無数の星の中での感想

Pさん
評価:☆☆☆☆☆
読後にまず、作中に配されている「無数の星」の細かさについて思いを馳せました。
砂浜でりゅうせいぐん(物理)を形成するほどのヒトデマン、玲司さんの語る世界に存在する無数の美しいもの、そして大羽さんの思い詰める理由となった、壮大な物語の尾ひれをつけなければ勝てないほど強く輝く星もその内に入るんだろうなと思っています。
アトリエで繰り広げられる血を吐くような壮絶なやりとりは圧巻の一言で、主人公2人が入り込む隙間がなく、かつ大羽さんの人となりは後半戦に入るここまでほとんど語られないにもかかわらずこのワンシーンだけで読者の脳裏に焼き付くようなキャラクターになっており、非常に印象に残ります。
ただ、関係者とはいえ立ち入り禁止看板の向こうに無断で人を入れてしまう玲司さん、海まで行ってみたのに突然「玲司さんに会いに行く」と走って行ってしまう主人公、見ず知らずの子供達の姿にあてられ長年の親友の想いを裏切る玲司さんなど、シーン数に比して厳しい1万字という字数制限の中でこの展開に持っていくためにかなり苦心したであろうことが伺える唐突な展開が見受けられる点は惜しく思っています。
ですがそこを差し引いても尚、まさに男子小学生と言えるパーソナリティの主人公2人組・幼い頃から日々を共にしてきたのであろう強い絆を感じさせる大人2人組・それに何より重い主題の清涼剤として大活躍の人間臭いヒトデマンと、キャラクターの魅せ方とそのための表現・展開に関しては比類なく素晴らしい作品であると思います。
あすぺふさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
読み終わって最初に思ったことが、「すこ」でした。文句なしのとても素晴らしい作品でした!
Ryoさん
評価:☆☆☆☆
芸術家として、自分の人生ごと一つの芸術にしたい、っていう大羽さんの激情は分かったんだけど、それに自分のポケモンまで突き合わせちゃうのはどうなんだろうなあ…過酷な特訓は、どんな業界のポケモンでもトップを目指すならやるだろうから分かるんだけど、薬まで打つっていうのが引っかかる。しかも、カラを美しくするためというより、死なせてたった一つの特別な作品にするのが目的だった、それも最終的にはカラを特別な存在にするということよりは、玲司さんを「人殺しの画家」という作品にするためで…なんか読めば読むほどカラが可哀相になってきてしまって…と思ったけど、よく読むと実は薬も特訓もただの噂話だったの?凄くあっさり書かれてたから今ひとつ分からないけど、もしそうなら大羽さんは本当にカラのことを慈しんだ上であんなパフォーマンスを…
…という本筋がしばらく入ってこないくらいに、ヒトデマンの存在感が光りまくっていました。そもそもヒトデマン投げという発想自体が常人には考えつかない。一体どこから降ってきたアイデアなんだろう、とイントロから興味を惹かれますし、色々なやり方で感情表現をして、オチでどんどん増えていくのが面白くてたまらなかったです。行間の☆がどんどん増えていくのも個人的にポイント高めでした。このヒトデマンの描写で、作者さんのポケモンを魅力的に書く力の高さが十分に伝わってきたので、そこらへんを遺憾なく発揮した小説を読んでみたいです。
円山翔さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
美しい物語でした。とある画家に自分を重ねた画家と幼馴染。後世に名を残せるようにと提案され、未遂に終わった犯罪。最後はギャグとはちょっと違う、しみじみとした笑い。それは、このストーリーがあったからこその輝きを持っていて。星空をイメージしていましたが、ヒトデマンで一杯というのは新鮮でした。
……ところで、ポケモン図鑑wikiによるとヒトデマンは34.5kg(平均値と思われます)あるらしいのですが、というのはさすがに野暮ですね。イシツブテ合戦がなされる世の中なので、海辺ではきっとこんな遊びも行われていたのかなぁ、なんて。
586さん
評価:☆☆☆☆
玲司さんと浩介さんの関係性が複合的に入り組んでいて、短いお話の中でそれが上手く表現されていると感じました。
コメットさん
評価:☆☆☆☆☆☆
少年との出会いが、青年の気持ちを動かす。蓮くんと京太くんに全くその気がなくとも、玲司さんに大きな影響を与えていたんですね。冒頭の画家の伏線からオチ、ヒトデマン合戦に至るところまで、完璧に配置され、整えられている印象を抱きました。タイトルに関しても思わず膝を打ちます。お題の使い方に全く違和感を抱かなかったのも、完成度のなせる業でしょうか。
カイさん
評価:☆☆☆☆
大羽浩介と玲司は確かに愛し合っているのですが、そう表現するのが無粋に思われるほどの美しい、とても美しい芸術的な愛情を感じました。
大羽が埋もれたくなかった「無数の星」に、ラストで埋もれている(ヒトデマンという名の星ですが)という構図が大変好きです。
二人のアーティストが歩む新たなストーリーに幸あれ。
灰戸さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
冒頭での少年たちの無邪気な明るさが夏の浜辺よろしく眩しかった(夏かどうかわかりませんが)
最後の「……こうちゃんのばーか」というセリフがかわいすぎて、そしてみんなが無邪気に遊びだすのが読んでいて嬉しくなったし、微笑ましいなあとにやにやしてました。好きです。
終夜さん
評価:☆☆☆☆
一緒に遊びたいヒトデマン……走り抜けていくヒトデマン……シュール可愛い。
しかし「麗しきマッチョ」とは……またすごいパワーワードが来ましたね。
マッチョ怖い!!筋肉って強い!!
そして鍛え上げられたカラさんに全身巻きつかれたら、問答無用でやばそう(骨折と窒息的な意味で)
浩介さんとしては、ただ無数に輝くものと同じように素晴らしいのではなくて、俺のカラは唯一無二の存在だからこそ素晴らしいんだよ!!!と、大衆に思われたかったのかな?
そんでもって、玲司さんはその浩介さんの希いを汲みとった上で自分は「人殺しの画家」という作品になろうとした、とのことですが……なんつーか、このお二人ってめっちゃ苛烈な人間関係を構築されていらっしゃいますね……??
僭越ながら、彼らの関係性は幼馴染というよりもカラさん含め、全員が共犯者染みているな、と感じてしまいました。
そしてこの二人と一匹だけのストーリーでしたら大分闇が深くなりそうなところを、主人公が子どもの蓮くんであったからこそ明るい結末まで持っていけたのかなあ、と思います。
おれたちの ヒトデマン合戦は これからだ!!
葉穂々さん
評価:☆☆☆☆
ポケモンコンテストの絵に着目した作品ですね。
玲司と浩介のそれは狂気か、愛か、それとも友情なのか?

今作で特筆すべきは、ヒトデマン。
私は、こんなに可愛いヒトデマンは初めて見ましたよ。
ヒトデマン達にとっても楽しいのでしょうか、ヒトデマン投げは?
ラプエルさん
評価:☆☆☆☆☆☆
ヒトデ投げ、小さいころにやったなあ…近所は狭い海で波が静かだったから、石切りもしたなあ…なんだか懐かしい気分。
スピードスターとかりゅうせいぐんとかをヒトデマンで再現してるのすごい好きです。きゃっきゃ言いながら投げてるんだろうな、いいなあ楽しそうだなあ。

初めて読んだときは世界観にすごく引き込まれたんですが、二回目読んでみるとちょっと展開が急だったかなあと思いました。海で遊んでたら邪魔しちゃった画家に誘われて、カラが死んで玲司さんのところに行ったら浩介さんと争ってて、殺す殺さないの問答の後仲直りして海で遊んで…文字数の兼ね合いなのでしょうか。
もっと掘り下げがあれば絶対イチオシになってただけにちょっと残念です。

玲司さんと浩介さんの関係性は素敵ですね、玲司さんは浩介さんを殺したところで狂ったように絵を描いてしまうだろうと言い、浩介さんは自分の命を差し出してでも、カラと玲司さんが激的に燃え上がるストーリーを作りたかった。
絶対に触れられない、抱きしめられない、といった文面からは一種BLを思わせますが、何度読んでもそれを超越した綺麗な友情を思わせるのは流石でした。すごいです、本当にすごい。

もっと細かいところを掘り下げて読めたなら間違いなく☆7ですが…!
素敵な作品をありがとうございました!
森羅さん
評価:☆☆☆☆☆☆
ヒトデマン投げ! ヒトデマン投げ!! 最初と最後がこれで終わるのがとても良いです! 無数の星の中で始まって無数の星に埋もれて終わる。ダブルミーニングみがあってとても好きです!! 
読み終えたとき「これ本当に一万字か?」と思ってしまいました。一万字以内なんですかこれ……。すごい。そして多分一万字で文字数足りなかったことも想像に難くありません。よく収まりましたね……。少年二人がメインのように見せかけて、実は彼らは傍観者、もしくは観客あるという部分がとても好きです。勿論、彼らが居たからこそ玲司さんは最後、大羽さんを殺さなくて済んだのですが。なんというか、個人的には(多分意図とは違うのでしょうが)蓮君たちは影法師的なところがある気がするんですよね。大羽さんと玲司さんがまだ才能なんて言葉を知らなかった子供時代をリバイバルさせる存在。だからこそ玲司さんは「僕は、浩介を失いたくない。浩介は、僕があの泉の男のようになってもいいの? 絶対に触れられない、抱き締められない浩介の絵ばかりたくさん描きながらおかしくなっていっても、それでも僕に浩介を殺せって言うの?」の台詞を言えたのだと思いますし、彼を殺さずに済んだのだと、そして大羽さんも「いやだ」という台詞が言えたのだとそう思います。というかですよ、というか、これもし玲司さんが大羽さんを殺したとするじゃないですか。殺されて死んでしまう大羽さんはいいですよ。もう死んでしまったカラちゃんはいいですよ。でも、「死んでも、俺を描き続けて。無数の星に埋もれない存在になって」というのは「わたしを殺したら、貴方はわたしを忘れないでしょう」と同じ意味なんですよね……。死にゆくものが掛ける呪い。この呪いの言葉に正直ゾクゾクしました。いや、勿論ハッピーエンドになってよかったんですけども!!
ところで文章の区切りの☆マークが増えていくのが可愛いです!
照風めめさん
評価:☆☆☆☆
ヒトデマン投げ発想がすごいですね、思わずニヤリとしまいました。この印象が強すぎて、初読時はほとんどそっちにインパクトを持って行かれてしまいました。
この作品はタイトルが作品をすごく良く表現しているなと思いました。
大羽浩介が自分を殺させることで、カラや玲司さんを無数の星の中の一つではなく、特別なものにさせようとする。
そういう(私の主観ではありますが)歪んではいるものの強い愛を感じました。
どこかで聞いたセリフなんですが、本当の死は誰からも忘れられること、というセリフがあって、大羽浩介はそれを忌避して永遠に彼らが名を残すように、つまり誰かの中で生き続けて欲しいと思ったのではないかなと感じました。
水のミドリさん
評価:☆☆
ヒトデマン投げの絵が非常に強い。むしろそれくらいしか印象に残ってないです。全編通してわんぱく少年の一人称視点なのに地の文が硬いことに違和感を覚え物語に集中できなかった。中盤ほとんど三人称ですし、面白いのですが(ぶつりこうげき)とか諦めて三人称で統一した方がストーリーに入りこめたでしょうか。
カラと浩介の実際のコンテストシーンが描かれなかったため、ミロカロスの死が衝撃的なものになり得ませんでした。コンテストで華々しく優勝したから浩介はカラを殺した、または優勝して表彰式で突然死した、くらいのインパクトは欲しかったかも。なんか、なんでしょう、圧倒的エピソード不足感……。メイン4人のキャラクターの厚みが致命的に足りず、後半の核となる彼らの芸術性に納得できなかったのかな。作中「ストーリーがなくてもいい」と玲司に喋らせている割にこの作品ストーリーに縛られまくってるなあって印象でした。
ばすさん
評価:☆☆☆☆☆☆
ヒトデマンが可愛いです!
すとんっと落ちたものを受け止めるように、あ、この物語好きだなと思えた作品です。
どうなっていくのだろうと、どきどきとしながら読んでいくことができました。
カラの活躍をする姿を、是非とも見てみたかったな思います。
そして、ヒトデマン可愛いです!走るヒトデマンにくすりと笑い、ヒトデマンは走れたのかと、新たな魅力を見つけることができた気がします。
秋桜さん
評価:☆☆☆☆☆
ヒトデマンが可愛いだと… 青年二人の関係性や、破綻しかけたそれを子供たちとの交流で軌道修正。とても良かったです。
あまもさん
評価:☆☆☆☆☆☆
ヒトデマンが可愛い…可愛すぎます…うねうね遊んでくれる、変わらない無垢なヒトデマンが、いつだって人物達の心を癒してくれている気がしました。「星」というものを、いろんな角度から表現されているところも好きです…。そして雄々しい筋肉質なミロカロスとは、カラさん最高ですね…。また大羽さんの、甘いマスクに強引なパフォーマンスというキャラが、トップを貪欲に求めるカリスマコーディネーターという人格が出ていてとても好きでした。キャラの描写を読んで、これは間違いなく強いコーディネーターだと思わせる説得力がありました…!
雪椿さん
評価:☆☆☆☆
ひ、ヒトデマン投げ!? 確かヒトデマンって高さ0.8m、重さ34.5kgくらいだったと思うのですが、それを軽々とやってのけるとは……。何とエネルギッシュな遊びなのでしょうか。長い時間やっていたら、結構体力や筋力がつきそうです。
ヒトデマン投げを通して画家の男性と出会った少年達は、色々と暗かったり重かったりする出来事に巻き込まれてしまいますが、最後は明るく終わってよかったと思っています。
……ところで、最初と最後の場面でメノクラゲが登場しますが、彼(いや、彼女?)は投げられかけたり踏まれたりと、なかなか不憫ですね。メノクラゲって体のほとんどが水分でできているから、踏んだら「???」と訳が分からずにズルリと滑って転びそうな気がします。
それはともかく(え)、色々と印象が強い小説をありがとうございました!
しろあんさん
評価:☆☆☆☆☆☆
なんというか美しいお話でしたね……投げ飛ばされるヒトデマンは凄いインパクトがありましたが((
大羽浩介の、自身やカラの一生を芸術に仕上げようという考え、そして玲司さんを憧れの昔の画家にさせてやるという思い。凄く変わってるけど、強い愛情や友情を感じされられました。あぁ、上手い言葉が思いつかない!
でも最終的に少年二人組のおかげで運命が変わって本当に良かったなと思いました。すごい作品だった!
砂糖水さん
評価:☆☆☆☆
なぜポケモン世界ではイシツブテ投げたりヒトデマン投げたりするんですかね?www
>解毒に使われるモモン、そして白という色は、昔から死者の穢れを取り祓うといわれています、純粋な魂だけを神様にお届けするのです――
ここ好きです。
読んでて、ああすごいなーいいなーと思っていたんですが、殺す殺さないのあたりからなんだかついていけないというか、えっえっなんでこうなった感というか…いやちゃんと説明あるんですけど…。
個々の描写などすごく好きなんですが、なんででしょうね…。
ionさん
評価:☆☆☆
ちょっと展開が唐突で急すぎて、ひとつの、美を感じるための芸術作品としてはあまり好きになれませんでした。
良い点についてはみなさんの指摘している点と同じです。ありがとうございました。
うにゃさん
評価:☆☆☆☆☆☆
これは高校の国語の教科書に出てきそうな作品でした…!子ども特有のノリと核心部分の重さが気持ちよかったです!
乃響じゅん。さん
評価:☆☆☆☆☆☆
この内容を一万文字に収めたのすごいですよね。
大羽浩介と玲司さんの友情が独特の美しさを放っていて、引き込む力が非常に強かったです。
玲司さんをコインの画家のような芸術家にし、大羽浩介とカラの二人で星になるために殺させるのも身勝手なような気がしますが、何だかそうとも言い切れないような奇妙な友情を感じました。芸術的な二人にしか分からないような独自の世界観がたまらないです。若さゆえの退廃的な雰囲気と言いましょうか。最後のヒトデマン合戦が夢の中の世界のようにすら見えてきます。
最初は正直あまりピンと来なかったのですが、2回目読んだときに物凄く惹かれました。
字数の割に場面転換が早いので、注意して読まないと内容が飛んでしまいそうになりますが、それを補ってあまりある若さに溢れたストーリーだったと思います。
さねたかさん
評価:☆☆☆☆
「すげえ、うまい!」じゃなくて「すげえ、プロい!」という言葉選びにまずぐうっとうなり声。子供のしゃべり方が堂に入ってる。自然体だ……。
文章は少し気になるところがありますが(主人公の一人称視点なのに母親と描写するところ等)おおむね読みやすかったです。ヒトデマンの使い方に作者様のポケモンに対する愛情を感じました。話が重たくなった時に少年たちの心と読者の心を浮上させるヒトデマンたちはとても愛らしいものでした。
うーん、でもなんでしょう。現実の画家を持ってきてしまったのがあまり好きではなかったというか……自分が想像している画家であっているとすれば、彼は良い腕を持ち(ある程度コネもあり)絵画界に影響を与えた人物なので悪評で有名になったのとは違う気がします。いっそ架空の人物であれば引っかかりもなく「そうなのか」と受け取れたのですが、しかしこれは個人的な好みの問題なのであまり気になさらないでください。
浮線綾さん
評価:☆☆☆☆
 美術館やコンテストの裏側を垣間見させてくださるの本当にどきどきします。この作品はもっと多くの字数でじっくりと読ませていただきたいなあと思いました……
48095/坑さん
評価:スキップ
 私の作品です。せっかくなので少しだけ裏話をさせてください。
 ポケストカーニバルの存在に気づいたとき、すでにお題は発表されていました。「波音」「マスク」「神経衰弱」……神経衰弱?!
 これが一番のネックだと思ったので、神経衰弱から考えることにしたんです。
「神経衰弱」→「病んでる」→「病めるバッコス」
 ?!?!
 どうしてこうなった。
(病めるバッコスとは、例の画家の作品のひとつです)
 作中の「あの画家」や「泉の男の絵」には実在のモデルがあります(感想チャットでそのことに気づいてた方がいたのすごく嬉しかったです)。二年前、その画家の特別展のためだけに東京まで行きました。蓮と京太があの画家のコーナーで見たものは私も実物を目にしています。
 発想の基である「病めるバッコス」ですが、構想の早い段階から別の絵に取って代わられてしまいます。それでも何かしらの形で残したいと思い、登場人物の名前として残すことにしました(バッコスっぽい名前のあの人です)。
 「病めるバッコス」は自画像として描かれたという説があります。そんな絵から彼の名前が決まったなんて、なんというか運命的なものを感じます。名づけたのは自分なのに。
(ちなみにバッコスはバッカスともいいます。私はバッコスで覚えていたのでバッコス派です)
 この作品は私としてはかなりの安産で、思い描いた通りに話が進み、大きく書き直すこともなく、やりたいことをやりきった作品でした。完成も思ったよりずっと早かった。
 あの画家も、作品を仕上げるのがとんでもなく早かったといいます。そんなところにも、運命を感じてしまいました。
(ふだんこんなロマンチックなこと言わないので恥ずかしくなってきました。このへんにしておきます。ありがとうございました)
☆彡
シガラキさん
評価:☆☆☆☆☆☆
 深い作品でした! いやはや凄まじい密度で1万文字とは思えない濃密な感じを味わえました……!
 まず冒頭の必殺のスピードスター(物理)! イシツブテ投げの亜種みたいな、でもヒトデマンって実はイシツブテよりも重いんですよね。投げる方の力はともかくとして、投げられた側も強くないと大変なことになりそうです。まあそんなこというのは野暮ですよね。重さに関しては公式で色々はっちゃけてるので、逆にポケモンらしさが出ていると思います。
 そして30kg以上あるヒトデマンが礼司の画材へ……。しかし注目すべきはその後。「あ い つ 、 陸 も 走 れ た の か」。いやもうここで腹筋崩壊ですよ。陸の上をトットコ走るヒトデマンかわいすぎません? アイデアもさながら、創作を書きなれてる感じがひしひしと伝わってくる文章でした。
 礼司と浩介、そしてカラの関係……。どういう発想でこの関係を持たせられたのか、本音をいうと羨ましいです。追われようとも絵を描き続けた画家、それに憧れた礼司、親友の憧れを成就させたい浩介。カラを『素晴らしいものの一つ』ではなく『ただ一つだけの特別』にしたいという思い……。このあたりの描写は全て主人公の蓮目線で語られているのもいい味出してると思います。この2人が本心ではどう考えているのか。礼司の憧れは本当に画家の一生の中にあったのか。浩介はカラをオンリーワンにし、礼司を憧れにしたいという裏腹でカラを失った悲しみから逃れたい一心だったのではないか。……これはすさまじく深い作品だと思いました。私の解釈があっている自信はありません。そもそも答えなんてものはないんじゃないかな。
 作品投稿、お疲れさまでした。とても大きな作品でした。乾杯!
早蕨さん
評価:☆☆☆☆☆☆
 大変心が震えるお話でした。すごく好きです。冒頭のヒトデマン合戦の様子から、ラストのヒトデマン合戦が両方違う意味で素敵でした。大羽浩介には微塵も後悔はないのでしょうか。玲司が言っていたことが本当だとしたら、最後の結末はカラに強いてきたことが無駄になってしまう。大羽浩介の玲司をあの画家のようにしたいという気持ちは、どこからくるもので、自分のパートナーであるカラに対して無理を強いるほどの何かがあったのか、カラが何故それを受け入れていたのか、いろいろ考えてしまいます。
 小さい頃の大羽浩介がカラは一番好きで、その頃に戻ってくれると信じ続けた結果なのだとしたらそれは悲しいお話なのだと思いました。
 いろいろ考えてしまうところはあっても、作中内の玲司と大羽浩介の両社の想いが痛いほど伝わってくる。玲司は浩介を失いたくない。絵のことよりも、大切な友人をただただ失いたくない。大羽浩介はカラをその他大勢の星の一つにしたくない。礼司をあの画家のようにしたい。向かい合うシーンは今回のテーマB.ポケストカーニバル作品群の中でも屈指の名シーンだと思っています。それだけ迫力がありました。蓮と京太が二人に迫るカメラ役といいますか、彼ら二人を通して感じ入る礼司と大羽浩介の姿が、非常に素晴らしかったです。子どもから見たらとても恐ろしさを感じる光景でしょう。その恐ろしさが、迫力や勢いをつけているのだと思います。
ポリゴ糖さん
評価:☆☆☆☆☆
 全体通して読んでいて飽きさせない工夫が散りばめられているように思えました。主人公とその友達の幼さが残る描写に始まり、人間たちに興味深々みたいなヒトデマンたちの様子も可愛らしく、はしゃぎまくる4人もとても微笑ましかったです。カラの生き様を一つの芸術作品として昇華させようとする狂信的な有り様にはゾクゾクしました。
 秀逸だと思ったのはナイフを突き立てるシーンの描写です。本当に人を刺してしまったのかとはっとしてしまう場面、この書き方は叙述トリックのような、小説だからこそ活かせる技法を実に上手く用いているという点で非常にレベルが高く、緊迫感を感じさせる描写でした。ヒトデマンを投げ合う明るいシーンとの対比もバッチリだと思います。
 あえて言うのであれば、大羽浩介のキャラクターが不明瞭なままに言い争いのシーンに入り込んでしまった感触があるということです。カラというミロカロスと共にコンテストのステージに立つイケメン男性、という設定は提示されていますが、そこに至るまでに二言三言でも会話しているシーンがあれば、普段は仲が良いということも示せた上で、玲司さんとの言い争いのシーンをより際立たせる効果が出るかな、と。
 1万字の中で4人のキャラクターを動かしつつ非常に濃いストーリーを書き切ったところに高い技量を感じる物語でした。
はやめさん
評価:☆☆☆☆☆
 ヒトデマンの作品、といっても過言ではないぐらい、実際ヒトデマンが印象に残ってしまう、それぐらいヒトデマンの描写がポケモンとしてイキイキしてますね。すごい生物の躍動感。砂浜を走るヒトデマンの姿は想像するとだいぶシュールでちっこくてかわいらしいです。また、日常的なもの、笑い、人として大切なものを象徴するかのようにヒトデマンたちとのシーンが盛り込まれているようでもあります。私見ではありますがそういった意味合いやニュアンスをとっているのかなと感じました。
 参加者それぞれの作風や趣向がひしめき合う企画で、基本的には自分には書けないなあと思うものしか無いんですが、この作品は特にそれを感じます。私には彼等のような芸術的発想は到底出来ないだろうなと思いました(本当に関係ないんですが、フリーホラーゲームのibが頭をよぎりました、絵画つながりで)。
 「この画家の絵がわかるのか。君たちはいい子だな」とあるように、この作品はその芸術を解する個人の好みによるものかなと感じましたが、自分には彼らの気持ちがおぼろげに伝わってきました。あとこの作品で描かれるミロカロス(カラ)の二面性もなかなか面白いですね。ポケモンの表面を覆すギャップ描写は記憶に強く残ります。
 カラを単なる「素晴らしいもののひとつ」……無数の星にしたくない気持ちももしかするとエゴイズムを突き詰めた選択であるかもしれません。が、劇的なエピソード、それこそ退廃的で、理解を放棄した領域にでも自分のポケモンを押し上げてやりたいという執念には、芸術を感じるというか、あまりにも激しい発想ですね。
 でも、本当はむしろ玲司さんのためだったという転換にも納得です。序盤の絵画はそのためにあったんですよね。10000字という枠内で、物語的な展開としてはやや早急感はありましたが、これだけのお話を違和感の無い形で落とし込む技は素晴らしいと思います。
フィッターRさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
 ヒトデマンって34.5kgあるんですよね……砲丸投の砲丸の5倍あるんですよね……それを投げあう蓮と京太、そしてそれがぶつかっても"それなりの被害"で済んでしまう画材、タフネスすぎるんじゃ……というのはさておき。
 "男性的な雄々しさ、逞しさ"を持つミロカロス。ミロカロスというポケモンの一般的なイメージと離れているようで、でもよくよく考えるとそう遠くはないかもしれない――というカラの個性がとても印象に残ります。そんな印象的な存在のカラが、コンテストを控える中で急死し、それが浩介と礼司の"約束"をめぐるドラマへとつながっていく。すごく引き込まれる構成です。地の文の情報量はあまり多くないのですが、それでもストーリーがちゃんと頭に入ってくるのは、この構成の巧みさのおかげでしょうか。
 またヒトデマンの話になってしまうのですが、最初とラストだけでなく、物語の転換点にもユーモラスに走るヒトデマンを入れていたのは、ややばかり重いお話のなかでいい具合の箸休めになっていたと思っています。ヒトデマンが好きになるお話でした。
レイコさん
評価:☆☆☆☆
 アローラはナマコブシ投げで有名ですが、ヒトデマン投げも楽しそうです。でもコントロール力以前に、腕力が要りそうなので、私は参加できそうにないですね……残念ながら。無数の星の意味がヒトデマンや絵画的な芸術性、人生などに幅広くかかっているところがいいなと思いました。女性的な優美さが注目されがちなミロカロスが、この作品では男性的な逞しさで人々を魅了していたという設定も好きです。海遊びに興じる腕白な子どもたちが、美術作品に感銘を受けたり、画家の生涯について考えさせられ、ほんの少し大人の階段をのぼる過程が丁寧だったと思います。てっきり蓮と京太がこの物語の主役だと思っていたので、中盤で勃発した玲司と浩介の激しいやり取りに唖然としました。しかも、浩介がカラに異常なほどの美しさを求め(結局投薬疑惑はただの嘘だったんでしょうか。読解力がなくてすみません)、無数のかがやきに埋もれないことに執着した真の目的が、玲司を人々の記憶に刻まれる「人殺しの画家」に仕立て上げるためだったとは……玲司も子どもたちに出会うまで浩介の想いをくみ取ろうとしていたようなので、言葉に失います……お互いがお互いを大切にするあまり、法律とか常識とか超越してますね。最後は皆で泥んこになりながら戯れる風景で締めくくられていて、よかったです。投稿、お疲れ様でした。
rairaibou(風)さん
評価:☆☆☆☆☆
 ひねりのあるストーリーで面白かったです。ミロカロスが死ぬだけの単純な話で終わらなかったのが良かったです。自分もこういう話書くの好きです。
 話を広げた分、ストーリーが一万字では収まりきらず、すこし展開が急になったように感じました。せっかく二人の狂気を描いた作品なのだから、第三者から見た二人の狂気前の部分をもっと書いていたらまるでその世界にいる人と同じようにその豹変に驚くことができたような気がします。
春さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
 すごく好きな作品です。タイトルコールから終盤までいろいろな人たちの想いが交錯して、なおかつ綺麗に収まる所に収まった。凄い。
 最初のヒトデマン合戦のシーンを見た瞬間、「あ、この話好きだ」と思いました。イシツブテ合戦ならぬ、ヒトデマン合戦。ノリノリで投げられるヒトデマン。半分眠りながら投げられるヒトデマン。磯の香りがしそうなヒトデマン。冒頭だけかと思えば、最終シーンで再登場した上に、かなり重要なシーンだったことが判明するヒトデマン。ネタじゃなかったのか、お前……!?
 美術館の絵の話は、水仙(ナルキッソス)の事ですね。ミケランジェロさん、いつの間にポケモン世界でも名をはせてたんですかあなた。作者さんの趣味ももしかして、美術館巡りかな? ミケランジェロはその生涯も作品もすさまじい人ですよね!
 大人二人組の方のやりとりも、お互いに芸術家らしい悩みと発想で好きです。普通だったらそんなこと考えたりしないかもしれない。でも、大羽さんの「無数の星の中のひとつにしたくない」気持ちはすごく分かります。同時に、カラを本当に愛していたんだ、と強く感じました。彼の気持ちが玲司さんに分かった理由も、道は違えど、同じ芸術家だからこそ理解できるものだったのだろうと。絵の話と絡めて大羽さんを説得したくだり、見事な伏線回収でした。シーンとして成立させつつ、他のシーンとの関連させるのが非常に上手い。起承転結、伏線回収、キャラの立て方、文章力と、全体において非常に高いレベルで作品を成立させている。コメディ部分とシリアス部分、両方とも読み応えがありました。大人二人組の会話シーンも凄く好きです。大羽さんの気持ちが痛いほど分かる。いつか、忘れ去られてしまう事に耐えられない。あんなに輝いていた星が、いつか燃え尽きてしまう。たくさんの星に埋もれて、特別ではなくなってしまう。
 すごく好きです。作者さん公開時にはすぐチェックしたい。そんな作品でした。ありがとうございました!
北埜とらさん
評価:☆☆☆☆☆☆
 この作品の芸術観がすごく好きです。子供二人が泉を覗き込む男の絵に惹かれているシーンが特に好きです。この少年たちは動いて派手で目に見えて楽しいコンテストにすら興味がなくて、浜でヒトデマンを投げ合って遊んでいる方が楽しいと考えるような子供なのにも関わらず、ですよ。圧倒的な芸術作品を前にして、息をつめて訳も分からず絵に魅入ってしまう、意味も分からないのにどこか惹かれてしまう。私も美術方面は恥ずかしながら全く教養がないのですが、美術館に行くの大好きで、この子たちみたいに一枚の絵の前に立ち止まって訳も分からずじっと眺めてしまう瞬間があります。なんか分からんけどスゴイ好きな絵とか、もう永遠に目の前に立って見つめていたくなるなんですよね。そういう芸術の中に秘められた迫力っていうのを描かれているという点が凄く素敵だなと思いました。
 狂気。愛情。殺すだの殺さないだののシーンはただただ圧倒されました。大羽浩介のキャラクタがまさに芸術に魂を売り渡したような芸術家という感じで、「キャラクタ」という作られた存在以上の『凄み』を感じます(これはスゴイことだよ……!!)。また、この大羽浩介と玲司さんの二人のこの関係性、これがまたもう、人肌の温度を感じるって言うか、狂気的なんだけど、すっごい血が通ってるっていうか、良いんですよね……。カラと己の死によって玲司さんを芸術家として高めたい浩介さん。浩介さんの思いを知りながら、悩み抜いた末に「浩介さんを失いたくない」という素直な感情を優先させた玲司さん。それに揺り動かされた浩介さん。どちらも究極の愛じゃないですか。それをぶつけあって、最後には互いに抱き合って涙を流す二人の姿を見ていると、彼ら本当に互いのことを深く深く愛し合っているんだなあと思って、もう、すっごいグッと来ました……。
 それでね、それでねその後の浜辺を歩いているシーンで
> 玲司さんは潮風の中を歩きながら大羽浩介を愛おしそうに見つめた。
 もうこの、憑き物が落ちて子供みたいにしている大羽浩介の背中を愛おしそうに見つめる玲司さん もう もうなんか……アア……はあ……(感嘆)この二人は、きっと、これからずっと共に、隣を寄り添いあって、共にこの世を生き抜いていくんやなあと、この一文で感じたんですよね。いいなあこのシーン。ああちょっと語るごとに愛が深まりますねヤバイです。その後のヒトデマン投げ合いシーンでの二人の一挙一動に愛を感じてもう……ハイ……凄く良かった……この二人の関係性が素晴らしかったです。美しい情景の中で語られる、強く結びついて離れることのない愛の物語でありました。愛だ……。

 自分を棚に上げて生意気なことを言います。この作品、ここまで語ったように要所要所と言いますか、それぞれのシーンはめっちゃくちゃ良いのですが、全体的に展開が突飛に感じてしまい、何度も読み返さないと物語に入り込むことが出来ませんでした(無論私の読解力の問題でもあります)。もっと字数を掛けてじっくりとこの作品を堪能したかったなあという気持ちでいっぱいです。いやでも読み返すたびにどんどんああああ~~うおおおおああああ~~~となってそしてどんどん評価上がっていったからすごい……噛めば噛むほど味が出るスルメのような作品でした……(?)
 突飛だろうが、読み返しているうち、作者さんがこの作品で描こうとしたものというのは、十分に理解することが出来ました。そして作者さんが描こうとしたものが私は大好きです。だから高く評価したい! 大好き!
 投稿お疲れさまでした!
逆行さん
評価:☆☆☆☆☆
 うおおお。これは深い小説。芸術家の苦悩と言いますか狂気と言いますか、その当たりが克明に描かれている印象です。テーマの深さはテーマBの中でも一位なんじゃないでしょうか。(under the false maskと同じくらい?)それぐらいこの作品で掲げられているテーマは印象に残りました。 
 自分が死ぬことすら芸術として昇華させてしまおうという狂気。こんなとんでもないことをよくぞ書き上げたなあと思います。素直に脱帽です。素晴らしいと思いました。 
 全く本筋とは関係ないですがヒトデマンがめちゃくちゃ脳裏に焼き付きました。なんだこの活き活きとした棘皮動物は。こんなヒトデマンは始めてみました。ヒトデマン投げって、ヒトデマン自身は嫌がってると思ったらノリノリなんですね(
 そこまで外見が可愛くないポケモンを可愛く表現したポケモン小説というものは作者の力量がないと書けないからなのか、名作の確率が高いような気がします。 
 この小説、テーマが深いことは深いのですが、いかんせんちょっと文字数が足りてなかった気がします。三万字くらいで書いていただいたら本当に非の打ち所がない作品になっていたかもしれません。 
 この小説には何個か衝撃的なシーンがあります。ミロカロスが死んだシーン、大羽浩介が玲司さんに殺せと迫っているシーン、玲司さんの心変わりの理由がヒトデマン投げだと判明したシーン。これらのシーンで受けた衝撃をまだ完全に飲み込めないまま次の衝撃シーンがきてしまったような印象を受けました。まだ空港に到着してないのに飛行機が離陸してしまったようで、どうも突拍子のなさが目立ちました。もっとこれらのシーンを長々と書かないと、読んでいる側が追いつけないんですよね。 
 かと言って削れそうなシーンも見当たりません。ヒトデマンの下りをバッサリ省いたら良いんじゃないかとも思いましたが、ここまで魅力的なヒトデマンを省くのも……。(他の小説で活かすのはアリか)。ですのでやっぱり文字数が足りないのでしょう。 
 この小説で描かれているテーマそのものは本当にレベルが高いです。他の作品とは違うことをやろうとしたことも評価できることでしょう。ただ一万文字でこの深さのテーマを書き切るのはちょっと厳しいのかなあという印象がありました。仕方のないことですね。
トビさん
評価:☆☆☆☆
Lienさん
評価:☆☆☆☆☆
花鳥風月さん
評価:☆☆☆☆
BoBさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
伊雑アゴバルさん
評価:☆☆☆☆☆☆
風間深織さん
評価:☆☆☆☆
ゾイシアさん
評価:☆☆☆☆☆☆
黒糖さん
評価:☆☆☆☆☆☆
猫村さん
評価:☆☆
天波八次浪さん
評価:☆☆☆☆
クーウィさん
評価:☆☆☆☆
不壊さん
評価:☆☆☆☆☆
じゅぺっとさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
えびフライさん
評価:☆☆☆☆
まーむるさん
評価:☆☆☆☆☆
小樽ミオさん
評価:☆☆☆☆☆☆
リングさん
評価:☆☆☆☆