超・鋼・探・偵 ダンバル!の感想

ラプエルさん
評価:☆☆☆☆☆☆
UZO探偵事務所を「ウゾ」って読んじゃってました、ユウゾウさんなんですね。
場面代わりのマークはダンバルを意識したものですかね、お洒落で好きです。

元トレーナーと、元捨てられポケモンのコンビ。悪態をつきながらばっちり仕事をこなすコンビネーションがとっても好きです。過去が気になる…
ユウゾウさんがポケモンの言葉を理解しているのではなく、弾吾郎さんが人間の言葉を話せるんですね…そのくせ依頼人が来たときはユウゾウさんに全部任せてガリガリ鳴く(?)だけなのはいらぬ混乱を生まぬためでしょうか。

七つ道具のイヤイヤボールや防塵マスクはきちんと使いこなせてるのに、ダウジングマシン…。弾吾郎さんが相棒になるまではきちんと使いこなせてたのかな?このコンビの間では絶対うまく使えないよなあ…。
先制の爪と頭突きのコンボ、インテリジェントかどうかはさておき素敵な機転。
サイコキネシスの嫌味とか、格好良かったって労いとか、掛け合いも素敵。
お題の使い方もお上手でした。

続編、待ってます!なーんて。
素敵な作品をありがとうございました!
乃響じゅん。さん
評価:☆☆☆☆☆☆
面白かったです!! ドタバタギャグではあるものの、内容はかなり骨太、読み応えのある作品でした。
冒頭からのツカミから上手いんですよね。鋼と超のタイプの組み合わせが最強であり、ひいては自分が最強であるという超プラス思考な性格が一発で分かってしまう。ダンバルの見た目とのギャップある性格と、どういう心持ちで読めばいいのかが一発で分かるいい導入でした。
弾吾郎、いい性格してますよね。めっちゃ好きです。
人前だとポケモン語に戻るのはなんでなんですかね。恥ずかしがり屋さんなんでしょうか。
ダウジングマシンが使えなくなるのが提案した自分の磁力のせいというのもうまいなぁと思いました。
進化すれば技も多彩で高い知能を持っているはずのポケモンなのに、進化前だと突進しか使えない脳筋キャラになってしまうダンバルのギャップがうまく表現されてて面白いです。
ピカチュウげんきでちゅうなどのネタも仕込まれているようですが、未プレイで拾えなかったのが残念です。
終夜さん
評価:☆☆☆☆☆☆
自信家な弾吾郎さん、かわいいなあ……あ~、愛でたい。
全体的にコミカルで、ラストまで楽しく、また安心して読み進めることができました。
タイトルもインパクト強くて好きです。最後に「!」付いているところもすごく好き。
蛇足ですが私自身、わりと脳筋なので探偵(物理)にはとても親近感を覚えました。
しかしユウゾウさんがトレーナーを止めて探偵になるまで、過去に一体何があったのでしょうか?
そこのところ、めちゃめちゃ気になりますねえ……。
機会があれば連載作品としても読んでみたい。そんな爽快感に満ちた、素敵なお話でした。

○□『この俺はウィットにも富んだ、非凡なダンバルなのだ』

ヒューーーッ!!イケメンな弾吾郎さん、最高やでぇ……。
葉穂々さん
評価:スキップ
自作です。
無機質に見えるポケモンが、偉そうに、情緒深く振る舞っていたら楽しいなぁと思いながら書いた一作です。

インテリ突進系ダンバルの、弾吾郎。
彼の様々な一面を楽しんで頂ければと思います。

ちなみに、イヤイヤボールの出典は「ポケモンスナップ」、モエギ草原と謎のカブの出典は「ピカチュウげんきでちゅう」からです。
凄く好きなんですよ、ピカチュウげんきでちゅう……よく遊んだモエギ草原ステージは、特に印象に残っています。
あすぺふさん
評価:☆☆☆☆☆
最初の導入が好きです。ドラマを見ているような気分になる面白い作品でした。
Pさん
評価:☆☆☆☆☆
探偵とその相棒のユーモア溢れる掛け合い、二人を取り巻くナゾノクサまみれの環境、取り込まれたげんきでチュウやポケモンスナップといった懐かしいネタ、特に見た目の変わらない突進と頭突き、そして鉄板の貧乏とトンデモ料理オチまで終始笑わせていただきました。
進化形まで含め、スーパーコンピュータにも例えられるほどの頭脳を持つという図鑑説明文と「突進しかできない」というゲーム上の特徴の双方を盛り込んでダンバルを愛すべきキャラに仕上げた腕前、素晴らしいものと思います。
またその相棒・ユウゾウさんも、過去のアイテムから現在のアイテムまでを揃えた「探偵七つ道具」、元トレーナーなどポケモン世界の探偵にありそうなキャラクターとしてよく考えられていると感じます。
二人が探偵として生きていくのか、それとも何かのきっかけを通じトレーナーの世界に復帰するのか、そしてダンバルは突進しか使えないダンバルを脱却できるのか。二人の未来までも気になる作品でした。
秋桜さん
評価:☆☆☆☆
懐かしいネタを交えながら軽妙に進んでいき楽しく読ませていただました。
雪椿さん
評価:☆☆☆☆☆
勢いや話のテンポ、ネタがとても好きです! ゲーム中で出てくる道具がたくさん登場してきて、その名前を見てユウゾウさんがそれを使用しているシーンを想像するだけでもかなり楽しめました。イヤイヤボールだけ記憶になかったため頭上に「???」が浮かびましたが、ピカチュウ元気でチュウやポケモンスナップに出てきた道具なのでしょうか。
ユウゾウさんの過去などもかなり気になったのですが、それを遥かに上回るくらいきになったのが、依頼の品を探す時に登場した謎のカブ……。何とも奇妙な形というと、今にも歩きそうとか「……カブ・カブブ……」鳴いていることから口があってそれが鳴き声に合わせて動いているとか、そんな感じですかね!? そうなると既にカブなのかすら怪しいですが、そのカブの登場が一番記憶に残りました(それを後に弾吾郎に食べさせようとするユウゾウさんにも)。あと、このカブもネタがあったのですね(元ネタのカブをよく知らないため、想像が間違っている可能性がかなり高いと思われます。すみません)。
一人と一匹の賑やかな探偵コンビの活躍を、これからも応援したいですね!
コメットさん
評価:☆☆☆☆
冒頭と言うかタイトルからもう飛ばしてるなって感じの作品でした。ユウゾウと話す時は「人間の言語」で話し、それ以外の戦闘中などは普通に鳴き声で表現する。勢いがありながら、この辺の細やかさは好きです。一人と一匹の、涙も笑いも誘う素敵な漫才を見ているような気分でした。
森羅さん
評価:☆☆☆☆
ピカチュウ元気でチュウのネタが……! ポケモンスナップのネタが……! 他の方が言われるまで気づきませんでした。すみません。すごい懐かしいです!!
ポケストカーニバルギャグ枠。テンポの良いやり取りと、文章はセンスの塊の一言です。こういうもの書けるのって一種の才能だと僕は思っているのですが、ダンバルのネーミングセンスと言い、「頭を使え(物理)」のネタと言い何から何まで笑い通しでした。是非シリーズ化して頂いて定期的に読みたいです。
照風めめさん
評価:☆☆☆☆
ノリと勢いでぶん殴ってくる感じ、たまりません。弾吾郎っていう名前がめっちゃキュートです。
この短編だけで終わるのがちょっと寂しいですね、オムニバス形式でもう少し読みたいなあ。
最初、タイトルの超はただの枕詞だと思ってましたが、エスパータイプの超ですか? なるほどなぁ!
ユウゾウもダンバルもどちらもキャラが立っていて、テンポよく読むことが出来ました。
舞台もわたしは全く気付かなかったのですが、派生作品から引っ張ってきてるのもこだわりを感じます。
全体的にまだまだ伸びしろがある作品だと思います。
あまもさん
評価:☆☆☆☆☆☆
デスクの文鎮のイケメンダンバル弾吾郎さんが可愛すぎます、グッズにほしいです!ハイテンションの合間の切ない過去のシーンがキャラを魅力的にしていて面白かったです!愉快な二人かと思いきや、きっと色んな過去があるんだろうと思わせる、出し過ぎない程度の過去描写が非常にそそられました。
リングさん
評価:☆☆☆☆☆
デコボココンビの、ドタバタ探偵ギャグものといった感じで、これを一話だけで終わらせてしまうのはもったいないと感じました。
進化したら優秀すぎて面白くなくなってしまいそうなので、これは早いところ変わらずの石を飲み込ませてしまいたいところですね。
水のミドリさん
評価:☆☆☆☆☆☆
タイトルと冒頭軽いメタ表現で「これはギャグ作品です」と提示したところがありがたい。頭から終わりまで笑っていられました。途中謎のシリアスでメリハリもあったり、ずっと楽しかったです。
ダンバルってこんな遊べたんですね。あまり題材として取り上げられないポケモンの可愛いさと魅力をいかんなく引き出しておられました。特徴を捉えるのも巧い。『デスクに文鎮のように鎮座するダンバル』って描写で探偵事務所の内装が浮かび上がりました。依頼人が「あっ、ダンバル」とのちに気づくあたりかなり風景に溶け込んでいたんでしょうねえ。後半に出てくるナゾノクサのバトルフィールドなども含め、絵作りが非常に巧妙でした。謎のカブを引っこ抜いた後の『それはカブ。』って表現すごい好きなので日常生活でも積極的に使っていきたいと思います。
さねたかさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
タイトルがかっこいい!しかも「超」ってカードゲームの方のタイプ表記じゃないですか。名前も間違いでなければゲーム中のセリフをもじってますよね。たしか張り手のやつ……違うかもしれませんけどっ。
作者様いたるところにネタをすっと入れてくるので油断ならない。ポケモンだけでなく、灰色の脳細胞をもじった青銅色の脳細胞とか。ポワロか!さてはかなりの探偵物好きだな!
では姿勢を正して感想いきます。
すごく勢いのある作品でした。ダンバルが主役の探偵物という意外性、コメディ特化のテンポがいい文章。そして意識を失った弾吾郎の、ユウゾウを想う独白がそれまでのコメディと一線を画すシリアスさで、話の強弱の付け方が巧い。文字なのに、弾吾郎からの愛をひしひしと感じる。作品ごとにマッチした文体があるんだと再認識したくらい、完璧な文章でした。三題もネタと同じくささっと入っててその才能に嫉妬してしまいます。「どくのこな」だから防毒マスクじゃなくて防塵マスクという細やかさも作者様の丁寧さを感じ取れます。
ネタといえば、モエギ草原、ナゾノクサ、ナゾのカブ、ケーシィの店……ああ、懐かしきかな64。イヤイヤボールとかあまりにも懐かしすぎてウルっときました。しかしよく考えると十年以上前の、げんきでちゅうに至っては移植されてないゲームなんですよね。世代が若い人たちはわかるのだろうか、とやや心配になったりしました。まあ、オマージュ元がわからなくても話自体が面白いので大丈夫でしょう。
なにげに今作で一番好きなセリフがワカバさんの「あっ、ダンバル」でした。感嘆符がないのがいい。すごく好きです。全部好きです。
砂糖水さん
評価:☆☆☆☆☆☆
インテリジェントな戦いとは…w
カブ・カブブ、など随所に笑えるところがありつつも熱いお話でした。
彼らの過去についてももっと読んでみたいと思わせるいい作品だったと思います。シリーズ化してもいいのよ?(
586さん
評価:☆☆☆☆☆
イヤイヤボール、懐かしいですね。スピンオフ作品からネタを拾ってきてくれるところがいいな~と思いました。
猫村さん
評価:☆☆
ひたすら勢いが良く、小学生向けアニメでありそうだなぁ。と思いました。ダンバルはつよし。
カイさん
評価:☆☆☆☆☆☆
とても軽やかな読み口でありながらもしっかりとしたストーリー構成で大変面白かったです!実はユウゾウのこと大好きな弾吾郎くんめっちゃいいです……いい……。「ダンバルは突進しか覚えない」というの後から知って、すごく感動しました。あの頭突きは、頭脳的(物理)な突進ということだったんですね…!マスクネームも併せ、なるほどな~と感心しました。
ユウゾウさんの過去も色々ありそうですし、ぜひシリーズ化してほしい作品です。
うにゃさん
評価:☆☆☆☆
がんばるダンバル…見た目によらず渋いキャラがいいですね!〇□がダンバルに見えてきました〇□
しろあんさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
ええっ、この作品はかなり好きだ……!
弾吾郎とユウゾウの掛け合いが面白くて良かったです!ケーシィのお店ってピカチュウげんきでちゅうで出てきたやつですよね。懐かしい……
インテリジェント(物理)な戦いも凄い笑えて良かったです((
生活費カツカツの探偵コンビはこれからもドタバタ事件を解決していくのでしょうね、素晴らしい作品でした!
円山翔さん
評価:☆☆☆☆
いやぁ笑いました。ウィットに富んでいて素晴らしい。依頼料が消えるのはお約束…?ちなみに、とっしん以外は自力で覚えられないダンバルですが、人から教えてもらうことでアイアンヘッドやしねんのずつきが使えるようになることを、調べて初めて知りました。どちらも怯みの追加効果を持つ技なので、きっと今回のダンバルが使ったのもそのあたりですね。
ionさん
評価:☆☆
『相手にターンを渡さない……これこそインテリジェントな戦いだ』

言うて夜行性のくだりで知的な探偵アピールはしているんですよね。
区切り線(○□○□○□○□)がかわいいこと気づいた人ほんとうにインテリジェントだったなあ。
はがね・エスパーであることの、強く賢いという伏線回収はこの作品ならではだとも思いました。
以上、この作品の魅力については他の方々が散々触れてくれています。

 ただの同僚ではなく彼等が唯一無二の相棒だというなら、これがたとえば序盤の回のひとつだとして。
せめてドラマ版第一シーズンの終盤でユウゾウの過去を弾五郎が「知る」展開が自分得だなあと思わなくもない。
いや第いくつシーズンでもいいんですけど。 
相手の根本にあるものを知らないままで相棒していく、というエンドは、ビターではあるが僕の価値観にはそぐわないな、と感じます。
本編内で明かせ、ということではなく、いつか自分に教えてくれるぐらいに信頼してくれるといい、ユウゾウの中にあるものを半分肩代わりできるアルティメットスーパーポケモンになってやる、のひとことがこの作品内で欲しかった、ということで。
相手にただ従い、たまにいっしょに駄弁るだけではなく。弾五郎自身がユウゾウと一緒にいる理由は心から分かるように分かりやすく開示してありますが、
自分から役に立てる方法を検討する姿勢…、でもこれ単なる僕の人間関係観ですね。たぶん覆されることがあったら簡単に更新されるやつ。

すごく分かりやすくて読みやすかったけど、自分にとっては性癖どんぴしゃではないな、と思います。
過去でなく、目標というか彼等がどういう理由で今の生き方をしていたのか。何に喜びを感じるのかを、仄めかすような感情描写。それが僕が物語の登場人物に望んでいるもののひとつなんですけど、人によって偏っている好みのひとつではあるので。
Ryoさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
「喋れる」というオプションこそ付いているんですが、表情や動きのバリエーションをつけるのが非常に難しいと思われるダンバルというポケモンをここまで魅力的に描けるのは素晴らしいと思います。ダンバルが喋れる理由を冒頭でガーッと説明しちゃうのも好きです(力技に弱い)
探偵ものなのですが、起きている事件もどこかほのぼの、ナゾノクサに襲われてピンチになってハラハラしつつも、バトルが本業でない二人の機転と探偵七つ道具ですぐさま覆す展開の小気味よさ、読んでいてとても楽しかったです。
何よりツボったのは作中の小道具、小ネタが基本的にスピンオフから出てきてることでしょうか。謎のカブ(ほんとになんなの!?鳴くし…)やモエギ草原、ケーシィの店は「ピカチュウげんきでちゅう」、イヤイヤボールは「ポケモンスナップ」、ストーリー全体が醸し出す雰囲気は「名探偵ピカチュウ」……
そして作中で示唆されるダンバルやユウゾウの過去からは、彼らが「ポケモン」というゲームの本編、ポケモンリーグの頂点を目指すトレーナーの物語から弾き出されてしまうようなポケモンであり、人間であることが察せられます。それを思うと、このスピンオフのごった煮のような世界で、彼らが大変ながらも楽しく暮らせていることは、ポケモン世界の限りない広がりと無限の可能性を示しているようで、とても嬉しくなります。
二人の友情と生活にあこがれてしまう一作でした。ありがとうございました!
rairaibou(風)さん
評価:☆☆☆☆☆☆
 面白い作品でした。登場人物のキャラクターが最高ですね、個人的に少しやりすぎのような場面もありましたが、それでも十分すぎるほどに魅力的でした
逆行さん
評価:☆☆☆☆
 最初の冒頭が好みでした。ダンバル……お前何を言ってるのかと……。ツカミは完璧だと思います。WEB小説ならではの行開けテクニックの使い方も上手いし。 
『ピカチュウ元気でちゅう』や『ポケモンスナップ』ネタを盛り込みつつ、それらのゲーム内容に関わりのないお話を展開させていく試みは大変ユニークで面白いと感じます。世代直撃ですごく懐かしくて読んでいて楽しかったです。ありがとうございます。ケーシィのお店の所が特に懐かしくて泣きそうになりました( 
 これらのネタを知らない人も多いのは事実です。そこでネタ部分に”注釈”をつけ、説明を加えるのはどうかなと思いました。注釈付けると読む側の集中却って削いじゃうかな? 難しいっすねこのあたりは。 
 「探偵七つ道具」をしつこく出してきたり、ダンバルに対してワザとサイコキネシスを命令したりと、あらゆる手段を駆使してお話を面白くしている印象です。 
 「何たるご都合展開」って自分で言っちゃう部分はちょっと引っ掛かってしまいました。コメディ小説だったら例えご都合主義だろうとそこは勢いで誤魔化して欲しかったなと思います。 
 過去のゲームネタと言い、この小説は凄い『サービス精神』に溢れていると感じました。コメディなので一見好き放題書いているようにも見えるのですが、実は読者のことをめちゃくちゃ考えて書かれたのではないかと思うのです。
フィッターRさん
評価:☆☆☆☆☆☆
 最初から最後まで、笑いを誘うネタが中だるみすることなく、かつ胸焼けすることもない絶妙な頻度で盛り込まれた完成度の高いコメディだったと思います。ダンバルの身体を指すダウジングマシンとか謎のカブ("カブ・カブブ"は謎のカブを見たユウゾウの言葉だったのでしょうか)とか"俺には手足が無い。手も足も出ない、お手上げというやつだ"とか好きな表現はたくさんありますが、"頭を使え"からの頭突き怯み戦法は特にずるい。実際インテリジェンスっちゃインテリジェンスなのがなおさら笑いを誘います。
 ピカチュウげんきでちゅうやポケモンスナップなど、僕は未プレイの懐かしいゲームのネタもいくらか入っていたとのことですが、知らない自分が読んでも物語が理解できないようなことにはならなかったのが好印象です。
ポリゴ糖さん
評価:☆☆☆☆☆
 息ぴったりのユウゾウさんと弾五郎の掛け合いが漫才のようで、非常に楽しく読めました。サクサク進むギャグパートの中に、ぽつんと回想シーンという真反対のエッセンスを加えることで、単なるギャグに留まらない物語、それを書き切るセンスというものを感じます。視点移動がそれなりに多かったですがあまり混乱しなかったのも良かったところ。最初の掴みもバッチリだと思います。
 ピカチュウげんきでちゅうのネタだと知ってびっくりでした。ゲームの存在自体は知っていたのですが、まさかそこからネタを持ってくるとは……。ポケモンの世界の広さを感じました。
 一つだけ無粋なことを言うのであれば、防塵ゴーグル・人間用の説明はしっかりなされているのですが、ここで勢いよく進む物語にブレーキがかかった感触でした。詳しい説明は非常にありがたいのですが、このアイテムが登場する場面はかなり切羽詰まった状況で、もう少しさらっと流す形での説明でも良かったのではないかと。逆に言えば他の部分がスピードを感じられるほどよい文章量だったということでもあります。
 この作品一つで完結していますが、彼らの活躍、いっそシリーズ化しないかななどと思っていたりします。面白かった!
春さん
評価:☆☆☆☆☆☆
 強く賢く強靭なダンバル(自称)とそのトレーナーユウゾウのボケ突っ込みな掛け合いの面白い作品。キャラ立ち、起承転結ともに短編として綺麗にまとまった、読みやすいコメディでした。ダンバルのキャラが濃い。導入からすでに濃い。突っ込み役かつ時にボケるユウゾウと良いコンビ。一話完結形式の短編連作としてゆるく読みたくなります。
 「先制の爪」の伏線の回収お見事でした。完全にネタだと思っていたカブも、ラストでまたもネタとして回収。カブ……お前いったい何者なんだ。というか、お前本当にカブか? この短編のおかけで、スーパーでカブを見かけるたびに「ナゾノクサ! ナゾノクサじゃないか!」とゆーボケでしばらく楽しめそうです。ありがとうございます。
 ポケモンの技や実際に存在する「どうぐ」を上手く使っていて、ポケモンの世界で彼らが本当に探偵業をやっているようでした。たぶん、ゲーム中にしれっといたとしても違和感がない……。ラストで結局プラマイゼロ的になってるのも、探偵事務所もののお約束っぽくて好きです。
 二人の掛け合いのセリフはどれも面白くて好きなのですが、特に
「運の良さって、トレーナーに求められる資質の一つらしいってことさ」
『相手にターンを渡さない……これこそインテリジェントな戦いだ』
の二つが好きです。特に二つ目は「インテリジェント……とは……」と考え込みそうになりました。一つ目のセリフは、終盤にユウゾウの過去を知ってから読み返すと、なんとなく切なくなります。後少し、彼には運が足りなくて掴めなかったのかなって。
 ダンバルとユウゾウは、お互いに重いものを背負っているみたいですね。シリアスな過去を持ちつつも、今を笑って過ごす彼らには、絆と強さを感じます。
 あと何となく読み終えて思ったのですが、作者さんポケモンゲームやり込んでそうですね。「ターン」のくだりから、遊戯王とかももしかしたら好きなんじゃないかなーと思いました。ドロー! ずっと俺のターン!
 ポケモンが人語を話す設定はあまり好きじゃなかったんですが、ダンバルが「造作もないこと……」とかいうので「なるほど」と納得してしまいました。発信って事は喋るというよりテレパシーとかそんな感じなのかな?
 では腹筋に一撃を与える短編を、ありがとうございました!
シガラキさん
評価:☆☆☆☆☆☆
 冒頭の語りからもう手慣れてる感がします。ユウゾウと弾吾郎のコンビ、今企画で一番すきかもしれません。弾吾郎の真面目にボケていく感じがもうたまらないぐらいすきです。突進しか使えない弾吾郎に地震やらサイコキネシスやらを指示しちゃうユウゾウもすきです。もうこの1人と1匹の仲良しな感じがたまらんです。本筋とは少しそれるのですが、これを読んでアニポケAGでダンバルを使ってサトシのピカチュウを追い詰めたトレーナーを思い出しました。懐かしい。
 たくさんのナゾノクサ、ナゾノクサ、ナゾノクサ……。他の感想でもたくさん言っているんですが、発想が素晴らしい! 何を食べたらこんな面白い発想が思い浮かぶのか……。ぜひその発想が欲しいです。そしてナゾノクサが夜行性なこと、ちゃんと調べていてすごいなあと思いました。夢特性の『にげあし』を持つ個体にまで配慮されていて、雰囲気以上に地盤がきちんと固まっているまさにお手本と呼べるぐらいの周到さを持った作品です。私が気づかないだけでまだ原作ネタがあるかもしれません。探偵七つ道具もそれらしくてすきです。弾吾郎の過去もジーンときました。やられる直前の走馬灯みたいなものなんでしょうか。孵化余りで捨てられてしまったのかな……。しかし見捨てず助けに来るユウゾウ! いいですねえ! このコンビやっぱりすきです!
 決死のデスマッチを仕掛けられた彼ら! 強力な相手を前に苦戦するも、『頭を使え』というユウゾウの助言に弾吾郎も『まさか……!』と返す。私も何かな何かなとワクワクした矢先、『頭突き』だぁ! しかし怯み効果によるインテリジェントなワンターンキル! これはインテリジェントな戦法です! 誰が! 何と言おうと!
 綺麗にまとまっていた短編作品でした! 作品投稿、お疲れ様でした!
北埜とらさん
評価:☆☆☆☆
 冒頭の破壊力が高すぎるwwww最も優れたタイプの組み合わせをスーパーコンピュータ並みの頭脳で弾き出す弾吾郎さんの名推理に読者完敗です!! さすが弾吾郎さんだぜ!!
 ユウゾウさんと弾吾郎さん、この二人のコンビのかけあいが素敵で終始ノリノリで読み進めることができました。かけあいの中で二人分のキャラを立て、ギャグを織り交ぜながらどんどん話を進行させて、なれそめから良い感じの雰囲気にまで盛り上げて、最後には貧乏生活に戻ってつづくったらつづく! で終わる感じ、エンタメ短編小説としてめっちゃレベル高いなあと感心させられます。
 かけあいの好きポイントが多すぎるのですが、ダウジングマシンでの体を張った(?)ボケ、謎のカブ(えっ鳴いてる……? カブ鳴いてる?これ カプ・コケコみたいに鳴いてますよね……? えっカブの守り神カブ・カブブ……?)からの怒涛のナゾノクサ神経衰弱、『波音』をナゾノクサの群生で消化してくる発想に舌を巻き、ダンバルの覚える技いじりに何度も笑い、『頭を使え』と言っているにも関わらずせんせいのツメ&怯み狙いの頭突きという超運任せ脳筋戦法の勢いに抱腹絶倒……からの感動……からの謎のカブ……えっそのカブさっき鳴いてましたよね……茹でたんですか……カブ・カブブって鳴い……守り神……えっ……(食えるかーっ!笑)
 いやはや、テンション任せでない確かな技量に裏打ちされたハイテンション作品だなあと感じました。この二人のお話をもっと読んでみたいなあ~!
 投稿お疲れさまでした!
レイコさん
評価:☆☆☆☆☆
 ダンバル~!! 仲間内でもとりわけ優秀で才能に溢れ、イケメンで人語もちょちょいのちょいと扱えるダンバルさん、素晴らしいですね。ユウゾウさんだからUZO事務所なんですね、小洒落てますね。「ピカチュウげん〇でチュウ」の小ネタがちりばめられていて、懐かしさでテンション上がりました。モエギ草原といえばナゾのカブにケーシィのお店、どれも外せませんね。なんたるご都合主義=運の強さも実力のうち、お見事です。ポケモンス〇ップのイヤイヤボールが探偵道具に浸透しているとは、時代の変化を感じました。自力習得では「とっしん」しか覚えられない弾吾郎が土壇場で「ずつき」を使えたのはある種、奇跡ですね(一応、教え技がありますけども)。“頭を使った”ごり押しインテリ戦法、すがすがしかったです。弾吾郎のモノローグでひっそり語られる、ユウゾウさんの過去。一体なにがあったのでしょう。気になります。弾吾郎はユウゾウ想いのいいパートナーですね。ナゾのカブがすっごいマズそうな描写で笑いました。名コンビの今後の活躍、応援しております。投稿、お疲れ様でした。
はやめさん
評価:☆☆☆☆
 タイトルからあふれでる勢いが、そのまま突進の迫力に繋がっていますね。覚えやすく親しみやすいタイトルでGoodです。
 ダンバルの技限定をネタにするのはやめてあげて!(切実) しかしこのダンバル、ウイット周りの賢さを見るに、やはり将来スーパーコンピューターに匹敵するポケモンの進化前なんだなと。なかなかにシュールな展開が続く、このシュールギャグ感は静かなる笑いを誘う感じで後から効いてくるタイプですね。作者さん、恐らくギャグを書き慣れていらっしゃるのでは。
 終わり方としては連載ものの1話を読んだような感覚をおぼえます。この勢いを継続するのはむずかしいでしょうが、なんにせよ続きがあってもおかしくない感じでした。
早蕨さん
評価:☆☆☆☆
 アニメの一話を見ているような感覚になりました。ユウゾウと弾吾郎の軽快な会話も楽しいですし、先制の爪使い方も嵌っていたと思います。こういうアニメありそうですね。楽しくワクワクしながら読めました。
48095/坑さん
評価:☆☆☆☆☆☆
 なんてキュートなダンバル。まずポケモンのチョイスが良すぎる。ダンバルで、このキャラ付けで、お話を作ろうなんてなかなか思いつくものじゃない。
 彼らは殺人事件を解決するとかではなく、浮気調査とかそういう現実の探偵業に近い探偵をやっていそうですね。いいコンビでした。
 ラフレシアもナゾノクサたちも罵声飛ばしまくりなのがかなりウケました。すっげえ口悪いんだろうなあ。財布の中身ちゃっかり持ってってるし。
 始終楽しかったです。
浮線綾さん
評価:☆☆☆☆☆
 ○□○□○□○□ダンバルでしょうかやはりかわいい……
 「サイコキネシス!」『嫌味か!』のくだりがたまらなく好きです!
 ナゾノクサ・リングのデスマッチいいですね 熱気が迸っておられた
 元ネタがあるそうですが残念ながら自分には何一つわからなかった……悔しいでござる……!!!!!!!!!!!!!
トビさん
評価:☆☆☆
Lienさん
評価:☆☆☆☆☆☆
花鳥風月さん
評価:☆☆☆☆☆☆
BoBさん
評価:☆☆☆☆☆☆
伊雑アゴバルさん
評価:☆☆☆☆☆☆
風間深織さん
評価:☆☆☆☆☆
ゾイシアさん
評価:☆☆☆☆☆☆
灰戸さん
評価:☆☆☆☆☆
黒糖さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
天波八次浪さん
評価:☆☆☆☆☆
クーウィさん
評価:☆☆☆☆☆☆
不壊さん
評価:☆☆☆☆☆
じゅぺっとさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
えびフライさん
評価:☆☆☆☆
ばすさん
評価:☆☆☆☆
まーむるさん
評価:☆☆☆☆☆☆
小樽ミオさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆