。いくら追われているとはといえ、我が子を置いて逃げるのかなあと少し思ってしまいました。また、エーフィがなぜブラッキーに何も言わずに消えてしまったのか、と言った点もちょっと違和感があったかなあ。お話が整理整頓されていて、かつ丁寧に説明されていて読みやすい文章だからこそ、整合性が取れていない部分が見えやすくなっちゃったかもしれません。システマティック小説の弱点、とも言うべき所でしょうか。たぶん他の小説だったら、気が付かないような些細なことなんだと思います。完成度が高いから故に、といった感じですかね。

完成度高くした結果粗見えるって言われても、じゃあどうしたらええねん！ って感じなんですけどね。星の数とかに関してはまだ考え中です。高評価をつけることは間違いないとは思いますが。だって完成度は高いですもんめちゃくちゃ。

後この小説は、キャラクターも凄く可愛らしいですよね。特にイーブイの可愛さが凄く発揮されていたと思います。イーブイとかブラッキーとか、ポケモン二次創作だと登場回数多いじゃないですか。だからありきたりに見えてしまうこともあると思うんですけど、この小説はキャラの可愛らしさが突き抜けており、ポケモンのチョイスのベタさがほとんど気にならなかったです。

投稿お疲れ様でした！　素晴らしかったです。ポケスト25の作品の中でもビンゴが良く活かされた作品であると感じました。

イーブイの恋の手伝いをすることで、ブラッキー自身の悩みも解決していく、非常にハートフルなお話でした。
冒頭から凄いですよね。純朴そうなイーブイが訪ねてきたと思ったら恋のヒケツ教えてもらおうとするし、しかも相手は一度も話したことのない相手だし。そりゃあブラッキーさんもため息が出るってもんです。自分も思わず「えぇ……」って言っちゃいました。
ブラッキーが最初のアプローチを考えているのにアドバイスを全部無視して突撃するイーブイ君に笑ってしまいました。こいつかわいいかよ。
ブラッキーの視点が中々に大人で、凄くいいなと思いました。特にイーブイがビブラーバの竜の息吹からチラーミィを守った時の地の文。
＞バカ者と叱るにはイーブイはあまりにも健気で、よくやったと褒めるには事態はあまりにも悪い方向に転がっていた。
この文章が凄いなと思いました。結構作中のノリ的にはどっちかの反応をしてしまいそうではないかと思うのですが、そこの絶妙な判断を描けるのは凄いなと。感情の流れをとても丁寧に描かれていると思いました。実は作者さん、結構大人な文章も書けるのでは？
ビンゴで埋めたマス目と、作中の×印とのリンクも上手いこと出来ているなぁと思いました。お題を埋めない必要もあるので、実質２５題全てに向き合ったことになりますね。凄いです。
エーフィも戻ってきてくれて……まさにHAPPY　END……胸のときめきがヤバイです。
ただ一つ、やっぱりブラッキーとエーフィのストーリーと、イーブイとチラーミィのストーリーを同時進行させて一つにまとめ上げて欲しかったな、と思いました。そこまでできていれば、この作品は相当に化けると思います。

　止まっていた時間がゆっくりと動き出すお話。幼さが残るイーブイの恋心を成り行きで手助けする内に自らの中に残り続けるエーフィへの募る想いを再確認していくブラッキー。人間に好意的なエーフィを咎める事無く自らもまたエーフィと共に人間の痕跡を辿った日々を思い出し、仲睦まじいイーブイとチラーミィに何かと助力していく姿が頼もしいです。最後には待ち望んでいたエーフィがひかりのいしを携えて戻って来て良かったです。ビブラーバに対して言い放ったセリフが年長者の風格が表れているので好きなセリフです。執筆お疲れ様でした！

「バカーーー!」でもう何もかも好きになっちまいますよね…

“
「ああ……こんなに胸が痛いのに、月の光を使っても、ちっとも楽にならないな。」

　ブラッキーの月光は今にも消えいりそうだった。体の傷はもうすっかり治っているのにその技を使い続けていることを、ドダイトスは初めから知っていた。
　月に浮かぶビブラーバの影が、一つ、また一つと、闇夜の中に消えていった。
”
ここがとても綺麗でな……。凶暴だったビブラーバの遠影とブラッキーの心情が重なっていて、それを熟知したドダイトスが慰めてくれる。心洗われるような描写でした。言葉すくななんですけどブラッキーどこまでも一途なんですよねえ〜〜〜好きって、好き！！！（くそトートロジー）
ブラッキー→→→→→←←エーフィくらいだったんじゃないかなあ。彼女がふらっと帰ってきて開口一番「バカーーーーーーーーーーーーッッッ！！！！！」ってちょ、さっきまでクールキャラでしたよねブラッキーさん!? それまで感情爆発させなかった彼がここまで真摯になるの、それだけエーフィを心配してたんだなって……。末長くお幸せにな……。
ブラッキーくん、毎日チラーミィちゃんとの恋模様を報告しにやってくるイーブイに適当なアドバイスくれてやってたんだけどある日タマゴを抱えながら彼女と一緒に焦った様子で訪ねられたら「ああああああああっおおおおおえへへえええええ!? いや君ら、君らおませさんねええええーーーーッ!!」ってなりません？ 私はなりました。いやめっっちゃビックリした……落とし物だったんだね……わたし普段そういうサイトで活動しているから尚更……。
作品本編も楽しいものでしたが、読み終わった後がね、もうね、ずるいわ。
ポケスト25の作品一覧に戻ったとき、見つけたひかりのいしと、日付と、マークが揃ってるじゃないですか。それだけでもう感動なんですけど、そこから上下に目を向けると、いろんな探し物が並んでいるんですよ。エーフィやブラッキーと一緒に読者が見つけた宝物が。私の投稿した作品もエーフィのノートに並べてくれるっていう心意気！ ポケスト25という小説大会さえ演出してやろうって意気込みがねえもうねえええーーーー！！！ 作者様すき……。私も読んだ作品の横にバッテンを書き加えていくとします。

ポケモン視点の表現がすごくいいなと思いました。
それとイーブイが可愛いのにくわえ、かっこよさを見せるところにグッと来ました。
そして最後にエーフィーが出てきたときはよかった！と口にしていました。
素敵なお話をありがとうございます。