スピードマスターTORAの感想

うにゃさん
評価:☆☆☆☆☆☆
トラさんが終盤めちゃくちゃかっこよかったです…!ランクルスって目つり上がってますもんね…悪そう…。
照風めめさん
評価:☆☆☆☆☆☆
設定が面白いですね! 72作品あるうち、現実世界が舞台となっているのはこの作品だけ! 現実世界モノに弱いわたしとしてはそれだけでグッと来ます。
まるで少年誌の読み切り作品のようで、この作品をもっと読みたいと思いました!
一万字でキャラクターを立たせるのは並大抵ではないんですが、虎徹さんのキャラがめっちゃ立ってました! カッコイイし好きです!(甘いマスクって書いてあるし、わたしはイケメンに弱いのだ)
特に最後の方でリセットを頼むときに「助けて、スピードマスターTORA」からの「オーケー」「さあ、目を閉じて」のくだりが本当にかっこよくて大好きです。
波音の使い方はこの作品が一番魅力的だと感じました。物語の核としてうまく扱われているなと思います。そして波音から畳みかけるような、異変への導入。ゾクゾクします!
ランクルスやセレビィの使い方もとても面白いです。ただ、ここでポケモンの名前を出したのであれば、ティンダロスの猟犬というワードをそのまま使うよりかは、もう少し名前を弄ってもいいんじゃないかなあ、とか思ってしまいました。ちょっと現実に寄せ過ぎていて、この作品の魅力が少し薄れてしまったように感じます。
本当に些細ではあるんですが、これが投稿順が最初か最後であれば作中のポケストカーニバルに対するメタ要素が効いていたんじゃないかなあと思います。
乃響じゅん。さん
評価:スキップ
自作品です。とにかく文字数との戦いでした。これをAに投稿したら良かったかなあ。
昔ボツにしたアイデアを二つ組み合わせて作り上げた作品でした。
10年くらいずっと頭に引っかかっていたアイデアだったので、今回形にすることが出来て良かったです。
書き上げる機会を下さっためめさんに感謝です。
これはこれで完成形の一つではあるのですが、もう一段階物語を展開させたバージョンもいずれ書きたいなと考えております。
読んで下さった方、ありがとうございました!!!
終夜さん
評価:☆☆☆
最初の一文から容赦のない主人公の突っ込みに思わず噴きました。
そして次の行から始まった詳細な人物描写に、うん、それは確かに変質者だな……遭遇者が学生でなかったとしても即・通報案件であろう、と深く頷いておりました。
そういった始まり方ゆえに、最初ギャグ路線の作品かな?と思っていたんですが、蓋を開けてみると予想とは裏腹なSF系メタホラーだった、といったところでしょうか。
しかしランクルスって、そんな破壊魔的な行動に出るようなポケモンかなあ……?
エスパータイプだからこそ、彼らは脳筋っぽい行動を余り取らなそうなイメージ。
植物が生え伸びてくる=セレビィ=ティンダロスの猟犬、というのは、セレビィが「ときわたりポケモン」であることと絡めたこの作品独自の解釈でしょうか。
図鑑説明見る限り、時間旅行した者をわざわざ付け狙うような邪悪設定までなかったと思うんですが……その辺りは、クトゥルフの方のティンダロスをオマージュしているのかな。
実際の投稿締切ともかけたメタ要素含め、発想自体はとてもユニーク、且つ文章もさらりと読みやすかったです。
葉穂々さん
評価:☆☆☆☆☆
時間を疾走するヒーロー、その名はスピードマスターTORA!
これは、彼のスピードマスターとしての物語の一エピソードなのでしょうね。他の時代での彼の戦いも気になってしまいます。
分裂生命体ランクルス、金剛玉一号、そしてティンダロスの猟犬という名のセレビィ……パワーワードに溢れた、異質なポケモン世界。楽しいSF作品でした!
灰戸さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
奇妙な人物の登場、奇妙な出来事、奇妙なものに追われる臨場感(恐怖)などなど、大変のめりこんだ作品でした。近未来的な世界観も好きです。虎t――いや、スピードマスターTORAがよいキャラクタしていてかっこよかったです。
カイさん
評価:☆☆☆☆
企画自体を作中に登場させるメタネタ枠ですね。大変上手くまとまっていたかと思います。最初は投稿を諦めた主人公が、最後は粘ってみようとしていたのが印象的でした。記憶を失ってしまっても、TORAさんとの出会いが彼女を変えたのかもしれませんね。
TORAさん本当にいい人で、自分だけが辛い部分を背負おうとしている健気なキャラクターだなあと思いました。目の前でお父さんが死んでも、背中を守ってくれる人が誰もいなくても、みんなのために頑張り続けるTORAさん強すぎでしょう……。虎徹さんというお名前があったり、何か元ネタがあるキャラクターなのでしょうか?いつかTORAさんにも共に戦ってくれる人が現れてくれることを切に願います。

個人的に興味があるのが、セレビィについて「その容姿は、それとはまた別の架空の物語に登場するキャラクターに酷似している、(中略)丁度、彼女が生きる時代の物語」と描写されている部分。これはつまり、TORAにとって主人公は「架空の物語(=ポケモンの世界)」の登場人物ということでしょうか?実は彼は、物語の世界線をも超える壮大な戦いの渦中にあるのでしょうか。作者様の意図が気になったところです。
Ryoさん
評価:☆☆☆☆
企画そのものを題材にした作品なのですが、とにかくTORAさんのキャラが魅力的でした。ちょっと抜けてて、でもちゃんとヒーロー。奇抜なファッションも勘違いから、というのがまた魅力の一部になっている気がします。
企画についての話も、時間の巻き戻しと絡めるのがとても上手かったと思います。だって、自分だけ締切への猶予が二倍ある、という風に語られてしまうと、どうしても作品を提出する側としては魅力を感じざるを得ないわけで……
ただ、後半のTORAさんの説明がちょっと現実に近い世界からの超越度が高かった&全体の字数の割に長かった&馴染みのない用語がたくさん出てきたために、そこでちょっと混乱してしまって飲み込むのが難しかったですね。
あとは…ちょっと超越度を高くしすぎた弊害と思いますが、二次創作のコンテストの締切に間に合わないのと地球滅亡レベルの危機に襲われるのでは、ちょっと天秤の重さがだいぶん釣り合わないかなあとは思いました(すみません…)が、この地球滅亡レベルの危機から自分の身の回りの問題へ回帰していく感覚は結構好きだな、とも感じました。
それにしてもセレビィ出てくると途端に作品の読解難度が上がってしまうな。時間軸をいじられると私は結構混乱しがちである…
さねたかさん
評価:☆☆☆☆
メタネタとクトゥルフを掛け合わせ、SFで混ぜ合わせるのはなかなか大変だったと思います。
文章はテンポがよく、スピードマスターTORAのキャラクターが魅力的で面白かったです。いい人ですね、TORAさん。きっとみんなに対して優しく紳士な人なんでしょうね。短いお話のなかで彼のちょっとドジっこな部分も垣間見えてにっこりしてしまいました。
SF部分では、時間移動をして問題を解決していくという王道設定がうまくストーリーに当てはまっていました。うーん、時間旅行はロマンだ。
秋桜さん
評価:☆☆☆☆
ポケモンにクトゥルフネタ! セレビィをティンダロスの猟犬にするとは。植物に追いかけられるシーンや『虎徹、気を付けろ。ティンダロスの猟犬は、異臭を放たない。鋭角も関係ない。ただ深い森と波の音を引き連れて、時間旅行者を追い回すのみ』等とても好みでした。
猫村さん
評価:☆☆
ポケストカーニバルを作品内に練り込まれていたのが、嬉しくなりました。9月9日が終わる6時間前に思い出してニヤニヤしました。
雪椿さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
ポケストカーニバルの話も入れられていて、私としてはかなりのお気に入りの話となった作品。
作中に出てきた「ティンダロスの猟犬」は、twitterの反応を見ている限りクトゥルフ神話に出てきた存在なのでしょうか。私はクトゥルフ神話のことはさっぱりだったので特に疑問に思わず楽しく読めましたが、知っている人はどう思ったのでしょうか……。
TORAさんは、これからも目的を達成するまで逃げ続けるのでしょうか。「ティンダロスの猟犬」に捕まらないことを祈ります。そして主人公は記憶はなくなったものの、「想い」に変化があったようですね。
二人にとっていい未来が来ることを願いたいです。
砂糖水さん
評価:☆☆☆☆☆☆
ツイッターでも書いたし非常に申し訳ないんですけど、タイトルと冒頭から最初ギャグかと思いました。全然違いましたね!コメディ要素はありますけど。
スピード感のあるテンポのいい文章で小気味よく読めました。スピードマスターTORA!かっこいい!
SFだけどめちゃめちゃわかりやすいし、なんか、うん面白いです。とてもよかった…。
強いて言うならもうちょっと彼の活躍が見たかったですね…。し、シリーズ化とか…ないですか…そうですか…。
円山翔さん
評価:☆☆☆☆
タイムラインと平行世界の問題を扱ったSF作品。TORAさんはこうやって、セレビィに酷似した植物の怪物から、不慮の時間旅行をしてしまった人を助けている訳なのですね……途中で思ったのは、「TORAさんも時間旅行をしているのだから、TORAさんも追われているのではないか」ということ。最後にちゃんとそのあたりも回収してありましたね。
とあるゲームを遊んでからどうも「リセット」という言葉に、言葉で言い表せない感慨を覚えるようになってしまったのでした。最後のシーン、「私」はTORAさんと会ったことを覚えているのか、はたまた。
現時点では未来には行けても過去には戻れないことになっているようですが、光の速度を超えると時間を逆行することも可能とかなんとか、相対性理論の授業で言っていた気がします。TORAさん本当に速いのですね……
コメットさん
評価:☆☆☆☆☆
タイトルから来る疾走感に見合った内容!かと思いきや、中身はしっかり描写がなされているなってのが第一印象でした。「助けて! スピードマスターTORA!!」ってのが癖になりそうです。実際、読んだ後のインパクトは随一で、そのフレーズが嫌に頭から離れませんでした。生憎クトゥルフ方面には明るくないのですが、そう絡めてくるかってのは面白いところでした。
あまもさん
評価:☆☆☆☆☆☆
スピードマスターさんの姿の極彩色がセレビィや植物の緑に映えて…SFらしい色彩が怖いほど美しかったです。スピートマスターさん、飄々とした性格もかっこいいです!とても面白かった…!ティンダロスの猟犬をセレビィとするとは、波音を植物のざわめきにするところが、面白いなと思いました。
森羅さん
評価:☆☆☆☆☆
もうストレートに言いますね。めっちゃ好きです! 現実と虚構のすり合わせが良いですね……! そしてカーニバルへの投稿間に合わなくて時間ひっくり返してしまう主人公に共感せざるを得ない……。そう、「どうしてもっと早く手を付けていなかったんだ」と頭を抱えたくなるその気持ち、とてもよくわかります。胸にザクザク刺さって流血騒動です。「信じるか信じないかはあなた次第です」ではないですが、現実と虚構を混ぜていらっしゃることで、「もしかしたら」と思う、その期待度がたまりません。最後、記憶を失っているのもミソですよね! だからこそ「いるかもしれない」「あったかもしれない」「あるかもしれない」に思いを馳せられる。素敵です。お父さんのまた、波音の使い方も独特で面白いなと思いました。そしてそして、本当にTORAさんのキャラクターが最高に泥臭くて大好きです。こういう泥臭いヒーローに憧れるんですよ。僕はめちゃくちゃ性癖なんですよ、彼みたいなキャラ。弱みがあって、泣き出しそうで、それでも震える足で笑って見せる彼。もう、最高です。たまりませんね! 人間味というものの塊のような、誰よりも優しい彼は紛れもなくヒーローです。「こいつを、ヒーローにしてやろう」っていうのもとてもとても大好きです。それは挫けそうな彼を奮い立たせる言葉。気弱な虎徹さんを「スピードマスターTORA」に変える言葉です。変身の台詞なんです! 特撮ヒーローものを見ている気分でした。めちゃくちゃ面白かったです!
ラプエルさん
評価:☆☆☆☆
ちょっと待って。誰だよスピードマスターTORAって。
この一文、タイトルを読んだ時からずっと思ってたことがストレートに吐き出されて面白かったです。このあとの余白の長さも好き。
「叫ぶの恥ずかしかったから」ええまさにその通り。ヒーローショーの喩えも面白いなーと思いました。

ポケストカーニバルを設定元としたようなちょっぴりメタい作品、駆け込み投稿が間に合うか間に合わないかと考えていた人にとっては藁にもすがりたくなるようなストーリーですね。
セレビィが主人公の生きている時代の架空のキャラクターであると明言されていながら、主人公はそれを知らないような素振り。あくまでも小説企画はポケモンと関係ないような書かれ方ですが、何か意図があるんでしょうか。ティンダロスの猟犬って異名も気になります。

ミステリアスで面白い作品でしたが、ポケモンノベルとしてはちょっと弱かったのかなあとも思いました。出てくるポケモンはセレビィとランクルスだけ、主人公はポケモンを知らない、TORAもポケモンを持っているような素振りもない。となると、登場人物とポケモンとの間のつながり殆ど無いのが寂しいです。
せめて主人公がポケモンを多少知っていて、「なんでゲームのキャラクターが世界をこんな風にしちゃったの…?」みたいな設定にしていたらもうちょっと感情移入しやすかったのかなあと思いました。

一人称視点での文章回しはリアリティに富んでいて、情景をイメージするのはとっても容易でした。TORAのすっとぼけたキャラクターも、主人公が心中で毒づく様子も、終始楽しく読める作品でした。ありがとうございました。
水のミドリさん
評価:☆☆☆☆☆
そうそうこのくらい振り回してくれていいんですよ。冒頭から「あっこれ面白く笑える作品だ!」って提示してくれるのはありがたいですねえ。肩の力を抜いて楽しめました。猟犬の正体が見えたときはハッとさせられました。ポイントとしてのポケモンの出し方が鮮やか。
贅沢を言えばこれ投稿締め切り五分前とかに出して欲しかったですね(運営泣かせ)
ionさん
評価:☆☆☆☆
この話の中でちゃんと話は完結してるんだよなあ。分裂生命体ランクルスと猟犬はなんで二匹両方ミドリなのか、
ランクルスとの胎児モチーフならではの生命の躍動とはとかが戦いの中で明かされることは続編が企画されない限りなさそう。
子供たちとの出会いとか関係とかもっと見たいぜ、チョー残念だぜ。

いたいけな少女に、リセットを受け入れる以上の「こいつを、ヒーローにしてやろう。」
という気持ち、共感を示される、たったそれだけで、初めて成り立つヒーロー像。
すき。

“それも本人ですらすぐに忘れてしまうような気持ち”の1フレーズが一番気に入ってます。そうだよなあ…
とかくテキトーな人間は熱のある、熱のあることを他人に求められるような人生を生きにくい。

あまり本質的じゃない部分で、リセットを受け入れるかどうかについては前半を使ってその背景をがっつり描写してしまっているので、
リセットしないでもティンダロスの猟犬から楽に生き延びる手段をランクルスが示したりして、リセットするかの葛藤でもうひとつエピソードを書けさえすればもっと面白い要素が増えたと僕も思いますが、文字数の問題ですっけ。今時間がないんで確認できてません。たすけてs以下略)
ヒーロー像を示してはいるんで、話の本筋はすでにここにあるしまあ無問題ですよね。
たたかうとかたたかうとかたくさん言ってるけど、敵を倒すんでなく、相手から逃げ切って目的を達成するヒーローってコンセプトも面白いなと思ってます。
ほんとありがとうございました。楽しかったです。
あすぺふさん
評価:☆☆☆☆☆☆
このポケストカーニバルを使っていて良かったです。もしかしたら実際にどこかで起こっていたりして……?
しろあんさん
評価:☆☆☆☆☆☆
うわぁ、私も結構ギリギリで小説を投稿した身なので、この主人公の心境が良く分かるなぁ、というかすごいメタだなぁー!
なーんて思っていたらなんかすごいSFチック!そしてどこかズレたヒーローの「スピードマスターTORA」が面白い!((
ただ言うとすればポケモンの出番が少し少なかったかなーと思います。現実世界を元にしたメタだから仕方ないっちゃ仕方ないし、セレビィ(?)やディアルガを連想させる金剛玉が出てきたのであんまり気にしないですけども!

スピードマスターTORAがなんだかんだで良い人だったし、もし同じような状況に遭ったとしていたら、自身の作品を犠牲にしてでも過去に戻っていただろうなと思います!斬新な作品でした!
レイコさん
評価:☆☆☆☆☆☆
 面白かったです。文章もさくさくテンポが良くて読みやすかったです。作者様の実体験かどうかわかりませんが、メタ的な部分もクスッときました。時間旅行にこんごうだま(ディアルガ)やセレビィが絡んでいて、小ネタが活きたポケモン二次創作だと思いました。スピードマスターTORAという名前だけ聞くと、ふざけているのかっと劇中の登場人物からも読者からもツッコミがきそうですけど、物語が進めば進むほど、いいキャラクターで筋金入りのヒーローだと分かってくるじゃないですか。そういうどんでん返しが面白くて、好きでした。主人公にとっては趣味の創作活動のコンテストに作品を投稿できるかという、もちろん大切だけど人生における超ビックイベントとは言い難い出来事、TORAさんにとっては人類存亡の未来を賭けた非常事態という、キャラクター間の落差の大きさがシュールなのにシリアスで、この文字数の制限でいろんな工夫が凝らされているのが素晴らしかったです。TORAさんの次なるご活躍をお祈りしております。投稿、お疲れ様でした。
逆行さん
評価:☆☆☆☆
 非常に非常に非常に個性的な作品がまたまたまたまたやってきたと思いました。 
 この小説の好きな所は、「コンテストメタネタ」というアイデアだけに留まらず更に話を広げていった所です。時間を戻すアイテムやスピードマスターTORAについての設定が良く練られていて、面白かったです。話自体もちゃんとドキドキする展開もあり、オチもビッシっと決まっていました。正攻法ではないけれども、決して「一発ネタ」ではなかった。それが凄い良かったです。 
 TORAさんのキャラクターが色んな意味で強烈でした。始めは自分も変質者だと思いました。未来だとあれが普通の格好とかならまだ良かったのですが、過去のファッションを誤解していたんですね。こういうちょっと抜けている所があるのも面白かったです。 
 最後主人公が時間目一杯までとりあえず頑張ってみようって決意して終わる所も良いと思いました。後6時間でどこまでいけるのか。間に合ったか間に合ってないかの真相をあえて書かないのが良いと感じました。 
 あんまりこういう話は突拍子もない所があっても違和感を抱きにくいっていうのがありますよね。冷静に考えると時間を超越して襲ってくる植物って凄い設定なんですけど、割と自分はすんなり受け入れられました。 
 強いて難点を挙げるならば、「リセットを受け入れてくれないか」とTORAさんが尋ねていましたが、そりゃあ受け入れるだろうと思ってしまいました。植物に命狙われるぐらいだったら、例えポケストカーニバルに投稿するという偉業を成し遂げようとも、まあリセットするよなあと。 
 タイムスリップした人の中にはリセットを拒むような人もいるんでしょうか。そのあたりも気になりますね。 
 企画ありきのネタなので高評価は付けづらいですが、凄い面白かったので次回があるなら作者さんの正攻法で勝負したお話も読んでみたいなあと思いました。投稿お疲れ様でした。
はやめさん
評価:☆☆☆☆
 違ったら申し訳ないんですが、タイバニからとりました…? ヒーロー、虎徹あたりを見てアンテナが反応しちゃいました。違いますね、うん。忘れてください。
 主人公側の世界からは「限りある時間を大切にして頑張ろう」といったメッセージを伝えたかったと解釈しています。
 これ、連載してくれませんか(ムチャブル)。世界観や描写もすごく魅力的でしたし、説明でも読まされてる感がそんなにありませんでした。むしろ好みですね。
 それだけに、虎徹と主人公がより深く関係を築いていくところも見たかった。正直ここで終わるのが勿体無い作品です。出会って、交差して、お話に影響を与える…のではなく、お互い不干渉で終わりなので。規模的にも30000字で足りるか足らないかレベルの舞台装置だったかなと、個人的には感じています。
 なので出来ればスピードマスター中心に展開した方がよかったかな……SF世界が魅力的だっただけに……ティンダロスの猟犬ことセレビィもカッコいいですし。作者さんはクトゥルフ好きでしょうか。
48095/坑さん
評価:☆☆☆
 校舎の中で聞こえた不気味な波音や、追いかけてくる謎の植物。読んでいてとてもどきどきしました。
 9月9日に戻った彼女は、果たしてイベントに参加できたのか。できていたらいいな。締切近くにどかどかとたくさん投稿された中のひとつだったり。
 このお話を読んで、投稿を諦めていた人が挑戦し直す、なんてことがあったら素敵ですね。なんなら今回投稿が多かったのはこの作品のおかげ、ということにしてしまっても良いんじゃないでしょうか!
フィッターRさん
評価:☆☆☆☆☆☆
 冒頭のパンチ力が凄まじいです。確かに変質者としか言いようのないファッション。"いつの時代のファッションだと叫びたくなる"という文章がさり気なく伏線になっているのも面白いし、未来のファッションというわけではなく未来人が想像した2018年のファッションというオチも面白かったです。人類が存続の危機になるほど追い詰められた時代ですから、過去のファッションの記録なども失われてしまっているのかもしれないですね。
 あとこれは僕の解釈違いかもしれないですけど『ポケモンのいる世界が舞台でもなければ、ポケモンそのものも一切出てこない』ポケモン小説になっているのが斬新だと思いました。この小説に出てくるランクルスとかセレビィって、絶対ランクルスやセレビィじゃなくて、それらに似た姿をした得体の知れない何かですよね……僕の考え過ぎかもしれないですが僕にはそう見えました。
春さん
評価:☆
 ポケモンじゃなくてもよくないですか。
 ネタとか文章的には面白いと思います。ポケモン二次短編としてでなかったら、楽しく読めたと思います。むしろそちらで読みたかった。現実の企画と絡めたところや、「助けてスピードマスターTORA!」と叫ぶことで助けに来る、というのも面白いと思います。くすっとくる感じ。ティンダロスの猟犬はクトゥルフネタですね。宇宙からの飛来物体が地球を襲う……っていうと、ウルトラマンとかを思い出したりします。小説単体としてはなかなか面白かったとは思いますが、出す場所を間違えた感があると思います。
ポリゴ糖さん
評価:☆☆☆☆☆
 タイトルといい冒頭といい、読者を引き込む掴みが非常に魅力的でした。いきなり目の前に変質者が現れたら読者としてもびっくりするものですし、スピードマスターというネーミングも併せて印象に残りやすく演出されているように感じます。例えばそれこそ「タイムトラベラー」と名付けるよりも「スピードマスターって何だ?」と思わせることでより興味を惹かれると言いますか。
 個人的には、校舎で植物に追い詰められたシーンが非常に上手いと感じました。「ただちょっとした後悔をやり直しはしたけど、些細なことじゃないか。ちょっとくらい許してくれてもいいじゃない。」ここはぐっときました。緊迫感を邪魔しすぎず、恐怖と後悔と、あとは理不尽に対する憤懣のようなものも感じられるとても良いシーンだと思っています。
 ただそのシーンを一番の山場のように感じつつ読んでいたので、後半の説明のところが少し長く感じてしまったといいますか。分かりにくい、というわけでは決してないのです。未来の世界観や金剛玉、ティンダロスの猟犬といった設定も非常に上手く作られていて、読みづらさも無かったのですが、もうひとつスピードマスターが活躍するシーンがあっても良かったかな、と。ランクルスと交戦するとか、侵略マークの消去を主人公と協力して行うとか。緊迫感を保ちながらというのは私にはできそうもないですが……。
 企画のメタネタ! そういうのもあったか! と発想力にも感服です。とても面白かった!
rairaibou(風)さん
評価:☆☆☆☆☆
 セレビィやランクルスなど、SFの世界観にポケモンがうまくマッチして違和感なかったのがすごかったです
 登場人物のキャラも抜群でした。
浮線綾さん
評価:☆☆☆
 スピード感があって面白かったです! なんだかクトゥルフな雰囲気でぞわぞわいたしました。でもあんな格好の知らない男性の方に追いかけられたらSAN値が減っても許されるのではないでしょうか。
 主人公さんも短い時間でも作品を仕上げられたなら、立派なスピードマスターでございますね……
シガラキさん
評価:☆☆☆☆☆
 まさかのこの企画を題材にした作品。タイムトラベルものは大好物なので楽しく読ませていただきました。因果律とかそういう単語聞いちゃうとワクワクしちゃいます。
 この世界観はポケモンというのは実在せず、架空の存在であるという現実世界とほとんど同じ世界観という、恐らくテーマBで唯一の世界観なんですよね。この企画だけでなく、ポケモンの二次創作においても稀な世界観だと思います。そういう作品というのは、そこにどうポケモンを絡ませてくるかが重要なんですよね。今回の場合は宇宙から飛来した謎の生命体、恐らくランクルスだと思うそれと、因果律を歪めてしまうタイムマシンに関わり、それを用いてタイムリープを行った者を吸収するために時間軸を猟犬のように追い回す植物、これは恐らくセレビィ。宇宙から飛来するポケモンといえば、真っ先にデオキシスが思い浮かんだのですが、何故ランクルスにしたのでしょうか……。なんか宇宙と関係あったりするのかな、と地味に疑問が残りました。もしかしたら読み飛ばしてしまっているところがあるかもしれません……。申し訳ないです。そしてこの作品、結構考察の余地がある作品なんですよね! そういうところだいすきです! 個人的にはランクルスとセレビィの関係性です。ランクルスは宇宙から飛来したとして、セレビィは過去改変を行ってしまったがために現れた存在なんです。この2者は別々の理由で現れてるんですよね。だからランクルスとセレビィの出現に直接的な関連はないんです。しかし共通していることが一つ。それはどちらもポケモンという架空のキャラクター『だった』こと。この感じだと、この作品の世界観は主人公が住んでいる星以外にも生き物がいる星があり、その星にはポケモンが存在している。そしてその星に何か異変が起こり、ランクルスが宇宙へ飛び立つことになった……? もしくはセレビィの時渡りによって過去改変が起こって未来は変わり、本来いたはずのポケモンが存在しなくなった世界へ変わってしまった……? ランクルスは本来起こりうるはずだったポケモンの発生がなかったことになった影響により、本来発生した場所とは座標がずれた場所で偶発的に発生し、襲来するに至った、とか……? ランクルスのつけたマークも気になりますね……。考察するのが楽しい作品です! しかし的外れで無粋なことを言っているような気もしなくもない……!
 作品投稿、お疲れ様でした! 考察という名の想像が楽しい作品でした! ぜひとも解説してくださるとうれしいです。
早蕨さん
評価:☆☆☆
 うまくまとまってると思いますし、個人的にベタなヒーローは好きなので楽しかったしメタネタも上手に使ってるなあと思いました。話が大きすぎるから設定とメタネタが帳尻合わせっぽくなってる気はしますが、勢いが凄いので押し切れていると思います。うまく作者さんにやられていると、術中に嵌っているのだと思いました。
北埜とらさん
評価:☆☆☆☆
 TORA!? わあおんなじ名前ですね、虎仲間だ!! ヤッター!! こんなにカッコイイTORAさんと同じ名前なんてとっても嬉しいです////えへへうふふあはは//// ……いやでもどう考えても虎徹って名前の方がカッコイイ……スピードマスターKOTETSUのほうがかっこよくないですか?? なぜあえてのTORA……???? 未来人の感性は私には理解しがたいところがありますね……でもスピードマスターTORAさんカッコイイ好き!!!
★☆★スピードマスターTORAさんの萌えポイント★☆★
・時間旅行先を理解し適応しようとしたうえでヤバイファッションをしちゃううっかりやさんなところがカワイイ♡
・そんな恰好普通じゃないよと言われて「そうなのか!?」と本気で驚いてくれる素直なところがカワイイ♡
・呼び名のくだりに代表されるように『カッコイイ』という概念を全体的に誤解してそう(もしくは現代と齟齬がある)なところがカワイイ♡
・名前を呼んだ時に派手な演出もなく「オーケー」って出てくるところがCOOLで素敵♡
・子供に好かれてるし子供に尊敬されてるし子供の前でかっこよくふるまえるヒーロー感が良い♡
・手を離してって言ったら「おっと失礼」と謝りながらすぐ離してくれるところに紳士を感じる♡
・こんなにとんでもない設定なのに一読でスムーズに理解できるように話してくれるあたり頭もよさそうで素敵♡(※これは本当に重要なポイントです。この作品のSFはマジで分かりやすかった。作者さんの卓越した説明力に拍手喝采)
・サ ン グ ラ ス を 外 し て 出 て き た 突 然 の 芸 能 人 ば り の 甘 い マ ス ク
・か ら の 微 笑 み
・イ ケ メ ン 万 歳 
・主人公ちゃんの気持ちに寄り添って、最後の選択を主人公ちゃんにちゃんと同意をとるところ、優しい
・「僕は時間を超越するスピードマスターだぞ。こんな奴なんか、すぐに巻いてみせるさ」←最高にカッコイイ。痺れる。
・こんなにかっこいいのに気弱な顔も見せるなんてずるい……
・ずるい……
・ 気 弱 な 顔 も 見 せ る と か ず る い ! ! !

 (ほれぼれ)
 ええとですね、ツンケンしていた主人公ちゃんが最後には
>こいつを、ヒーローにしてやろう。
 こうなる気持ちが二回読んでめちゃくちゃめちゃくちゃ分かりました(一回目は名前に気を取られて彼の素敵さに気付きませんでしたすいませんwww)こーれは魅力的な殿方ですね!! なんたって弱気な顔を見せてくれるところ優しさがすっごいもうあの魅力的……はい……魅力的っていうか性癖でした……好きです(告白)いや普通に変な人だけど良い人ですよね……今大会中でもかなり良い人ポイント高いのでは? もしかしたら私が一読目で気づかず二読目で気付いたことによって「不良だと思ってたらおばあちゃんを助ける心優しい青年だった」的効果が生まれているのかもしれませんが、急に沼に叩き落されたような心地で大変困惑しています ハイ……無理好き……
 欲望を書きます、スマートに助けてくれるスピードマスターTORAさん最高にCOOLでワンダフルなんですが、もっとスピードマスターTORAさんの活躍が見たかったです!!! 字数が世界観の説明で埋まっちゃったという感じだったのが惜しいなあと思いました、例えば襲いくる分裂生命体ランクルスと戦って主人公ちゃんを守るとか、主人公ちゃんを姫抱きして迫りくる植物から逃げるとか、主人公ちゃんを姫抱きして迫りくる植物から逃げるとか(大事二回)、そういうスピードマスターTORAさんのカッコイイ雄姿をもっと見たかったなああああ~……!!!! はい!!!!!! かっこよかったです!!!!!!!!
 切迫したシーンや世界観、これらも非常に楽しませていただくことができました。もう一度言いますが説明が分かりやすかったのが個人的には大変好印象でした。クトゥルフ? のことはよく知らないのですが、上手く利用してポケモンでやりたいことができているんじゃないかなと思います。そして企画メタネタの使い方もうまいというか、なかなかに印象が良いなあと。企画メタって凄く人を選ぶような気がして、私はどちらかというといつも選ばれない方なのですが、この作品には何故か選ばれました。これ、企画最終日の夕方に投稿されていたら、更に盛り上がっていたのでは……!笑 でも敢えて作者さんがそうしなかったところが、私がこの作品には選ばれることができた理由のひとつなのかもしれません。だから、それもまた良い選択だと思います!
 投稿お疲れさまでした! あっよかったら企画終了後なんでTORAにしたのか教えてください!!笑
Pさん
評価:☆☆☆☆
1行目から何事かと読者を引き込み、そこから流れるようにタイムワープとこのフェスそのものを絡め、そしてその後の主人公を襲うホラー体験と衝撃の未来像。
私もまた忙しさにかまけたあまり何もせず9/9を迎えてしまっただけに、タイムワープしたくなる気持ちが身にしみました。
惜しいのはランクルス・セレビィとも人型、全体的なカラーが緑色と描写される容姿がよく似たポケモンであるせいで、未来時代でランクルスを見た際にセレビィと混同を招き得るところでしょうか。
しかし「ポケモン」というカテゴリすら存在しない、宇宙から来た超能力モンスター・ランクルスと時間旅行者の番人としてのセレビィ、対する人間が使うのはもう一匹の時間ポケモンの欠片・こんごうだまという対立世界観は非常に魅力的でした。本当に私たちのすぐ隣で起きているかもしれない話なんですよね。
リングさん
評価:☆☆☆☆
トビさん
評価:☆☆☆☆
Lienさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
花鳥風月さん
評価:☆☆☆☆
BoBさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
伊雑アゴバルさん
評価:☆☆☆☆☆☆
風間深織さん
評価:☆☆☆☆☆
ゾイシアさん
評価:☆☆☆☆☆☆
きとらさん
評価:☆☆☆☆☆
天波八次浪さん
評価:☆☆☆☆
クーウィさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
不壊さん
評価:☆☆☆☆
じゅぺっとさん
評価:☆☆☆
えびフライさん
評価:☆☆☆☆☆
586さん
評価:☆☆☆
ばすさん
評価:☆☆☆
まーむるさん
評価:☆☆☆☆
小樽ミオさん
評価:☆☆☆☆☆