サマー・スプラッシュ・フェスティバル!!の感想

コメットさん
評価:スキップ
自作については言いたい事はいろいろあるんですが、やはり文字数気にして本来の展開を変えてしまった点に一番後悔しております。本当は終盤の〆は父親との水鉄砲対決にしたかったのですが、いかんせんいろいろ足りなかった。でも、この作品を書けた事自体はとても嬉しく思います。企画とは言え、手に取ってちゃんと読んでくださった方は、本当にありがとうございました。
ionさん
評価:☆☆
男子ふたりの関係が熱かったです。自分が書いてしまうようなのと違って、年相応だな、と微笑ましかったです。
586さん
評価:☆☆☆☆☆
男の子同士の友情っていいですよね……うちも一度こんなお話を書いてみたいと思いました。
葉穂々さん
評価:☆☆☆☆
特筆すべきはナツカンジムネタ!
懐かしいと言いますか、よく覚えてましたね、あの競技……
水ポケモンを使っての射撃遊びは、実に楽しそうです。良いなぁ。
雪椿さん
評価:☆☆☆
楽しそうなお祭りの話でした。凍ったバルーンを足場に二階まで行くカイト君……すごい勇気の持ち主ですね。もし落ちたらどうするつもりだったのでしょう。アシマリに新しいバルーンを出して貰って、クッション代わりにしたのですかね。
「勉強だけが出来てもダメだぞ」という父親の言葉により、見返そうと勉強に縛られていたトモキ君。しかし、それの縛りは望まれたものじゃなくて誤解による縛りだったのですね。誤解が解けてよかったです。
最初にカイト君が言っていた言葉が終わりに登場するのもいいですね。彼らが夢に向かって走り出す日は、それほど遠くなさそうです。
水のミドリさん
評価:☆☆☆☆
常夏の砂浜の青空を横切るクレーと、それを撃ち落とさんと放たれる水鉄砲。きっと小さな虹もかかっていたことでしょう。一枚絵が美しい作品でした。オヤジとの確執いらんくない? シンプルにするならワンシーンで勝負できるし、物語を組み込みたいなら父親と主人公の背景をシッカリ入れれば厚みが増したんじゃないかと思います。
Pさん
評価:☆☆☆☆☆☆
常夏の島国というところで確かに似通っているオレンジ諸島とアローラ地方を絡める着眼点にまず唸らされ、僅かに記憶に残っていたオレンジ諸島編の変わったジムの数々を懐かしんでいました。
ウルトラサンムーン本編ではマンタインサーフの会場ともなっているカンタイビーチ、こうした水のイベントにはうってつけに違いありません。これだけ水ポケモン必須の屋台が大量に出ている祭り、水ポケモンを連れていない人用の会場内貸し出しもあるに違いない。
たんパンこぞうとじゅくがえりを思わせる二人の少年達も好対照で、祭りを通じた曲折と成長はまさに「夢を抱く少年達には、見えない翼がある」 冒頭では冗談のように出てきて結末で再来するこの文言を心から信じるに足るものと思えました。
カイさん
評価:☆☆☆
友達やポケモンとのひとときを通じて自分に素直になれたトモキ。お父さんとも仲直りできて、爽やかな読後感の作品でした。お祭り楽しそう(*´ω`)
秋桜さん
評価:☆☆
友達っていいですね。
照風めめさん
評価:☆☆☆
仲のいい二人ですね!
お祭りに励む姿が可愛らしいです。こんなに仲のいい友達がいるのは裏山ですね!
ポケモンでのクレー射撃も楽しそうで、祭とはいえ人だけでなくポケモンも楽しめるようにしてあるのが素敵だと思います。
トモキ君もすごい知性感じて良いですね、こういうキャラクター好きです。
タイトルに!が二つあるのは、カイトとトモキの二人を表してるのでしょうか?
ただ、どうしても特に後半部において描写や特にセリフが説明っぽ過ぎて、なんとも言えないようなモヤモヤ感が残ってしまいました。その原因を整理してみます。
尺が足りなくなった体とは思いますが、お父さんとの和解がテンポが早く、心理描写ではなくセリフで解決させてしまったのが、説明っぽく感じる一因ではないかと思います。
お父さんよりお祭りのシーンに注目させたいのならば、別にいいような気もしますが、それでもまだやりようがあった気がします。
乃響じゅん。さん
評価:☆☆☆
ポケモンと一緒に楽しむお祭りの感じが楽しそうでよかったです。楽しむことって大事ですよね。
ただ、最後にお父さんを出すにしても、祭りを楽しんでる最中にお父さんの姿を見かけてちょっと気になったり、ばったり会って険悪な空気にしたりなどの伏線があってもいいのかな、と思います。
物語としての落としどころを考えると、お父さんの存在はもっと前面に出した方がいいのかな、と感じました。
円山翔さん
評価:☆☆☆☆☆
フェスティバルとカーニバル。前回大会と今回大会のネーミングを使ってあるのがいいですね。トモキ君の仮面にとある方の名前を叫びたくなりました。お祭りという舞台の中で成長する。友の、親の知らなかった一面に気付ける。いいなぁって思いました。私も参加したい(水タイプのポケモンを持っていない)…!
これを言うのは野暮なんでしょうが、トモキ少年、カイト少年のことが……
終夜さん
評価:☆☆☆☆☆
オレンジ諸島とは、これまた懐かしい地名が出てきましたね。
ポケモン世界における夏祭り、皆さんめっちゃ楽しそうで大変羨ましい限りです。
アシマリとマリルがじゃれあう場面も可愛い。水タイプ同士、お互いに気が合うのかな?
完全に蛇足な突っ込みではありますが、

「言わせないでよ、恥ずかしい」
「言わないと分からないぜ?」
「――ああ、もうっ!」
 父親に謝る時以上に心臓が高鳴っている。顔が火照っている。

この辺りの彼らの掛け合い、もしトモキくんが女の子だったならすげー甘酸っぱい雰囲気が周囲に漂っていそうだな~と思いました。
そしてさらっと仰るカイトくん……おぬし……さてはかなり出来るな……?!(ゴクリ)
トモキくんを引っ張るカイトくんは、ちょっぴり天然ボケなところもあるようですが、しまめぐりを乗り越えた将来は肝の据わった大物トレーナーになっていそうですね。
彼らが今後、どんな風に成長していくのかを想像してみるのも楽しそうです。
砂糖水さん
評価:☆☆☆☆☆
よくこれ一万字以内に収めたな…というのがまず浮かんだ感想。
お祭り!楽しい!というのが前面に出ていて、こちらもどんどん楽しくなっていきました。カイトの明るさが眩しい。トモキと一緒になってカイトにぐいぐい引っ張られていくような感覚を覚えました。
ただ、父親のくだりはやや唐突な感じがしました。一応冒頭などで父親の話は出ていますが、もう少し具体的な描写を挟んでいた方がよかったかなと思います。
とはいえ最初に書いたように、これだけ濃密な話なのによく一万字以内に収めたなと思うとほんとにすごいです。素敵な作品ありがとうございました。
うにゃさん
評価:☆☆☆☆
まさにお祭り!っていう作品で夏を感じました!はしゃぐ子供がかわいいぞ…
ラプエルさん
評価:☆☆☆☆☆
これは!!等身大の少年の夏休みだ!!!まぶしい!!!
じりじりと照り付ける太陽と青い海、白い砂浜、人だかりの黒山が簡単にイメージできました…まぶしい…。

カイトくん元気いっぱいですねえ、二階まで届くバルーンの足場は怖くないのかな。サトシくんみたいなもんですかね。
対照的にトモキくんはちょっぴり内気な感じ。陰気とまではいきませんが、一歩引いた感じですな。こういう二人の方が案外仲良くなったりするんですよね、わかります。

ほんのりとした盛り上がりどころの連続ゆえに、ここぞの見せ場があまり目立たないまま終わってしまったのがちょっぴり残念。
しかし有り余る眩しさが光る素敵な作品でした。ありがとうございました!
Ryoさん
評価:☆☆☆☆☆
この夏全開の雰囲気と元気いっぱいの男の子たち、そしてこの何でもありの楽しそうなお祭りのワクワク感、文字の向こう側に引き込まれそうな勢いがありました。
ストーリーとしては友達とこっそり出かけたお祭りを通して内気な少年が自分の本当にやりたい事を見つけ、新しい夢に向かって走り出す、という王道な感じなのですが、お祭りを楽しむ二人の生き生きとした書き方は、なんだかゲームやアニメの絵で思い浮かべても全然違和感がないのが正に王道!という感じでした。
欲を言えば内気なトモキが与えられるばかりでなく、トモキの方からも外の世界に出るきっかけをくれたカイトに何かを明確に与えている描写があったら良かったかなと思います。
あまもさん
評価:☆☆☆
くすぐったくなるくらい眩しい二人に男の子っていいなぁ~いいなぁ~と思いました…!なんだか子供にもどりたくなります。優しくて希望に満ち溢れた世界。黙ってお祭りにきたトモキ君でしたが、父親といういつか向き合わなきゃいけない相手に素直になれたシーンを見られてすっきりしました!嬉しかったです!
森羅さん
評価:☆☆☆
お祭り楽しそうですね!! 描写が非常に丁寧で、こちらまでワクワクしてくるような短編でした! 水タイプのポケモンで射的というのも一捻りしてあって面白いです。きっとポケモン世界だとこういうタイプの的屋がいろいろあるんでしょうね。この作品の本筋としてはきっと「ここ(勉強)だけじゃない世界を知る」ことなんだと思ったのですが、トモキ君の狭くなっていた視野がカイト君に部屋から引きずり出されてぱっと開けていくさまがとても眩しかったです。
逆行さん
評価:☆☆☆☆
『舞台袖のひと勝負』に続き、これも二人の友情が眩しいお話でした。少年という年齢の元気さ、視野の狭さを存分に活かしていると思います。 
 自宅やお祭りの場面の描写がめちゃくちゃ細かい。カイトがポケモンの技を使って足場を作る所が好きです。普通にピンポン押して家の中入っても良いって言えば良いんですけどね。カイトくんのちょっと強引というか、他人を引っ張っていく性格がよく表れているなあと思いました。 
 お祭りの水遊びゲームもルールがよく練られていてなあと思いました。細かい所まで拘って書かれている印象です。 
 トモキがマリルを持ち上げたときに重みを感じる所が一番良かったです。外で全然遊ぶこともなく、ポケモンと関わることもなく、ずっと勉強ばっかやっていたというのが分かる名シーンですね。 
 描写が細かいっていうのは凄く良いことだと思うんです。ただちょっとこれも文字数が苦しくなってしまった小説かなあって思いました。 
 このお話の主題は「トモキが勉強以外にも楽しいことはいっぱいあるんだってことを知る」ということだと思うのですが、主題に割ける文字数が足りなくなっていたなあという印象でした。 
 父親が登場して思いを打ち明ける場面はもっと詳しく書かないといけないと思います。端的に言うと父親の出番とセリフが少ないかなと。もっと父親の存在感を出した方が良かったし、テーマを強調したほうが良いかなあと思います。そこまでは凄く丁寧に書いていたので勿体なあと感じてしまいました。 
 このお話9300字なんで、たぶん1000字くらいどこか削る必要がある気がします。どこを削るべきかなあって考えて思ったのが、トモキとカイトのゲーム中での会話のラリーがちょっと長いかなあと。会話文って話進まない割に結構文字数喰うじゃないですか。だからそこ削れるかなあと思います。 
 最後のカイトに思いを打ち明ける部分は良いとして、他の部分はそんなに思っていることを口に出さなくても良いかなあと。ちょっとワザワザ喋るのが違和感ある箇所もありますし。思っていることは地の文で書くようにすれば文字数少し減らせるはずです。 
 文字数が足りてないお話はテーマBでは結構あったような印象でしたが、これは中でも特に惜しいなあと思いました。お祭りの楽しさだとか、二人の友情だとかは凄く伝わってきました。文章力も高いし、恐らく作者さんは文字数に縛られない長編に挑んだら相当レベルの高いものを書けるんじゃないかと予想します。
ポリゴ糖さん
評価:☆☆☆
 水タイプの活躍できるお祭り、非常に楽しげで良かったと思います。他のタイプでもお祭りを考えてみるのも面白そうですね。どくタイプやほのおタイプはなかなか危ないことになりそうですが……。
 カイト君とトモキ君の二人が対照的で、キャラクターとしては上手く立てられていると感じました。理知的で冷静でどこか引っ込み思案なところもあるトモキ君を、明るく前向きで人を励ます力を持つカイト君が引っ張っていく関係性というのは、見ていて微笑ましいものですね。
 欲を言えばお話のヤマをヤマとして演出するための補強が欲しいところです。もう少し祭りの様子とか、父親との確執と和解の部分とかを濃く描写し、その中でトモキ君の感情がどう移り変わったのか、そこを描写できればより深みが増したのだと思います。楽しげな祭りの様子と対比するような最初の暗い気持ちがいつの間にかなくなって、楽しげにのめりこんでいた、とか、そういう心の動きが見えてくると最後のシーンもより明るく未来を感じさせるものになると思います。
 題材も舞台もよいものをセッティングしておられるので、今でも面白いですがもっともっと面白くなれる作品だと思いました。
rairaibou(風)さん
評価:☆☆☆
 情景描写をしっかりとしていると思いました。
 お父さんとの和解の部分をもっとしっかりと書いていればそこが物語の山場になってもっとこの話に乗れたと思います。
はやめさん
評価:☆☆☆
 少年同士のまっすぐな友情が、眩しすぎるぐらい刺さる。
 オレンジ諸島形式のジム戦はなつかしいですねえ……。
 父親やカイトとの関係にもより文字数を割いていただけると、より感情移入できたのではないかと思います。というのも、競技部分に文字数を使っているため、後半トモキの心理の移り変わりがやや早急に感じられてしまいました。ここはじっくりと、心理描写を交えながら、台詞だけで説明するのではなく、心理の変遷を描いてもよかったところではないかと、個人的には感じました。
フィッターRさん
評価:☆☆☆☆☆☆
 少年ふたりのひと夏のさわやか成長劇。情景描写も心理描写も丁寧で引き込まれます。"オレ達には見えない翼がある。どこにだって行けるし、何にだってなれるのさ!"という序盤でのカイトのセリフを、終盤で再び持ってくる構成も素敵でした。
 大胆で子供っぽいカイトと、慎重で思慮深いトモキのコンビの、お互いにないものをかみ合わせあう王道バディぶりが好きですね。最後の最後で島巡りの話がいきなり出てくるのはちょっと唐突さを感じたので、序盤のどこかで軽くでも触れてくれていたらなおよかったかなと思います。
早蕨さん
評価:☆☆
 勉強漬けのトモキが自分をさらけ出して人と接し、やりたいことをやっているカイトに憧れる。勇気を出して自分を出すことって大事だよ、ってお話なんだと思いました。それはわかるのですが、少年二人の会話に不自然さを感じてしまいました。作中の二人が二人の会話に思えず、作者さんの手が入ってる感をありありと感じます(当たり前なのですが、それを感じさせないのがキャラ立ちなんじゃないかなと)。父親との件も、祭りの企画者が父親で本来トモキにも遊んで欲しかったと書かれていますが、ここにも流れ的に不自然さを感じます。父親とトモキが普段から話しづらい関係性にあるとか、祭り企画者の伏線を張るとか、なにかあればよかったのかなと思いました。冒頭の書き出しはとても素敵で、部屋の中と家の外との構図が凄く綺麗に頭に入ってきて良いなあと。あとはそれをストーリーの噛み合わせが加わればとても良くなると思います。お話としては好きなので、なんとも惜しいなと感じました。
シガラキさん
評価:☆☆☆☆
 勉学少年、トモキを連れ出してポケモンとの関わりあうことの楽しさを伝えるカイト。こういう作品は読んでいてほっこりしますね。しかもポケモンの技を駆使して二階まで登ってくるとは……。そして何度も聞く『一生のお願い』、私も小学生のころ6回ぐらい使いました。そういうところも子供らしくて良いと思います。カイトの柔らかいアイデアもいい……。
 祭りでポケモンの技を使った屋台……! ポケモンらしくですきです。そしてカイトに突っ込むトモキのキレ。もうなんかいつもこんなやり取りしてそうですよねこの2人。手慣れてる感じがします。
 ポケモンを通して机上の勉強だけではいけないと、勉強しているだけでは得られない感情になりながら自ら気づくトモキ……。いいですよね、こういうの。その後、父親とも和解して島めぐりへの決意を固めるトモキ。もう等身大の答えって感じです。
 作品投稿、お疲れ様でした。
レイコさん
評価:☆☆☆☆
 トモキとカイト、若さ爆発の少年コンビっていいですね。見ていて元気がもらえます。SSF、アローラの夏にぴったりの最高のイベントですね。砂浜でポケモンたちと水遊び、ものすごく楽しそうです。アシマリもマリルもめいっぱい頑張っていて、愛らしいです。優秀なカイトに嫉妬したり逆恨みしたりせず、まぶしいカイトに追いつきたいと、劣等感をまっすぐに乗り越えようとするトモキの姿勢に感心しました。お父さんの登場にはヒヤリとしましたが、和解できてよかったですね。二人で一緒にはじめる島巡り、きっと実り豊かな大冒険が待っていることでしょうね。投稿、お疲れ様でした。
48095/坑さん
評価:☆☆☆☆
 スプラッシュフェスティバル! アローラならやってそうですね、とても楽しそう!
 カイトくんが、本当に太陽みたいに眩しい。そりゃあ同性でも惚れる。
「言わないと分からないぜ?」だなんて、そんな、そんな(言葉が続かない)
北埜とらさん
評価:☆☆☆
 ウオオお祭り楽しそう! 水タイプ好きの私にとってはこのお祭りは天国ですね……!! 水タイプポケモン連れてる前提のお店ばかり出てくるところがめっちゃ気になるんですがこの町は水タイプポケモンが席巻している町なんでしょうか、どこにありますか!! 行きたいです!! シャワーズもいますか!? ミズゴロウもいますか!?
 トモキくんとカイトくんの関係、うわぁ眩しい~ッ……!!笑 トモキくんがカイトくんが眩しいと言っていましたが、おばさんはあまりにも明け透けに互いへのリスペクトをぶつけあう二人の関係性こそが眩しくてなりませんでした。
 友人の姿を見、前向きな励ましの言葉を貰って、刺激を受けて成長する、まさしく王道展開でよいですね。この王道展開を楽しむうえで、全体的に情報が後出しになっているのが個人的には気になってしまいました。冒頭のシーンで、「やんちゃで奔放でアウトドアなカイト」「生真面目でインドアなトモキ」という対比が描かれているのですが、二人の「ポケモンに対する接し方の違い」という情報もはっきり前面に提示していたほうが良かったような気がします。方やカイトは、「ポケモンと息がぴったり(ここは書かれてた)」「バトルの特訓をしているほどバトルが好き」「島巡りがしたいと思っている」、方やトモキは「バトル方面の努力は怠ってきた」「勉強に必死なのでマリルを抱き上げることさえ久々」「でも興味がない訳ではなく、憧れはある」これらが後出しになっていたんですよね。こういった対比を冒頭で見せていた方が、伏線になるだけでなく物語が明確になり、短編作品としてのまとまりが良くなったのではないかと思います。良い題材であるだけに、惜しかったかなと思いました。
 この作品の肝はお祭りシーン以降の心理描写ですね、カイトくんとのやりとりの中でのトモキくんの心の動きをメインに捉えた作品だと認識しています。心理描写を書くことに長けた作家さんだなと感じました。これは好みの問題かもしれないので適当に読み流して頂きたいのですが、個人的には、クレー射撃シーンのトモキくんの感情の起伏が、やや急すぎるように感じてしまいました(一万字に収めようとした弊害なのかもしれません)。クレー射撃一回目でトモキくんの感情を「膝を折る」ところまで持っていくならば、その前の射的屋シーンから繋ぐ形にして、『カイトと違って射撃うまくいかない(↓)→カイトの指導によって射的が成功した、嬉しいけど遅れを取っているみたいでちょっとモヤる(↓)→クレー射撃で遂に心が折れる(↓↓)→カイトに励まされ、言葉を受けて学び、一緒にプレイすることで鬱憤が晴れる(↑↑↑)』という形にした方が、一万字で書く分にはお話の筋が分かりやすいのではないかと思います。個人的にはその後のシーンで、(まあまあ捻くれた性格に見えるトモキくんが)カイトの言葉をすぐに受け入れて一発で立ち直れるところも、かなり急なように思えてしまったのですが、そこまで行くともう「どんなキャラが好みか」みたいな個人趣味の問題になるかもしれません。素直ショタかわいい。
 最後は……おお、もう……ラブラブとしか言いようがない……ラブラブですね……おばさん二人のこれからを微笑ましく見守ろうという気持ちになりました(にっこり)なんだか競いあいながら青年に成長した二人の姿を見てみたいような気持ちになる短編でした。きっといつまでも良いコンビでいるに違いない!
 投稿お疲れさまでした!
浮線綾さん
評価:☆☆☆☆
 たしかこの作品は9月に入ってから投稿されたのですよね マスクネームで笑った記憶が……
 少年たちが楽しそうでとてもほっこりしました!!!!!!!!
春さん
評価:☆☆☆
 お祭りと親子と。
 勉強勉強もいいけど、たまには外に飛び出して遊んでみないか!?っという作者様の誘う声が聞こえてくるような、元気のいい短編でした。親子関係の短編はカーニバルでもたくさん出ましたが、息子に立ちはだかるのはやはり父親。親の何気なしの言葉や、色々考えた末の言葉が子供を縛ってしまうのも、親子関係の難しさですね。それを解決するのは、同じ目線、等身大の男友達。元気のいいカイト君に引っ張られて、少しインドア気味のトモキ君が冒険へ。彼らは正反対ながらもいいコンビですね。メインはお祭りの部分、かな。父親とのくだりが起承転結の転に当たる部分だと思うのですが、やや薄めになっているのが……。テーマにこちらを持ってくるなら、もっとしっかり話に絡めた方が短編全体の印象が強くなったと思います。お祭りの話に少しくっつける感じなら、父親との確執や想いは、父親との会話で解消するのではなく、トモキ君とのやり取りの中で答えを見つける形に持って行っても良かったかもしれません。それか、におわせる程度にしておくか。
 明るく元気の出そうな短編でした。
小樽ミオさん
評価:☆☆☆☆
リングさん
評価:☆☆☆☆
トビさん
評価:☆☆☆
Lienさん
評価:☆☆☆☆☆
花鳥風月さん
評価:☆☆☆
BoBさん
評価:☆☆☆☆☆☆
伊雑アゴバルさん
評価:☆☆☆☆☆
風間深織さん
評価:☆☆☆☆
ゾイシアさん
評価:☆☆☆☆☆☆
灰戸さん
評価:☆☆☆
きとらさん
評価:☆☆☆☆☆
猫村さん
評価:☆☆
天波八次浪さん
評価:☆☆
クーウィさん
評価:☆☆☆
不壊さん
評価:☆☆☆☆
さねたかさん
評価:☆☆☆☆
じゅぺっとさん
評価:☆☆☆
えびフライさん
評価:☆☆☆☆
ばすさん
評価:☆☆☆☆
あすぺふさん
評価:☆☆☆☆☆
まーむるさん
評価:☆☆☆☆