海の思い出の感想

乃響じゅん。さん
評価:☆☆☆
面白かったです。懐かしい気持ちになる話でした。
中二病感満載ですが、これはどちらかと言えばマフォクシーの性格に寄せたからなのかなと感じます。
このコテコテの中二病感が凄く懐かしい気持ちになりました。セリフだけでやられたりの表現をする辺りとか。三点リーダーの数とか。
物語自体やキャラにそれぞれ一貫性があり、読んでいて割とすんなり受け入れられました。
これを突っ込むのは非常に無粋なのかもしれませんが……それは女の子同士でやるものなのでは……いや、そういう意味じゃないよなぁ……きっとそうだよなぁ……(
ゾイシアさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
登場キャラクターの個性がはっきりしていて全員が魅力的でした。マフォクシーさんがとにかくカッコいい!台詞や仕草の一言一言に痺れました。ここまで心に突き刺さるキャラをつくれる技術がとても羨ましいです。個人的な印象としては、ケモナーの心臓を的確に射抜く作品だなぁ、と思いました。素晴らしい小説をありがとうございました。大好きです!
雪椿さん
評価:☆☆☆☆
水嫌いなマフォクシーが水を克服しようと思うまでの話ですね。くしゃみが記憶に残った作品はあまりないため、色々と新鮮でした。
全てのタイプの技に耐性がある網を下っ端らしき方が持っているとは、ここのスカル団はかなり技術力と財力がある「スーパースカル団」なのですね。そんな「スーパースカル団」にたった一匹で挑むマフォクシーさん、危ない! と思ったらかなり強かったという衝撃の事実。
しかし、ルガルガンのカウンターにやられて溺れ、逆にアシレーヌに助けられてしまうとは……。本人が語っている以上にショックは大きかったのでは、と思っています(後の内容を見ると、あまりショックは引きずっていないようで安心しました)。
いつの日か、マフォクシーが心の底から水を楽しめる日が来るといいですね。
ラプエルさん
評価:☆☆
正直読みづらかったです。
地の文が少なくて会話が多い作品は他にもありましたが、一行にセリフを複数差し込んでる箇所が多く違和感が…。
一番それを感じさせたのは段落分けが極端に少なかったことですかね、スカル団とのバトルおよびアシレーヌとの掛け合いがずっと詰まってて区切りがない…もうちょっと段落分けをきっちりして地の文を増やすといいかと思います。

マフォクシーはタイプ相性と関係なく水嫌いなんですね、シャワーが嫌いってところとか。狐もシャワー嫌いとかあるのかなあ。
相当な腕前なのに水落で戦闘不能になるのも残念でしたが、ちゃんとそれをバネに克服しようとするの偉い。
野生のアシレーヌはどんな物語を持ってたんでしょうね。仲間を助けられた恩でトレーナーの仲間になるって選択をすぐ選んだあたり人間と陸上を冒険することに憧れてたのかな?

ストーリーは良い感じですが、文頭の一文字空けはきっちりした方がいいと思います。三点リーダの数がバラバラなのも気になったので、二文字分に統一したほうがいいと思います。セリフで空白の時間が長かったことを表現したいのなら、地の文で少し補足してみるといいのかも、と思いました。
葉穂々さん
評価:☆☆☆
女性的なデザインのマフォクシーに、あえてアニキキャラを宛がった点にセンスを感じます。
そして、あまりに独特で、特徴的な台詞回し。
私の脳裏に過ぎった単語は「高橋邦子」……!

何だこの小説とマフォクシーはぁぁぁぁぁぁぁ! 
段々と中毒になるんだよォォォォォォォォッ!
冗談じゃねェ、助けてくれェェェェェ!
あまもさん
評価:☆☆☆
助けに来たアシレーヌさんに、襲われているアシレーヌ達に、なんだか人魚姫の物語になぞらえられているようでした…。王子様のように完璧とはいかないところが現代的な王子様でなお魅力的です。苦手でもやれることを尽くしたマフォクシーさんは男ですね、そういうのに女は弱いです、かっこいいです。
リングさん
評価:☆☆☆
前半からどのようにお話が進んでいくかと期待したのですが、後半でセリフばかりになってしまってから一気に失速してしまった感があります。
まるでR18シーンを省略したR18小説を見ているかのような不完全燃焼間にもやっとしてしまいました。助けられた後、そこから物語をどのように展開するかを期待したので、少々残念に思ってしまいました。
砂糖水さん
評価:☆☆
冒頭でマフォ…とか言っておきながらそのあとのギャップ!これが萌えか!?(
いやポケモンなので人間から聞いたらそうなるのは仕方ないんですけどw
まあそうですよね、炎タイプだもんね、海苦手だよね…。なのにアシレーヌを助けに行く男気?嫌いじゃないです(
ただあの、ほんとにこれ申し訳ないんですけど、三点リーダ多いのがめっちゃ気になるというか、ええと…すみません。台詞の応酬自体はいいんですけど三点リーダめっちゃあるのが、あの、うん。
円山翔さん
評価:☆☆☆☆
克服のきっかけって、案外何でもないことだったりするんですよね。日常の中に隠れたなにか。今回のマフォクシーにとって、それが嫌いだった水だった。皮肉にも思えますが、初代のアニメには自ら水に飛び込んで苦手な水を克服するサンドもいましたから、こうしてきっかけを得られたのは素敵なことだなぁと。
ちなみにカウンターは物理攻撃に対して反撃する技で、特殊攻撃であるマジカルフレイムには反応しない……というのはあくまでゲームの中だけなので、私のような無粋な考え方をする人に反撃(まさにカウンターですね)するために、カウンター攻撃を決めた瞬間の描写が欲しいです。どういった形でマフォクシーが吹き飛ばされたのかが知りたいです。
森羅さん
評価:☆☆☆
マフォマフォしてました。マフォマフォ。
独特なマフォクシーの話し方がとても好きです。泳げないのとかもとても可愛い。
この作品について僕はハッピーエンド版人魚姫(『王子様(マフォクシー)』を救った『人魚(アシレーヌ)』という構図が)という感想を抱いたのですが、意図と異なっていたらすみません。嫌いな海に付き合って、その結果アシレーヌと出会って自分が成長できるという構図がとても良かったです!
カイさん
評価:☆☆☆☆
マフォクシーやアシレーヌがわっちゃわっちゃしてて可愛い作品でした。水を克服できて良かったねえマフォクシーくん……頑張れマフォクシーくん……
猫村さん
評価:☆☆
マフォクシーとアシレーヌ。絵面だけでも優雅ですね。アニポケにありそうな展開がとても良かったです。
コメットさん
評価:☆☆☆
マフォクシーというと何となく♀っぽいとか、妖しい感じをイメージしてしまいがちなんですが、その声を聴いた瞬間に驚きました。見た目とのギャップがすごい!! 海に良いイメージを抱かなかったのが、少しでも変わるきっかけになったのは良いですね。しかし、炎タイプなら致し方ないよねとは思わなくもないですねーなんて。
秋桜さん
評価:☆☆
マフォクシーさんはアシレーヌさんに振り回されるんだろうなぁ…(ほのぼの
終夜さん
評価:☆☆☆
マフォクシーさんの「ご主人さん」って呼び方、いいですね。きゅんときました。
そこはさておき、「全てのタイプの技に耐性のある素材」でつくられた網……?
さらっとやべーアイテムが出てきましたね。かがくのちからってすげー!!(汗)
団員の荒っぽい口調で不覚にも北〇の拳を彷彿とさせられましたが、敵役としては非常に分かりやすいキャラでありつつ、ゲームの雰囲気に似せるとすれば07のようなスカ口調でもよかったのではないかな?とちょっぴり思いました。
あと、終盤で『こういう体だから、海で遊んだりすることしか楽しみがない』と言っていたアシレーヌが、トレーナーの手持ちになって『陸上の生活に何も障害を感じなかった』と描写されていた点が気になりました。
何も、というよりはトレーナーの手助けを経て、徐々に陸上にも慣れていった、とした方が流れ的には自然だった……かも……?
悪漢を許せず、怒りの炎を燃やして真っ直ぐ立ち向かっていったマフォクシーさんはかっこよかったです。
しかし、彼のあのクシャミは腹筋に対する効果が抜群すぎました。
まさかこんなにじわじわくるなんて、夢にも思いませんでしたよ……不意打ちでござる、不意打ちでござるぅ……。
Pさん
評価:☆☆
マフォクシーがマフォマフォしている。しかしその鳴き声からは想像もつかない強さと若干の江戸っ子感。好きです。
アシレーヌの真珠とは何なのか一瞬戸惑いましたが、額や髪についてるアレですよね。
水が苦手なマフォクシーと水の中でしか生きられないアシレーヌ、その二人の出会いと差違、そして交流を描く話と思ったのですが、それにしては解決があまりにもあっさりしすぎている印象を受けました。
「私だってあなた方のようなポケモンが砂浜で走って遊んだり、陸上でいろんなことができるのが本ッッ当に羨ましいんですッ!!」
ここまで力を込めて言い切る何かがあるのにその解決を主人に丸投げしたままマフォクシーが「仲間にならないか」と誘い、その後も「アシレーヌ本人も陸上の生活に何も障害を感じなかった。」の一行で済ませるのはあまりにもったいなく、また状況として矛盾も生じてくるように思います。
冒頭でマフォクシーの仲間たちもちらりと登場していますし、ここに絡めて「過去に似たように水中のポケモンが仲間になり、陸上で問題なく共に生活している」などのフォローが一言あるだけでもだいぶ印象が違うと思います。
しかしこの1作品のみでの登場ながら強烈にインパクトを残す江戸っ子マフォクシー。これからマフォクシーという種族自体の見方が変わりそうです。
照風めめさん
評価:☆☆☆
マフォクシー、今時珍しいくらいの超硬派なキャラクターですね。2~30年前のヤンキーみたいなイメージあります。
螺旋地獄(ヘリックス・ヘル)のかっこよさ! 厨二的心がくすぐられます……!
どのキャラクターも勢いがあっていいですね!
苦手なことって食わず嫌い的な要素があって、嫌々でもやってみると案外なんとかなったりとかそういうことはあるんですが、マフォクシーにとってもいい経験になったんじゃないかなと思います。
マフォクシーとアシレーヌ、それぞれ陸上だけ、水中だけで生きていたという対比は中々面白いと思いました。
ただ、個人的にはバトルが書きたかったのか、二匹の対比が書きたかったのかどっちだろうなあというのが掴めませんでした。
さねたかさん
評価:☆☆☆
エネルギーにあふれている!!
文章が荒削りで、構成はやや強引。
でも、とにかくエネルギーにあふれている作品だと感じました。好きな話を好きだから書いてるという想いが伝わってくる。自分にはもう書けないであろう、好きの力に満ちた文章でした。
しろあんさん
評価:☆☆☆☆☆☆
ちょっとヤクザっぽいけど、漢なマフォクシーがとても良かったです!くしゃみが独特……w
タイトルの思い出って表現が良いですよね。極度の水嫌いなのに海に連れ出され、そのせいで散々な目にあってしまったけれど、アシレーヌが仲間になったり、自分が成長するキッカケが出来たりなど、マフォクシーにとっては印象深い日になったというのが伝わってきます。
このお話に続きがあったら是非読みたいな、と思いました!
水のミドリさん
評価:☆☆☆
こんなん勢いで笑いますやん! 水に濡れたマフォクシーって毛が縮んで想像以上にみすぼらしくなりそうですよね。バトルでカッコつけてただけにこれはダサい。溺れながらの内省シーンとかも非常にダサくて面白かったです。
それからの会話文がちょっと冗長だったかな……。三点リーダはもっと効果的に使ってくれるとありがたいです。バトル工夫したり鳴き声なのかポケモンの言葉なのか統一したりテクニックが備われば一級のギャグ作家になりそうな作者様でした。
Ryoさん
評価:☆☆☆☆☆☆
このガラの悪い頬杖ついてマッフォマッフォ悪態つきまくるマフォクシーがね…好きで好きで仕方ないんですよ…
これはもうね、完全なる負けです。私の負け。こういうノリのやつ凄く書きたい。
人間相手に喋ってるとこジェスチャーだし…エスパーなんだからテレパシーとか使えよとか…言えない…とにかく文章のノリと勢いが面白すぎて…展開の全てに納得させられざるを得ないというか…「手持ちの中で一番強い」って言われたら「あぁ強いんだな」と思うしかないし、全てのタイプに耐性のある網にも「そうか、そういうのがあるのか」と頷くしかできないパワーが文章全体にあるというか…断言力が凄いというか…
いやもう難しい言葉はいらない!好きしか言えねぇ!マフォマフォしたい!一緒に海で遊びたい!ありがとうございます!
うにゃさん
評価:☆☆☆☆☆
かったるい口調がマフォクシーの性格をよく表していました!ポケモン目線なのもグッド~!
48095/坑さん
評価:☆☆☆
「螺旋地獄(ヘリックス・ヘル)!!!」
 この技名を考えたのはマフォクシーなのか、それともトレーナーなのか。きっとマフォクシーでしょうね。ほかにも絶対やばい名前の技をお持ちに違いない。一つひとつ、あれこれと考えている彼を想像すると、色々な意味で悶えちゃいます。
 「家で涼みながらゴロゴロ」とか、キザな台詞やおおきいくしゃみ――実は彼は割とおじさんなのではと私は考えています。なかなか良い味のキャラクターでした。
はやめさん
評価:☆☆
 語尾を伸ばすせいかcv岡本信彦で再生されてしまう。独特な喋り方もかなりツボに入りました。キャラクターめちゃくちゃ立ってます。しかしこのマフォクシーいいことないな…海の思い出というより海のトラウマなのでは…とすら思ってしまう内容ですが、タイトルに偽りはないはず…。一応内容でもフォロー入ってますし。
 くしゃみは不意討ちすぎて声を出して笑ってしまいました。
 アシレーヌとマフォクシーの関係性を中心の軸に据えて、海でのエピソードに時間を割き、それぞれの心理描写をより深く描くことによって、この2匹に対して更なる愛着を持てたのではないかと思います。
春さん
評価:☆☆☆
 短編というよりは、長編の一話という感じのお話でした。
マフォクシーのキャラは良かったけど、全体的に雑さが少し目立つ。脱字少々、敵役の言葉や地の文が説明口調気味です。特に後半、マフォクシーとアシレーヌの会話ターンは会話一辺倒で、二匹がどんな表情や態度で会話しているのか、描写してくれると嬉しいです。台詞が続くこと自体は悪い事じゃないんですが、必要な地の文までカットされてるような気がします。
 おそらくテーマは「水嫌い」。最初のシーンで「水は嫌い」と話していて、中盤でも水に落ち、最後にアシレーヌへ水の克服をお願いしていたので、そう判断しました。でも結局、話の最初と最後で、マフォクシーの「水」に対する気持ちは変わっていません。最初に提示したテーマに対して、主人公によってなんらかの形で答えを返すことが大事だと思います。テーマとして「水嫌い」を扱うのなら、マフォクシーが少し水を好きになるとか、若干克服するとか、水の中に落ちたけど根性で帰ってくるとか、そういう展開があっても良かったんじゃないかな。
 ストーリー全体を通して、マフォクシーは戦ったけど結局3体目に負けてしまうし、捕らわれたポケモンたちもアシレーヌが助けてしまうし、そもそもマフォクシーもアシレーヌに助けられたわけで、見せ場といえば「敵にバトルを仕掛けた」くらいだったので、ちょっとマフォクシーが可哀想な気がします。最後に出てきたアシレーヌも「マフォクシーが仲間に誘う展開」がやや強引な気がします。マフォクシーを助けてくれたアシレーヌを、ご主人さんが仲間に誘った、とかなら分かるのですが……。マフォクシーは男の子のようですし、自分から売った喧嘩に負けて恥かいた上に女の子のアシレーヌに助けられて、しかもぐずぐず弱音を吐いているところを慌てて慰められた、となると、プライド粉砕どころがズタズタなんじゃないでしょうか。海の思い出というより、海の屈辱という感じです。
 文章力はある作者さんだと思うので、もう少しマフォクシーにも活躍の場を与えてあげてください。お願いします。
北埜とらさん
評価:☆☆☆
 炎の渦:螺旋地獄(ヘリックス・ヘル)!!! こういうオリジナル技みたいなのめっちゃ好きですwww
 すごく気怠い雰囲気を漂わせているマフォクシーさんですが、実は正義漢!! 必殺技でスカル団のポケモンたちを一網打尽にする姿には痺れました。その後海に落とされ、肝心の敵もアシレーヌさんが追っ払ってしまうという展開は完全に予想外で「えっ!?」となりました。そのアシレーヌさんが仲間になり、一緒に水辺で遊んでハッピーエンド、まったくもって予想外の連続で読んでいて飽きませんでしたww楽しかった!
 マフォクシーさんの特徴的な男くさい喋り方がめっちゃ好きです、そして特徴的なくしゃみが大好きです。笑 そんなに水が嫌いだとバトルの時大丈夫か? と思ってましたが、めっちゃ強いマフォクシーさんだったとは恐れ入りました……!! そしてアシレーヌさんとの出会いで水タイプへの苦手意識も克服し、更に最強のマフォクシーさんへと昇り詰めていくんでしょうね。水が苦手なマフォクシーさんと、陸が苦手なアシレーヌさん。互いを補うような二人が仲間になり、互いを成長させるような関係になっていったのだとしたらとても微笑ましいな~と思います。今後の二人は、もしや友人以上仲間以上の関係になったりして……!? などと妄想してニヤニヤしてしまいますwwうふふ!
 個人的には、マフォクシーさんがアシレーヌさんの力を借りて水場を克服していったように、アシレーヌさんがマフォクシーさんたちの影響を受けて陸地を克服していった、その過程をもっと見てみたかったな~という気持ちになりました!
 投稿お疲れさまでした!
フィッターRさん
評価:☆☆☆☆
 地の文が全体的に少なかったり3点リーダが多かったりで、読みにくい印象があることは否めない作品です。後半でマフォクシーとアシレーヌが会話している場所がどこなのかわからなかったり、マフォクシーが苦手な水を克服するという、このお話の根幹になる部分が最後にちょっと書かれるだけだったり、ここをちゃんと書けていればもっといいお話になったのにな、と思ったところが多くありました。
 ですが、マフォクシーのキャラクターがとても魅力的で引き込まれる作品でもありました。面倒くさがりでぶっきらぼうだけど、弱きを助けるためならば例え苦手な水の中だろうと突き進んでいく高潔さも持っている。いいひとですよね。あとヘリックス・ヘルのセンスよ。
 地の文が最後の段落だけ、マフォクシーのモノローグになっている構成も面白くて気に入っています。
逆行さん
評価:☆☆☆
 凄く読んでいて楽しいお話でありました。マフォクシーがマフォマフォしている、とはこのことですね!( 
 マフォクシーの海に対する愚痴が笑えます。確かにほのおタイプですし水が苦手なのはしょうがないかなあ。しかし体を洗うことすら嫌だとは。他の炎タイプのポケモンは一体どうしてるんだろう。 
 一転してマフォクシーが悪い人間に捕まったアシレーヌを助けるシーンでは、主人公の健気な正義感が垣間見れました。やるときはやる狐さんですね。 
 その後のスカル団とのバトルシーンも工夫を凝らしていて大変面白かったです。炎の渦のオリジナルバージョンがあったりだとか、ルガルガンが懐いていないと見せかけて実は作戦だったりだとか。バトルシーンの魅せ方は熟れているなあという感じがしました。恐らく作者さんは普段長編でバトルシーンをたくさん書いてるんじゃないかなあと思います。 
 後半でアシレーヌと出会って主人公の海嫌いを解決していくという展開も、非常に王道で良かったと思います。陸地での生活に馴染んでいくアシレーヌと水中嫌いを克服していくマフォクシーという対比は面白いです。 
 ただ、ちょっと個人的なことを書きます。このお話って、結構大変なことが起こっている訳じゃないですか。主人公が海で溺れて死にかけるっていう。なんですけれども、読んでいて危機的状況になっているということをあまり認識できなかったんですよ。それがちょっと勿体ないと言えば勿体なかったかなあと。 
 他にもこのお話では結構大事な事柄がさらりと流されたりしています。カロスリーグでベスト8までいったとか、フォッコの頃罪のないポケモン達をテロ組織のメンバーに捕まえられている所を見たとか。 
 その当たりの重要情報をもっと細かく書くと、お話の緊張感みたいなのは高まるのかなあと思います。主人公のバックボーンを描くことで事件に巻き込まれたとき、より感情移入ができるようになるかと。 
 ただこれはこれでアリちゃアリなんですよねえ。読んでいて楽しかったのは事実だし。 
 イメージとしてはなろう小説の人気作に近い感じです。 (なろう小説嫌いだったらごめんなさい。決して悪い意味ではありません)
 主人公がカロスリーグベスト8トレーナーのエースという凄い肩書きだったり、世の中を冷静見ていたりする所がそう感じさせたのかもしれません。後はアシレーヌというヒロインがいて主人公が持ち上げられたり。 
 なろうの異世界小説を短編を落とし込み、そこに主人公の挫折と成長を付け加えて完成させたという印象があります。お話に緊張感を出していくよりも、この雰囲気を維持したまま伸ばしていくというのも全然ありです。そのあたりは作者さんのやりたいこと次第かなと上から目線ながら思います。
シガラキさん
評価:☆☆☆☆
 マフォマフォかわいいなあ、と思った矢先、まさかの「…ッたく、めんどくせェな…」であまりのギャップにマフォマフォしてた頃までさかのぼりました(笑) 鳴き声はすごくかわいいのに本当は全く別のベクトルという……。かなり印象に残るキャラでした。ポケモンの言葉が分からないからこそのギャップですね。地の文に「ムカッ腹」や「苛立ち」といった文字が鳴き声とは違う性格であることをまた印象付けているような気がします。
 物語としては王道でシンプルで良いと思いました。ポケモンが自分の技にオリジナルの名前をつかちゃったりしてるの、確かに一部のポケモンはやってそうですよね。言葉が通じないスカル団たちに対してジェスチャーで伝えるところがすきです。ジェスチャーとかかわいい。
 ただ、個人的な偏見を含む意見で申し訳ないのですが、後半の展開はあまり刺さりませんでした。アシレーヌがマフォを助けたあと、文章外でスカル団を倒しちゃっていて何とも言えない感じでした。マフォとアシレーヌが共闘してスカル団を倒す、みたいな感じの展開がよかったのではないでしょうか。しかしこれは私個人の感想であり、私が読解できていない部分があるがためにこう感じてしまった可能性が大いにあります。申し訳ないです……。
 作品投稿、お疲れさまでした!
浮線綾さん
評価:☆☆☆☆
 マフォマフォかわいいですね!
rairaibou(風)さん
評価:☆☆☆☆
 マフォクシーのギャップが面白い作品でした。意外と書き込まれている場面も多くあり楽しかったです。
レイコさん
評価:☆☆☆☆
 マフォクシー、任侠ですね!! 大の水嫌いで海のそばの荷物番にウンザリしているのに、ピンチのお嬢さんたちを見たら助ずにいられない性分……かっこいいです。でもかっこいいだけじゃなくて、海で遊べるアシレーヌ達を羨ましがっているところとか可愛げがありますよね。真夜中ルガルガンにはやられてしまいましたが、スカル団のポケモンを瞬殺できたマフォクシー、トレーナーの華々しい戦歴に見合う相当な実力の持ち主のようで。トレーナーの指示があれば真夜中のルガルガンにも勝てていたかもしれないと考えると、惜しいですね。水が苦手なマフォクシーに対して、陸に苦手意識のあるアシレーヌ。彼女を仲間に誘うなんて、気遣いもできる優しいナイスガイですね。このマフォクシーなら、きっと将来的に水を克服できるような気がします。投稿、お疲れ様でした。
早蕨さん
評価:☆☆
 マフォ、に気をとられすぎました。
 随分とオラオラ系な口調のマフォクシーが、アシレーヌ達を助けに入って逆にやられ、水落ちたところを助けられるというなんとも締まらない……。アシレーヌが仲間に入った理由ももう少しあってもよかったかなと感じます。マフォクシーのキャラはできていて面白いと思うので、そこにもっと焦点あててストーリー展開させればいいのかなと思いました。
ポリゴ糖さん
評価:☆☆☆
 「マフォ……」という鳴き声からの「ッたく、めんどくせェなぁ…」という変転っぷりに思わず「!?」となったのは私だけではなさそうですね。確かにこれ、ポケモンたちって可愛らしい鳴き声でその実えげつないことを言ってたり、逆に凶暴そうな鳴き声で内容は非常に優しかったりってことありそうです。オリジナルの名前を自分たちで付けて決めわざにしたりするというのも、なんともバトル慣れしているような印象を受け、実に印象に残るキャラクターとして成立していると思います。
 海で溺れかけたことをきっかけに、水に対する苦手意識を克服しようとする、という流れも良かったと思います。走馬燈のところの心情描写のところも、長めの文章ですが苦もなく読み進められたので、文章力も高いものをお持ちだと思います。
 助けてもらったアシレーヌとの会話のところ、もう少し状況が分かる地の文を挟むともっと読みやすくなるのだと思います。捕まったアシレーヌのことを思い出してがばっと起き上がるとか、アシレーヌがマフォクシーに対して詰め寄るとか、そういうキャラクターの動きが見えると彼らがどういう心持ちで喋っているのか読み手としてもより掴みやすくなります。あとはアシレーヌの陸に慣れるエピソードも読んでみたかったですね。
 バトルに勝てなくても良い出会いがあり、マフォクシーにとっての良い「海の思い出」になっているいいタイトルだと思います!
ionさん
評価:☆☆
13.海の思い出
竜螺旋たる出会い(うんめい)を希望に変えろ!出るぞ地獄のヘリックス・ヘル!!!

ポケモンは自分にとって何なのか。確かなのは、自分が
少年漫画としてポケスペ→→サン・ムーンの、ポケモンの能力の多様さ、SF要素
という好みの変遷の仕方を辿っていることです。
界隈の者を名乗る者として割と恥ではあるかもしれないんですが、たぶんケモナーの気はそんなにない、ってことですね。

だからというか、他の方の感想から感じ取れるみたいな(マフォクシーを愛でるような)楽しみ方はできなかったんですけど。
主人公たちと世界観に流れる火の熱さは伝わってきました。いやガチで。
本来なら(ひとりなら)背を向けてしまうようなことに対して、とある出会いのおかげで向き合っていくきっかけが掴める、という普遍的な、誰もに待っている可能性があるテーマ。
その出会いのきっかけが(空からなんか落ちてきた!ではなくw)マフォクシーの漢気にあるというのも興味深い。
あれです。もっとその後やその前のマフォクシーとアシレーヌへの具体的な描写を増やしたら、単純にその分だけ自分はもっと興味が湧くやつだとは思う。
もちろん今作が少ない、というわけではほんとうにないんですが。ひとつの出来事はもう充分な描写とともに終わってしまっているし。
もっとこの一本筋の通ったひとたちを眺められればよかったなあ、という気持ちです。
トビさん
評価:☆☆☆☆☆☆
Lienさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
花鳥風月さん
評価:☆☆☆☆☆
BoBさん
評価:☆☆☆☆☆
風間深織さん
評価:☆☆☆☆
灰戸さん
評価:☆☆
きとらさん
評価:☆☆☆☆
天波八次浪さん
評価:☆☆
クーウィさん
評価:☆☆☆
不壊さん
評価:☆☆☆☆
じゅぺっとさん
評価:☆☆☆
えびフライさん
評価:☆☆☆☆
586さん
評価:☆☆☆
ばすさん
評価:☆☆☆☆
あすぺふさん
評価:☆
まーむるさん
評価:☆☆☆
小樽ミオさん
評価:☆☆☆