キミをみるまえからしっていたの感想

ラプエルさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
私事ですが最近ポケカを始めました。気になったのでサイトウナオキさんのイラストのジラーチを探してみましたが、かわいいですねこれ…これは大人相手にも自慢したくなる。

文章は丁寧かつ緻密で、序盤から一気に引き込まれました。ポケルス感染症の設定の細かさ、公式の設定に準じた治癒の解釈、難しい専門用語…かなり練った作品だと思いました。
100回岩を調べるとジラーチが出てくるなんてデマもありましたね、小学生の時試したような…ここから設定を作っていったんでしょうか。

ジラーチとの邂逅の部分でカクトくんの一人称になったこと、そしてその直後に短くお母さんの一人称になったこと。それぞれみんながどんな思いで向き合っているのかわかりやすい構成でした。下手に三人称で書くよりもずっと好きです。

たった一度、ほんの僅かな邂逅でカクト君に勇気を与え、ポケモントレーナーへの道を夢見させたジラーチ。次に会えるのが1000年後なのがとっても残念ですが、きっとカクト君はトクサネに来るたびに白い岩に嬉しそうに語り、ボロボロの短冊をずーっと大事にし続けるんでしょうね…。
素敵な作品をありがとうございました!
砂糖水さん
評価:☆☆☆
病院の描写は他の方も言ってたようにすごいなあと思うのですが、それ故かジラーチが出てからがうーん?となってしまいました…。
ばすさん
評価:☆☆☆☆☆☆
病院の描写がすごいなと感じました。作者さんは実際に医療関係のお仕事をなされているの方なのでしょうか?
現実味のあるお話なのに、どこかきらきらとするものを感じる、そんな不思議な気持ちになる物語でした。
あすぺふさん
評価:☆☆☆☆☆☆
病気の男の子と傷ついたジラーチの物語に感動しました。
リングさん
評価:☆☆☆☆
特別な力なんてなくても、一つの出会いが何かの力になるってとてもいいことだとおもいます。
ジラーチはすでに特別な力を使える状況ではありませんでしたが、特別な出会いというものが未来に影響を与えそうな、可能性を感じさせるお話でした。
水のミドリさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
投稿作品のなかで群を抜いて巧い。一人称視点の書き分け、過不足ない院内の描写、短編アニメーションのようなカット切り替え、手術の日にかけて募る不安とそれを打ちこわす満身創痍なジラーチの緊急搬送という急展開――圧倒された点は数え上げればきりがないですが、いちばん感動したのは『宇宙に飛び立った人間』と『地に落ちたポケモン』の対比が見事なところ。それまでの時間経過に加え、空間的な上下の隔たりと希望・絶望のコントラストとか、もう、すごい。情景を脳裏に思い浮かべるだけでゾクゾクしました。これはすごい。ありがとうございます。
カイさん
評価:☆☆☆☆
少年とジラーチのドラマティックな邂逅のお話。ポケルス症候群の設定や、ポケモンカードの使い方など、大変独特だと感じました。お題の使い方がさりげないのもいいですね。
ジラーチがこの出会いによって何を感じたのか直接の描写をしていないところが、非常に良い人とポケモンの距離感で好きです。二人とも闘いを乗り越え、強く生き抜いてほしいなと思いました。
細かい描写ですが「ブルーアローラ」という表現はナイス、と思いました。なるほどブルーハワイはポケモンの世界ではブルーアローラか……!
乃響じゅん。さん
評価:☆☆☆
千年の眠りから覚めたのに、弱り果てているジラーチの姿が衝撃的でした。願いは叶えてもらわなくても、カクト君に勇気を与えるという構図は面白かったです。「ジラーチも闘っている」のセリフが印象的でした。
ただちょっと気になったのが、よく読むとお母さんの視点とカクトの視点の二つがかなり短いスパンで入れ替わっているんですね。地の文が少なめなこともあり、意識しないと読んでいる途中でちょっと混乱してしまいました。
意図的にお母さん視点の方を文字数多めにしたり、文体の変化をつけていることが伝わってきますが、1万文字という短い字数の中で書かなければならないことを考えると、どちらかの視点に統一してもいいのかなと思います。カクト視点で書くと王道ものになりそうでそれも良いですが、お母さん視点で描くと描写できることも増え、看病を続けていたはずの息子に逆に元気づけられるという構図が出来て面白いかな、とも思いました。
コメットさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
個人的に文句なしの一番でした。良い意味で鳥肌が立つくらい。運ばれてきたジラーチと自分の姿を重ね合わせるカクトくんの辺りの描写が、中でも迫るものがありました。決してカクトくんの内面を深く掘り下げたような内容が、長々と連ねてあるわけではないのにも関わらず。気が付けば画面をスクロールする手が止まりませんでした。それでいて終わり方が前向きにさせてくれるようなところもミソですね。
あまもさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
ロケットに、星の子に、少年にと私の好きな要素オンパレードでした…!カクト君は自分の力で病気を治していくし、願いを叶える力のないジラーチも、お守りとして短冊を渡したのかな、励ましたのかなぁと思いました…。強い思いが引き寄せる力を感じる作品でした。カクト君はこれからも苦しい体験もするかもしれないけど、少しずつ強かに生きていくのかなと思わされました…。
森羅さん
評価:☆☆☆☆
ルビサファ時代にまことしやかに流れたジラーチのうわさが盛りだくさんで、つい「へっへ、お前さんもその噂を信じていたのかい……?」とかにやりとしたくなります。小さな男の子が背負う『不安』。カクト君がぽつぽつとその不安を大人たちにぶちまけた時きゅっと胸が痛くなりました。折れ曲がってしまったジラーチのポケカもなんだか象徴的で、ぐっと不安を掻き立てられました。お母様の不安や心配も勿論ですが、カクト君が自分だけみんなと同じように旅に出られないもどかしさ、良くなる病気とはいえ病気と闘う不安、そういったものの描き方が本当にリアルで前半部分は本当に素晴らしいの一言です。ただ、本当に、本当に申し訳ないのですが後半。ツイッターでも同じことを呟きましたのでもしかしたら作者様はすでにご覧になられているのかもしれませんが、「患者は、貴方の思い出づくりのためにいるわけではありません」この台詞を使うのであればこの台詞に対する納得できる説明を用意して頂きたかったです。読み返してもどうしてもここでいつも引っかかってしまいました。だって、本当にその通りなんです。ジョーイさんの言う通り、お母様の言う通り。カクト君本人にそのつもりがなくても。傷ついたジラーチは見世物ではないのです。この台詞を使うのであればカクト君が「次に目を覚ますのは千年後なんでしょ。今しか会えないんでしょ」という台詞で大人たちが「いいよ」と言ってしまってはいけないと思うのです。たとえ彼がどんなに苦しい病気と闘っていて、どんなにジラーチに会いたくても。彼の病が誰かの感動のための消費物で無いのと同じように。
個人的な意見ですが、本当にこの台詞だけは残念でした。
照風めめさん
評価:☆☆☆☆☆☆
ポケルスが人間に感染したら。なるほど、と思いました。下調べもしっかりしてあって、綿密に練られている感じがします。病院の描写もすごい丁寧に描かれているなあと思いました。
https://www.pokemon-card.com/card-search/details.php/card/32010/regu/all
作中のジラーチのカードはこれでしょうか? 旅に出られない代わりにカードを集める、というのが子供らしくて可愛いです!
マスクネームのフィソステギア、花言葉「望みの成就」「達成」とのこと。なるほど。
その通り、念願のジラーチと会えたことでカクトに勇気が芽生えていく。そこで胸がかあっと熱くなりました。てっきりジラーチにお願いするのかと思えば、でもいいや。と断るところ。でも本人は諦めた訳じゃないんですよね。むしろそこで頑張ろうと思うんですよね。尊いなあ~!
>でも、こうして今ジラーチと話せている真実から、勇気を貰っている。現実という壁に立ち向かうためのヒトカケラを。
ここほんと好きです。ああ、きっとカクトはいずれ病を克服するんじゃないかなぁ。そんな淡い希望を抱かせてもらえました。
特別何かしたわけでもないし、長い時間一緒にいたわけでもない。それでも憧れの人(ポケモン)と会える、ってのはそれだけで胸がいっぱいになるもんなんですね。
ジラーチと会うまでのやりとりがちょっと違和感を覚える流れだったので、もっと理詰めるか、いっそ省略するかの二択でも良かったと思います。
余談ですが、
>母さんはポケフォンを手に取り
こういうほんと些細なところなんですが、細部にまで気を抜かない世界観の作り込み、好きです。
猫村さん
評価:☆☆☆☆☆☆
ドラマだ!これはドラマの原作なんだ!そうに違いない!とても綺麗な世界観。感服です。
Pさん
評価:☆☆☆☆☆
トランプ以外で行う「神経衰弱」から滑らかに島の町であるトクサネ、そこにある宇宙センターを経由しジラーチに話を持っていく手腕が素晴らしかったです。
プレイルームやおやつを始めとする病院の詳細な描写、実物のポケモンの代わりにポケモンカードを心の支えにする少年、ポケモンも人間も看る病院という舞台ゆえに出会う病気の少年と病気のジラーチなど、ポケモン世界の病院で起こる物語として無理なく様々な要素が加わっており、構成力が光る作品となっていると思います。
しかし瀕死のジラーチに会いたい主人公に「患者はあなたの思い出づくりのためにいるのではありません」と医師が告げたにも関わらず面会希望が通ってしまうシーンはそのリアリティがいささか裏目に出ていると思え、この流れだけが話の都合で挿入されたような違和感を覚えてしまいました。
また、主人公が患うポケルス症候群について「免疫力が落ちる」病気であると明言されており「ジラーチと少年が会うのは症状を悪化させかねない悪手中の悪手」とも言われているのにそれが通ってしまったこと、そしてそんな少年が宇宙ウイルスに感染しているジラーチの身体の一部をドクターストップもなくずっと持っていることなど、病院を舞台とする物語として現実に沿っているところと話の上でそうなっているところがとにかくはっきりと分かれている印象です。
しかし病気の少年が心の支えにしていたジラーチもまた病に陥っているという状況設定、冒頭からの流れ運びの上手さ、ジラーチをテーマとする話らしい区切りの星マークなど、随所に光るところのある作品だと思います。
うにゃさん
評価:☆☆☆☆☆
ジラーチの無垢な表情を思い浮かべてすごく心が動きました!自分が個人的に「だいじょばない」という言葉が、表現だとしても激地雷なのでウッとなりましたが最後まで読んでよかったです!
雪椿さん
評価:☆☆☆☆
ゲームではとても頼りになる存在だった「ポケルス」が、人間に発症して「症候群」となってしまう。その発想がすごいです。私ではまず思いつかないです、絶対。症状の説明や病院の雰囲気などがとても細かく描写されていたので、恐らく病気や病院の様子についてとても詳しい方の書かれたのでしょうか。その細かい描写にも引き込まれました。
後半のジョーイさんの言葉が結構刺さりました……。そうですよね、その通りです。しかしカクト君達の気持ちを知ってカーテンを開けてくれたあたり、優しいジョーイさんですね。
ようやく出会えたジラーチはとてもボロボロで願いは叶えられませんでしたが、カクト君は確かに成長しましたね。カクト君がジラーチとの思い出を胸にこれからどのような道を歩いていくのか、とても楽しみです。
葉穂々さん
評価:☆☆☆☆
カクト君は、本当にジラーチというポケモンが好きなのだなぁと。
彼のその気持ちは、時を経ても決して変わらないことでしょう。

サイトウ・ナオキ氏の描いたジラーチのポケモンカードを調べてみましたが……これは可愛い! 私も欲しくなってしまいました。
白い岩デマや、ポケルスといったホウエン小ネタが良いですね。
秋桜さん
評価:☆☆☆
よくまとめたなぁ凄い。ただ、「患者は、貴方の思い出づくりのためにいるわけではありません」がその通り過ぎてそれを覆させる事が出来ていないような気がするのが気になりました。
さねたかさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
まず、何もかもがすごく巧い。文章の悪い点、無駄な点がひとつもなかったです。お題に関しても、ポケモンカードを取り入れて神経衰弱に使う発想が自分では思いつかなかったので驚きました。その手があったか!
自分も病弱なので院内の描写や、点滴が絡まってカクト君の顔色が青ざめていくシーンでは血圧が下がりました。それだけ緊迫感のあるシーン展開にただただ感嘆するほかなかったです。同シーンの「見るなよ」という呟きはカクト君自身を見る目にというよりも、ジラーチへ向けられた奇異の目に対して放たれた気がして、うまく言えませんが胸がふさがるような思いがしました。そうなんだよなあ、すごいはずのジラーチの弱った姿を見てほしくはないんだよなあ、と。
病気の治療は続けていかなくてはいけないけれど、ジラーチと出会ったことは無意味ではない。最後の「そうやって、果てしない道を、これからも歩いていく。」という一文にカクト君の新しい「何かを成し遂げたい」願いが強く込められている感じがして、とても勇気をもらえる終わり方でした。
終夜さん
評価:☆☆☆☆☆☆
は~~~、……しんどい。
何か、こう、真正面から思いきりぐさっ!!と勢いよく刺さりますね?!
とりあえず、私には刺さりました。ぶっ刺さりました。作者さんの発想に脱帽。
作者さんは、医療分野に詳しいお方なのかなあ。
ポケルス症候群に関する説明とか、シビアなジョーイさんの態度とか、そういった部分がものすっごくリアルで、読んでいてしんどくも切なくなりました。

「患者は、貴方の思い出づくりのためにいるわけではありません」

ここのジョーイさんの台詞で、再び真正面からこちらに防御する猶予を一切与えることなく、心臓めがけて思いきりぶっ刺されたような、そういう気分を味わいました。
重い。重いよおおぉ!!あっ、あああっ……ひたすらに……重い……(息も絶え絶え)
読み手の私が直接ジョーイさんからこう言われたわけじゃないんだけど、この台詞が目に入ってきた瞬間、問答無用でずーん、ときました……うっ、しんどい……。
しかし、ラストではカクトくんが退院できてめちゃめちゃほっとしたな~。
良かった、ほんと良かった!一瞬予想しかけたバッドエンドなんてなかったんや!!!
ポケモントレーナーになる、という彼の将来の夢も、いつか叶う日がくることを心から願ってやみません。
カクトくん、退院おめでとう!何卒、お身体お大事になさってくださいね。
円山翔さん
評価:☆☆☆☆☆☆
どんな形であれ、出逢えた奇跡を喜べる。それを糧にして生きようとする。病気だからこそ、同じような状況にあるからこそ、「闘い」の邪魔はしない。カクト君の気づかいに胸が熱くなりました。ジラーチが短冊を渡したのは、彼の心に何か光るものを見たからなのかなぁなんて考えてしまいます。次に目覚めるのは一千年の後。その時にはもうカクト君はいない。それでも、カクト君はこの日の思い出を糧に、十分の一にも満たない月日を生きていくのですね。ジラーチもまた、もう会えないとわかっている彼のことを想いながら眠っているのでしょうか……そうだったらいいなと思います。
しろあんさん
評価:☆☆☆☆☆☆
すごい完成度の高い作品でした。全体を通してのお話の流れだけでなく、難病の症状の設定やカクト君の心境、病院の中の情景描写なども丁寧に描かれていて読みやすかったと思います。
カクト君とジラーチが邂逅した時、カクト君はジラーチから勇気を貰っていたけど、ジラーチはカクト君を見てどんな風に思っていたのか、考えてしまいました。ジラーチの方も「お互い頑張ろうね」って思っていたのかな…………きっとそうだといいな!
上手い言葉が見つかりませんが、ちょっぴり不思議で切ないお話でした。とても良かったです!
浮線綾さん
評価:☆☆☆☆☆
 静謐な作品でございました あれこれと感想を書くのが恥ずかしいくらい……
 痛々しくてこのお話を読むのが躊躇われるぐらいでした 読者としては少し居心地が悪くなりますね……病院がどういった世界なのか知らないのでこの作品の内容じたいひじょうに興味深いのですが、好奇心をもって彼らを覗いてしまうのが恥ずかしい 見なかったふりをしてしまいたい でもこの感想を書いている時点で見てしまったことは自明です
 私にそんなつもりがなくとも、この作品が私を不躾な観客にさせるのです むろん私にも責任があるとはいえ
 そういう心をきりきりと絞めていく感じの作品でした。
はやめさん
評価:スキップ
 遠藤周作の『沈黙』には、「強い者も弱い者もないのだ。強い者より弱い者が苦しまなかったと誰が断言できよう」という一節があります。カクトとジラーチの関係性を描くにあたって意識した部分です。
 医療関係者か、よほど調べて書いたか、という憶測を多々拝見していました。詳細は省きますが、経験上の記憶を頼りに書いたものです。痛々しい描写の数々は、病気を甘く書いてしまうことで、その題材しいては本当に苦しんでいる人に対して失礼にあたるのではないかと考えたためです。なので、読む人にとっては辛いと感じるかもしれません。
早蕨さん
評価:☆☆☆☆☆
 綺麗なお話だなあと思いました。純粋な気持ちで楽しめました。この作品の最大の魅力は、病気を治して欲しいという願いを持っていたカクト君が、傷ついたジラーチを見て、自信の病気と向き合う覚悟を決めるその瞬間だと思います。理想のジラーチ像とはかけ離れた姿に、カクト君は現実を見たのでしょう。その瞬間も素敵です。人が変わる瞬間というものはとてつもなく大きな力が動くものですし、そこを描くことは、とても素敵だなと思っています。
 願わくば、彼の望む通りの未来を歩んでほしい。そう、思いたくなる作品でした。
レイコさん
評価:☆☆☆☆
 白い石の噂、初代ルビサファ時代にありましたね。本気で信じていた頃の自分が懐かしいです。カクト君の病院生活の描写が痛々しくて、注射全般が苦手な私にはぞぞーっとする展開が続きました。まだ子どもなのに、他の同性代の子とは違う重い宿命と闘わなければならないというのは、辛いことですね。ジラーチにひと目会いたいというカクト君の願いを止めるべきか叶えるべきか、治療する側の大人たちの葛藤がリアルでした。自分も重症なのにカクト君を思いやるジラーチ、健気すぎて胸が痛みます。ところで宇宙ウィルスに侵されて瀕死のジラーチは、ちゃんと治療が完了したのでしょうか? 治った描写がないので、心配です。キミが目覚める頃にはもうぼくはこの世にいないというカクト君の台詞から、ジラーチは白い岩に戻って眠りについたようですが。病気が治らないまま眠りについたとは、苦しそうなのであんまり思いたくないですね……ともあれ、カクト君が無事に退院できてよかったです。投稿、お疲れ様でした。
フィッターRさん
評価:☆☆☆☆☆☆
 病院の中の精緻な描写がすごかったです。ポケルス症候群という架空の病気の症状や検査の仕方も非常にリアリティありますし、消灯間近の夜の病院に感じる不安感、思わず涙を流したくなる淋しさといった、入院患者であるカクトの心理面の描写も見事です。
 病気を治すという願いを叶えてもらうことはできずとも、それでも自分と同じように病と戦うジラーチを見て、現実に立ち向かう勇気をもらう。この構成の中でのカクトの心の動きの描写がとても丁寧で強く感情移入できました。そこからの最後の一文。最高でした。
 ただ、視点が結構な頻度で変わるのはちょっと読みにくさを感じました。
北埜とらさん
評価:☆☆☆☆☆
 抽象的な表現になり恐縮ですが、これは大変文学的な作品だなあという印象です。私はごりごりのエンタメ野郎なので、自分の持ち合わせる読解力ではこの作品をうまく噛み砕く自信がありません、参考程度の感想ということでご容赦いただければと思います。
 透き通っていて、うっすらとして、揺らめいていて、その中に白い濁りがあるような、そんなイメージを受けます。病気モノというのがそもそもなかなか重い、それが子供で難病で、しかも臓器名や点滴のシーンなど生々しい部分が重なると苦しいばかりになりそうなものですが、重くなりすぎないようにうまく書かれているなあと。淡い希望が漂っている。その中で夢を見ながら大人になっていく、無邪気すぎる子供ではない、でもスレてはいなくて、でも子供には到底大きすぎる不安を抱えている、カクトくんの健気なキャラクタが絶妙に胸を打ちました。
 願いを叶えるポケモンとして存在しているジラーチが、それを待ち望んでいた難病持ちのカクトくんの前にせっかく現れたのに、そのジラーチは願いを叶えることができない。なんて非情な現実だ……どうやったらこんな惨たらしい発想ができるんですか(誉め言葉)。こういう発想って私はまったく持ち合わせない方なので、こういうお話が書けると言うだけで、本当に純粋に尊敬します。点滴のシーンも、ジョーイさんからかけられる言葉も、その後のジラーチとの対面も、何度も何度も現実を突きつけられているような気持ちで、読みながらすごくカクトくんが理不尽に甚振られているような気がしてしまって、かなりキツかったのですが……、でもこれが現実なんですよね。これらの現実、ジラーチが夢を叶えてくれないという現実を受け止めたカクトくんは、それでも、その現実を突きつけた張本人であるジラーチとの邂逅によって、現実に抗い、戦い続ける勇気を貰ったんだよなあ。子供、強いなあ。強いなあと思いました。私はこのお話というか状況からは、勇気や希望よりも、突きつけられた現実に対するショックさの方を多く受け取りすぎてしまっているのだと思います。カクトくんは強いよ。
 一連の出来事とロケットの打ち上げとが自分ではあまり結び付けられなかったのですが、他の方が「宇宙から落ちてきたポケモンと、宇宙を夢見て飛び立っていく人間との対比が美しい」という感想を仰っているのを見て、なるほどそういうことだったんだなあと感心しました。原作設定もかなり巧みに用いられており、奇を衒わないまっすぐな文章表現がぐっと胸を揺さぶってくる、良質な短編小説だと思います。
 投稿お疲れさまでした!
ポリゴ糖さん
評価:☆☆☆☆☆☆
 成長すれば寛解すると分かっていても、10歳になったら旅立つという機会は逃せば二度と訪れない、それでもいい、大人になってからでも、最初に思い描いた形の夢とは違っても、それでも追い求めたい。そう決心することができたカクト君の決断というものが非常に尊い。それを憧れの存在であるジラーチが超常的な力で叶えてくれるのではなく、どちらも苦しんでいて、どちらもそれぞれで闘っていて、苦難を乗り越えていこうとする姿勢にとても感じ入るものがありました。ロケットとの対比を用いているというコメントも拝見し、秀逸だと感じ入りました。
 ジラーチのレアカードというアイテムを活かしているのが非常に上手いと膝を叩きました。「カードのイラストは、いつもポケモンを綺麗に正しく切り取っている。しかし、絵と現実は、似ているようで似ていなかった。」この一文が最高でした。カードの中で見せる元気な姿に、何でも叶えてくれる万能の存在を重ねていて、その力に縋りたいという気持ちを振り切って前に進む、というのが、重力に逆らって宇宙まで飛ぶロケットと重なる部分があると思いました。
 腎臓の病状を調べるところで疑問が出たりもしましたが……。まあ私の知識が間違っている可能性もありますし、ポケモン世界の医療と現実世界の医療とが一緒であるという前提も言ってしまえば私の思い込みですし、ポケルス症候群に限っては何か特別な事情があるのかも、と納得してしまえば特に問題ないところではあるのだと思います。
 アイテムの活かし方やストーリーの秀逸さ、それを1万字に収める技術、どれもハイレベルな作品だというのが総括です。
rairaibou(風)さん
評価:☆☆☆☆☆
 悲しめの話でしたね、このテーマを一万字に収めたのは素晴らしい技量だと思います
48095/坑さん
評価:☆☆☆☆☆
 小道具の使い方がすてき。
 読み終えたあと、「サイトウ・ナオキ」さんのイラストのジラーチのカードを検索して見てきました。
 この絵を、このジラーチを夢見て日々をすごしてきたんだなあ。そう思うとこの作品がより好きになりました。
逆行さん
評価:☆☆☆☆☆
 よくこのお話を書き上げ一万文字で収めてきたなあと思いました。カクトくんの病気との戦い、父親のロケット打ち上げ、ジラーチ等との出会い。様々な要素を複雑に絡みあげ、一万文字という制限の中で巧く纏め上げた印象です。 
 この作品の大きな魅力としてリアリティがあることが挙げられるでしょう。なんといっても病院の細かな描写が見応えありました。子どもたちの遊ぶ様子、点滴のチューブの描写、赤ちゃんの泣き声等、凄く病院の様子に対して拘って描写されていた印象です。ここまで細かく病院という空間を描けるのは作者さんの武器だと思います。入院中の子供達の様子なんて普通はこんなに書けないですよ、だって実際に病院に行って観察してくる訳にもいかないし。恐らく作者さんはそういう仕事に就いているのか、あるいは入院経験があるのか、そういう感じなのかなあと思います。 
 ただ、何でもメリットの裏には必ずデメリットが潜んでいると思っていて、リアリティを追求していくことにも弱点はあるなあと感じてしまう箇所がありました。 
 その箇所はカイトくんが「ジラーチに会わせて」って頼んでいた所です。ここはやっぱり難しい所だったなあと。リアリティを追求するのであれば、会えないのが普通なんですよね。ただ会えなかったら物語が進まないのでどうしようもないっていう。 
 ここは作者さんも凄い苦労したと思われます。正直文章から苦労の後が滲み出ているような気がします。いかに「ジラーチに会えるのはおかしい」って突っ込まれないようにするか、考え抜かれて書いたっていうのが伝わってきます。病院の先生がまず病状が悪化するからという理由で反対し、その後にジョーイさんが患者は思い出作りのためにいるわけではないという理由で反対する。しかし最終的には主人公の熱に押されてジラーチを見ることを許可する。流れが凄く細かく書かれていて、真摯さというか書き手の熱心さが伝わってきました。 
 ただうーん、申し訳ないのですが、ちょっとそれが逆効果になっちゃってるのかなあって思います。突っ込まれないように説明し文字数を費やしていくことでその部分が目立ってしまい、余計に突っ込みやすくなってしまったような感じがします。 
 じゃあどうすれば良いんだって話しですけれども、カイトくんはあっさりジラーチに会えちゃって良いかなと思います。特に誰かに反対されるとかそういうのは無しに。そうするとリアリティを欠いてしまうわけですけれども、その方がまだ突っ込まれにくいかなあとは思います。リアリティがあることを称賛しておきながらこの部分ではリアリティを捨てろっていうのもおかしな話ですが、ときには捨てることも必要なのかなあって僕は思いました。 
 でも気になる所は本当にそこぐらいでした。全体を通して凄く完成度の高い小説だと思います。どちらかというとコメディ要素の入った作品がテーマBは多かったですが、このお話しはシリアスで真っ向勝負している感じでした。周辺の笑いながら読めるお話にハンバーガーにされながらも実に存在感を放っていた作品だと思います。 
春さん
評価:☆☆☆☆☆
 しんみりとした気持ちになる素敵な短編でした。内容も良かったけれど、何より凄いと思ったのが病院の描写。作者さんは医療関係の方か、もしくはよほどきっちり調べて書かれたかのどちらかだと思う。それか患者さんの付添とか? 小児科には実際プレイルームがあるし、小児食にはおやつがつく。症候群なら完治じゃなくて寛解だし、小児科には0歳未満の乳幼児が入院することもあるから、夜も赤ちゃんの泣き声がするってのはザラ。雰囲気や想像ではなく、事実に沿ってきちんと書かれていて物凄く感動しました。ジラーチに会いに行ったとき、ジョーイさんがカクト君を止める言葉もすごくリアル。一瞬、アニメのジョーイさんの声で聞こえた。文章の流れもよどみなく、かなりレベルの高い作者さんだと思います。
 ジラーチには会えたけど、当のジラーチは瀕死に近い状態。検査前日にカクト君は、「自分は弱い存在」「ジラーチは強い存在」と考えていただけに、よわっちい自分と同じように、死や病気という「現実」に直面して戦っているジラーチを見て、相当ショックだっただろうな、と思いました。でもジラーチは、自分の力で戦っていた。その上、カクト君の力になろうとしていた。「強いから何でもできる」「強いから願いを叶えられる」とかじゃなくて、「強くあろうとしているから、強い」みたいな事にカクト君は気づいたのかな、と思いました。こう、「勇気があるから勇気ある行動ができる」んじゃなくて、「勇気ある行動をしようとするから、勇気がある」とか、そんな感じの。先にそれがあるんじゃなくて、そうあろうと必死に戦うから強い。それは最初から持ってるものでも、与えられるものでもなく、自分で勝ち取っていくもので、うう、上手く表現できない自分の語彙力が! 
 自分と同じく、戦っているジラーチの姿に勇気づけられて戦うカクト君。願いをかなえようとするジラーチを断ったのは同情からではなく、欲しいものはもう手に入れたからだったのかなぁ。
 ロケットの話が並行して進んでいたのは、暗喩でしょうか。諦めなければ、いつか宇宙にだって届く。すべては一歩一歩! このストーリーを通して、いつか会えるかもしれないジラーチにすべてを解決してもらうという“幻想”ではなく、目の前の現実をなんとか受け止めて、自分の足で進んでいく事を選択した。結局は作者さんがどういう意図だったのかは分からないので、すべて私の推測と感想になります。ですが、こう言葉にしにくい何かをメッセージとして受け取ったような気がします。非常に生命力にあふれた作品でした。ありがとうございました!
シガラキさん
評価:☆☆☆☆☆☆
 これはすさまじい作品だと思いました。マスクネームの凝りようもかなりすきです。『フィソステギア』、主人公の『カクト』、そして花言葉。とてもよく考えられてる作品です。さらにひと昔に流行った都市伝説要素も入っており、作者さんはポケモンが好きなんだなあと感じました。ポケモンカードネタやポケモンエメラルドの白い石のネタなど、懐かしいですね。私のエメラルドは電池が切れてロケットの発射回数が常時カンストしてるという奇怪なことになってます……。いやはや懐かしい。
 病院の描写もうまいなあ、とそう思いました。特に好きな描写はゼリーのところです。『ブルーアローラのグラデーションは、波音さざめくトクサネ海のように蒼い』。ここすっごくすきです! 初めて読んだとき、ここだけ何度か読み返しました。トクサネ海の涼しさ、波の音、綺麗な海の蒼……頭の中でいっぱいになりました。こういう綺麗な文章にはすっごく憧れます! 本当にすきです!
 ポケルスの感染による病気、という点もなるほどなあとつい手を打ってしまいました。そもそもポケルスが人間に感染するなんて考えたことありませんでしたし、その症状と治癒法に関しても全く違和感なく読み込めました。病院内での描写といい、かなりの下調べをしたのではないでしょうか。その熱意とそれに見合う文章力がかみ合っており、とても読みやすく面白い作品になっています。いや本当にすごい。
 ジラーチに会いたいと懇願するシーンもとてもすきです。『患者は、貴方の思い出づくりのためにいるわけではありません』、いいですよねえ。もう本当にすきです。ジラーチに会えた時も『願いを叶えてくれるから好き』と、ジラーチに会いたい理由が『願いごとをするため』だったのにも関わらず、何も願わないところが……本当にもう……。ジラーチに貰った短冊は一生の宝物であり、最高の励ましになるんだろうなあ……。
 作品投稿、お疲れさまでした!
ionさん
評価:☆☆☆☆
14.キミをみるまえからしっていた
チカラなきもの、“小さきもの”の祈りは届かないとは。限らない。
…ところでion君の感想の前半自分で怖い。奇特な人以外薄目で読み飛ばせばいいと思うよ。
ごめん奇特な人もできるだけ真面目に読まない方がいいと思う。

辛辣なことに定評の特にないひとの焦っている感想。
前半、ほぼ本編に関係ない自分語りをします。

 素直にカクトくんの門出を祝えないのは、SNS上ですが自分はいくつも、希望みたいなものが手折られているのを見ているからです。
もうかつてのその人のようには歩き出せないだろうと彼等が思っているようなことを表す言葉がたくさんあるからです。普通に闘病とか。
ほとんど創作をアイデンティティにしていたような人の、会社に勤めることによって感性の鈍りを致命的なこととして感じていることとかも。
キツいな。読者の誰も、そういう言葉の主も、この感想を読んで得する人はいないんだと思う。
それは半分で、そんな中で学生やってる罪悪感とか、もう半分は学生生活が終わるのが怖い気持ちです。
 と、ここまでは前提で、ほんとうにこれを祝えない原因は自分が前向きにならないことなんだってさ。

“ きっと、みんな奥に色々なものを秘めている。カクトが患ったのはそういう、ひとつの宿命だ。「ジラーチも闘っている」”
たぶんこの辺がテーマなんでしょう。
世の中(というかSNS)には、それを言われて奮起するひとと、そういう「みんな頑張っている」という言葉をdisる人がいて、どっちかっていうと自分は後者に近いマインドセットを持って生きてきた側なんですが。自分は世界のひとたちの、患い、あるいは辛いことが平等にあるとは、思えないのです。
もちろん、この通りみんなが平等に必死で本気で生きたがっているわけでもない。

だから、前によく言われていた通り、世界がダムに沈めばいいって話になる。

 途上国のこどもたちとか、母に感じ取るまわりへの恨みとか、現代日本格差社会論とか、この世の中には(ぼくにとっては)
「自分はなんで(今のとこ)健康体で生きていていいんだろう」と思わせる要因が多い。多すぎる。
その中で、今の自分にできることを続けていくことによって、(ある価値観に沿って)
なんかぼくは軽薄な言葉としてしか語れないんですが、「生きる」ことを続けるのは、
ほんとはそんなに好きな図太さではないんですが、(そのある価値観からそれるつもりの結局ない自分に)必要な図太さではあるって理解していて。
はいはい自分の不幸語りに酔ってるポエム。
世界を不平等と(事実とぼくが認知して)感じるにしても、いわゆるぼくにとってはそれを忘れた方が早いと思っている現実な。いい加減脱線しました。
逆に、自分が比較して不幸だと思えれば今よりはもっと頑張れるのかもしれないけど、世の中の大半をいちばん占めているのは、幸せになる権利は誰にでもあるって話なんだと理解しています。
 言葉にするのは誰にでもわかるくらいに簡単だけどね。
自分の命を大事にする。

 作者に言ってもそれこそ(まさにこの物語で語られているのと似た意味で)どうしようもないことなのは存じておりますが。その上で
寛解しない、例えば一生病院から出れはしないし悪くなる一方だけど、すぐに死に至るような病ではない、といった少年の患者をあなたが物語にするとしたらどう扱うのか。
というか、家族から嫌われているような認知症の高齢者の患者とかもっすね。自分の身勝手な哲学の原点は割とそこにあるんで。
でもこの物語を成立させるのにそれは余計ごとってことは理解していて。
自分だけの哲学を持つことは身勝手なエゴという考えを僕は割と信用しております。

どうやって助かるつもりかは知らないし目の前のことをひとつひとつこなすことで助かるつもりですが、助かりたいですね。

ここまで自分語り。

○□○□←パクるな かわいい

根っから感情が覆された、動かされたってことでは残念ながらないけど、前に挙げた一般論的な理屈として、カクトくんが夢を叶えられればいいのは思うし、
小説、ここで一番やりたかったことってほんとうはいったい誰に何を感じさせることなんだろう。カクトくんの夢が壊されてはいけないと思うようにたとえば博士関連の?エピソードを増やして誘導するともっと自分が門出を願えるのか?

さっきも述べた通り、たとえば
(思うように生きる、あるいは)幸せになる権利は誰にだってある
命、人生は大事なものだ
って実感で思わされるような仕掛けが作中でなされていれば、
もう少しこの作品のテーマっていうかラストが自分にもっとストンと落ちてきたと思います。
ですが、感受性にムラがあることに定評のある自分を動かすようなそんな仕掛けを、自分が思いつければそもそも自分はこんな年でこうしてそんな後ろ向きなことを考えていないんですし、
そもそもそんなことを納得させる仕掛けなどないという気もしています。
 

 彼等は生きる権利があるって前提に立って最初から彼等は行動しているんだな、って今さっき補助線を引きました。
あ、でも そう願うことは許されるよね、ジラーチ。って最後聞いているか。
いやまああたりまえなことだろって一般論は返すしかなくて、その先に何を語るひとに会えるのか、ジラーチ、周りの人にに何ができるのか、ってことなんだろうな。

一定程度の病院描写の正確さ等は、他のひとが指摘しているとおりに感じます。
あとただのウイルスとして登場した宇宙ウイルス、似て正反対の立場にいるジラーチとの絡み面白いっすね。作中的には全く笑えない状況ですが。

 チャット会でたぶん該当するかもしれないカードイラスト見せてもらったんですが、普通ジラーチってこの小説内でジラーチがそうだった通り、
映画とかに由来して儚いイメージをされることが多くて。
でもカクトがちょうど持っていたのは、あざと可愛さベクトル全振りみたいな絵だった。
作品レベルでは運命のいたずら、メタ的には作者の作為というかそういうものを感じますね。
さいとうなおきの絵を選んだのは、でもそれ以外にも意味あったりするのかな…

ちょっと、あとで面白かったところ付け加えなきゃと今はおもってます

作者さんの、自身の意見伺えるとうれしいです。これは強制するものではないけど。


本編に関係ないけど、二次元に不幸を味あわせることそのものが目的って展開は、
自分の気持ちがそうなることは絶対にないって気がするわ。それが目的ならそれは無意味でしょう。
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