ビー男とミー子のセレナーデの感想

乃響じゅん。さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
面白かったです。
はっこうしてしまう!!のインパクトが凄まじいですね。バルビートならではの表現で、周りからすると凄くヘンなのに本人は至って大真面目、というギャップが面白さに繋がっているのだなと思います。また、全く同じ流れをやる(天丼と言うらしいですね)のが2回、というのもまた絶妙な回数だと思います。
冒頭からして、「モリモリ山のふもとにあるイワイワ岩のあなぐらに、ツボツボ病院」というネーミングセンスも抜群です。
はっこうの原因がミー子の香水のせいだったとは。ツボツボ先生は知ってたからこそ、戸惑いながらもビー男に付き合ってくれたのでしょうか。
コメディ要素だけではなく、オチにもちゃんと伏線が張られていて素晴らしいです。
雪椿さん
評価:☆☆☆
色々と騒がしいバルビートさんにツボツボ先生が振り回される話。
ツボツボ先生、ビー男さんに何かある度に病院を出ないといけなくて大変そうですね。その分、楽しそうでもありますが。
度重なるビー男さんの「はっこうしてしまう!」の真相は、何とミー子さんが作ったフェロモン入りの香水が原因だった、という驚きのオチ。二匹には末永く幸せになって欲しいと同時に、ツボツボ先生にも穏やかな時間が訪れることを願います(……もしかしたら、無用の願いかもしれませんが)。
まーむるさん
評価:☆☆☆☆☆☆
自作のニャーくんを唐突に読まされた人の気持ちが良く分かりました。
あまもさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
童話のような語り口でどんな物語が始まるのだろうと読み始め、そして爆笑が止まらず、最後はいいお話だなーと感動しました!目まぐるしく変わる感情にわくわくしながら読みました!ミー子さん、いけない女!でもなんていい女!なんたってそこが最高です!!やっぱり女はちょっとずるいくらいが素敵ですよね。
カイさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
擬音・擬態語、固有名詞などの言葉、フレーズや構成の反復を巧みに使って、文章全体に歌のようなリズムを刻んでいる、とても自分好みの心地いい文体でした。「はっこうしてしまう!」の部分が大変ユーモラスで、くすっと笑えました。それでいてビー男とミー子の深い愛情が終始満ちていて、それを見守るツボツボ先生の眼差しも温かく、ほっこりとほたるびのように心に灯る素晴らしいお話です。オチも上手く、なるほどそういうことか~!とひざを打ちました。「ほたるびはゆらぐからこそ美しい」というセリフが最っっっ高に好きです。ツボツボ先生カッコイイ……。
お題の点で言うと「波音」の使い方が上手いですね。最初使っていたことに気がつきませんでした。
Pさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
恋の病にうかされ終始あまりにテンションの高すぎるビー男と終始落ち着きのありすぎるのんびりやのツボツボ先生のギャップ、種族も性別も関係なく突然のときめきを覚え意志に反して求愛の発光を始めるバルビート、おまけに天丼。
本人的にはまったく笑い事ではありませんが、これが笑わずにいられますか。作者様!! 笑ってしまいます!!
しかしその内実はまったく勢い任せのギャグではなく、「はっこうしてしまう」という文言に始まりバルビート目線の表現を自然に、そしてふんだんに織り交ぜてくる文章力、そもそもこのネタはバルビートが発光によって求愛する=恋心が外から丸見えになる種族ならではの特性が骨子になっていること、ビー男がはっこうしてしまった相手が双方おしゃれさんであるという伏線が張ってある構成力等、ギャグの支えに確かな実力が光ります。
文字通り熱にうかされたかのような大騒ぎが繰り広げられる前半からうってかわって二人のダンスが交わされる場面から物語は急速に平静さを取り戻し、しっとりと二匹の光の、そして互いを思う心の美しさの表現に移っていて、その双方が「ゆらぐからこそ美しい」というツボツボ先生の言葉に収束するラストへ続くしっかりとした足がかりになっていると感じます。
その第一印象に反してまったく隙のない、最高レベルの作品であると思います。でももう一度だけ言わせてください、笑ってしまいます!!
ionさん
評価:☆☆☆☆
恋、こわいなあ!(まんじゅうこわいと意図的に同じ表記にしております)
そう、恋、恋な。
高め合えるみたいな理想があれど、どうにもならないって諦めもあり。
別にSNSでの盛り上がり方から予想されるネタ枠じゃねえじゃん!!!普通にポケモンの特徴捉えたいい話やん!!
って、まあ精神おかしかったんでメモ帳に書いてありました。
イルバルに留まらずにツボツボはのんびり屋さん的な意味で当時推しだったんですよね。こうして主題じゃなくても、イルバルの美しい光を受ける者として輝いているのは、
同時に美しいもの好きなぼくもにっこりです。
ツボツボとかけた、モリモリ山とかイワイワ岩とかの繰り返し言葉も含めて引き込まれる作品でした。
全編完成度が高いんで、無難な、安定馬として優勝候補になるかなあって気がします。

自分なら、そしてもしツボツボ先生のように、相応の発言の責任が伴う立場だったら。人の心をこう弄ぶような事をするのは悪い、ずるいイルミーゼだ、と指弾しますが。
恋愛の痛みを味わったことのないから何も答えられないんだよなあ。
尊重しあえる関係なんて、不安な者からすれば綺麗事に過ぎないよなあ。
この物語の中のバル君は二重の意味で”踊らされた”わけですが、作者の文章の旨さとは別にテーマとして、
つまりそういう風にこの物語の中でバルビートとして呈示された男子像がわたしは好きではなかったということ以上でも以下も、ここに書くつもりはございません。
っていうかバルビートが最初にフラフラして悪いことしてるの確かですしね。

言葉なんて要らない
神経衰弱(病名)
完璧なハーモニー
ちょくちょく要素の拾い方にもうまさを感じます。
円山翔さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
場所の名前に始まり台詞回しに至るまで、そこかしこにちりばめられた言葉遊びに感服です。ギャグチックでありながら台詞回しや雰囲気に酔いしれました。言いすぎでしょうか。もしかして私の頭の中は「はっこう」しているのでしょうか。ビー男さんが誘惑されていたのはそういうことかと最後に気付かされ、ツボツボ先生の締めの言葉はとてもとても粋だなぁと思いました。
灰戸さん
評価:☆☆☆☆☆☆
冒頭のモリモリ、イワイワ、ツボツボの流れが面白いなあと思ってたらはっこうしてしまいました!
……というのはともかく、大変コミカルで繰り返しになるところかツボを抑えられてしまいまい、笑いながら読ませていただきました。それでいて、ほたるびで描く光はとても綺麗なシーンでしたし、ストーリーにしっかりとした結末を迎えたのが読後感もよかったです。
リングさん
評価:☆☆☆☆☆
フェロモンに弱い虫……しかしそれでも心を揺らがせないように頑張る雄というシチュエーション、大変好みでした。
男がもだえる姿が好物の私にはストライクなのです。
猫村さん
評価:☆☆
ギャグにひたすら笑いました。私には書けない(´∀`)尊敬します。
ラプエルさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
わあ、これは好きだ…世界観も、文章のつづり方も、ストーリーの構成も…。
なんだかテンポがいいな、と思って読み返しましたが、地名に繰り返しが多いんですね。リズミカル。
そしてなんといっても文体。なのです、なんて語り口調が素敵。登場するポケモンたちの様子が細かく語られているのもいいですね、さらさらさらりと書き並べるとか、がばり起き上がりましたとか。これは素晴らしいセンス…。

はっこうしてしまう!!はやばい、病みつきです。これは何度見ても笑う。
ツボツボ先生が冷静というかのんびり返しているのも面白いですね。全体的にまったりとしているお話なのはきっと先生のおかげなのでしょう。

この文章と世界観の柔らかさは、この作者様にしか出せないのでしょう。とっても暖かくて微笑ましくて、それでいてちょっぴりクスッと来る。これは素晴らしい作品です、出会えてよかった。
素敵な作品をありがとうございました!
森羅さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
めちゃくちゃ面白かったです!! 「はっこうしてしまう!」に持って行かれがちですが(勿論大好きな台詞です。めちゃくちゃ笑わせて頂きましたw)物語としての面白さも、ウェブ小説としての行間の使い方も、キャラの性格も、童話の様な語りも全て物語にマッチしていて本当に素晴らしいの一言でした。イワイワ岩とかモリモリ山とかそういうネーミングも、擬音語の使い方もとても可愛いですし、「はっこう(発酵)しますが、はっこう(発光)はしませんよ」の台詞もとてもコメディっぽくて良いです。好きです! 同じ台詞が繰り返しになるのも上手く使っておられるなあと脱帽でした。これ3回あると多分くどすぎる気がするので、繰り返しが2回と言うのもまた絶妙だったんですよ! なんか、童話のような語りと言っておいてなんなのですが、洋画のコメディ映画っぽいと思いました。最後のオチとか、したたかで小悪魔なミー子さんに惚れてしまう……! 本当にものすごく面白かったです、読めてよかったです!
水のミドリさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
むしさんたちかぁいいーーー!!
ポケモンだけの世界観サイコーです、種族の特徴を生かした行動や心理の機微が、ああもう生き生きしてるなあって、嬉しくなります。そうだよねえビー男さん好きすぎる相手には発光しちゃいますよね〜〜〜彼をはじめ頭に思い描くミー子やツボツボ先生の表情がとても鮮やかで、ああ好き……はっこうしそう…………。
その裏ストーリーもバッチリはまっていて、本筋はまっとうなミステリー。はっこうしてしまう! のインパクトに隠れながらも謎を深めていく技巧が光りますわ。ちょっとしつこい気もしましたがリフレイン表現も心地よいリズムで、そして雰囲気を保ちつつ綺麗な着地をした極上の読後感。推しです。
砂糖水さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
はっこうしてしまう!!このフレーズのパワーたるや。
めっちゃ読みやすい文章でめちゃくちゃ見習いたいです。めっちゃくちゃ見習いたいです。読んでて気持ちがいいというか心地がいいというか、リズムがいいというか。すっごい羨ましいです。真似したいけど無理かな〜〜つら。
それはそれとして。ツボツボ先生のおとぼけ具合とかもいいなあと思いました。
うーん、面白い。
ばすさん
評価:☆☆☆☆☆☆
はっこうしてしまう。インパクトがすごいです。セリフの回数も、少なすぎず、多い過ぎずで、絶妙な回数ではないかと思います。
ツボツボ先生の私もはっこうしていますが、はっこうしていませんよの返しもたまらなく好きです。
本当にビー男さんはミー子のことが好きなんですね。途中まで、ビー男さんはなんというやつだと、彼に対して誤解する気持ちをもっていました。そして、最後のツボツボ先生!素敵です!!
照風めめさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
は、はっこうしてしまう!!!
これは凄いのが来ました。小説を読んで声出して笑うのは本当に久しぶりな気がします。
笑いだろうがなんだろうが感情を動かされました。誰がなんと言おうと、わたしはこの作品に感動しました!
この作品の好きなところがたくさんあるので文章として処理するのは早々に諦め、箇条書きにしていきます。
・モリモリ山とかイワイワ岩のなんと語感の良いことか! それだけに留まらず文章全体がスラッスラ読めて楽しかったです。
・キャラクターの味が良すぎる。モブ含め出てくるキャラクターの全てがクセがある。そして純粋で良い子だ……。推しはツボツボ先生。
・キレッキレなセンス。はっこうしてしまいます! の前後で突然空行の挿入は、まさに空間の匠的なキラーテクニック。ウェブ小説の特性とギャグにおける「間」を最大限に活かしてる! 豪快なギャグに繊細な配慮、大満足です。
・オチまでの無駄の無さ。ギャグってどうしても間延びする箇所がありがちなんですが、この作品は全くそんなことがないので一度もテンションが落ちないんですよね。まるで上方漫才のような完成度だぁ。
・そしてオチ。ボケ一辺倒ではなく、最後の最後に綺麗に仕上げることで最高の読後感を醸し出していました。あぁ、ビー男さんが節操が無いわけではなく、ミー子さんの健気さが所以のトラブルだった訳ですね。二人がありがとうの文字を空に浮かべる様子も素敵でした。
この作品に出会えてよかったと思います。ありがとうございました。
秋桜さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
なんだこれは(褒め言葉)。めちゃくちゃおもしろくて発光してしまいそうです。なんなんだこれは。
終夜さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
するすると、一度読みはじめてしまったならラストまで軽快に読み進めていける怪作。
作者さんは相当に文章を書き慣れていらっしゃる方なのだろうな、とお見受け致しました。
登場するポケモンたちが皆コミカルに描かれており、読んでいてとっても癒されます。
「はっこうしてしまう!! 先生、ボクはっこうしてしまいます!!」
そんな発言も自然にかませるビー男さんの言動が見ていてとにかく面白……ゲフン、悩ましくも一途で、大変に微笑ましかったです。
読んでいてずっとにこにこしてしまいました。適宜冷静に突っ込んでくださるツボツボ先生も、なかなかに素敵なキャラですね。
やだ、先生に惚れちゃう……(トゥンク)
途中、ビー男さんがダゲキニキを見つめながら
「真実の愛を語る時、男も女もありますか! ああっ綺麗だなあ、妖艶だなあ、スタイルもいいなあ……そして、とてもやさしそう……」
と語り出した時、ここからまさかのベーコンレタス……?!と一瞬冷や冷やしてしまったんですが、全くそんなことにはならなくて心からほっと致しました。
ビー男さん、ミー子さんとどうかこれからも末永くお幸せに!!

……それはそれとして、ビー男さんの豊かな語彙力には真面目に嫉妬せざるを得ない件。
一体、何をどうしたらこんなにも面白い発言を違和感なしで連発できるんでしょうか。
正直悔しい……悔しいです……ああっ、ツボツボ先生!!
私もはっこうしてしまいます!!!(ピカッ)
586さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
これズルくないですか?(率直な感想)投稿されたのを読んで爆笑しました。全体的なテンポの良さがとても心地よいです。はっこうしてしまう!!
うにゃさん
評価:☆☆☆☆☆☆
これは道徳の教科書に載ってそうな作品ですね!笑 先生がひたすら可愛い~
葉穂々さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
く、くっだらない……でも……面白かった……!
冴え渡る天丼描写が素晴らしい作品でした。ええ、笑いましたとも。私は天丼ネタに弱いんです!
ギャグ描写は勿論ですが、ポケダン的と言いますか、向水遥のポケモン四コマ的世界観も良かったです。
ツボツボとお医者さんの組み合わせが、こんなに親和性があるとは思っていませんでした……!
「はっこうしてしまうううううう!!」は間違いなくこの作品の代表台詞でしょうが、私はツボツボ先生の「確かに私も発酵しますが、発光まではしませんよ」がお気に入りです。
上手いことを!
あすぺふさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
ああ、素晴らしい! キャラも会話もとても良かったです! ところで、理系が見えちゃってますよ!
コメットさん
評価:☆☆☆☆☆☆
「先生、ボクはっこうしてしまいます!!!」このフレーズがやはりとても印象的ですね。読む前から評判やフレーズは目にしていましたが、実際に読むとさらにやばいです。行き詰まることなくすらすら読める内容に、思わず笑ってしまうような場面がちらほら。オチにも唸りました。何がどう良かったという前に、まず読んで!!っておすすめしたくなるような作品でした。楽しい時間をありがとうございました。
しろあんさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
「はっこうしてしまう」のインパクトですよ……w
地の文が淡々とした語り口調なのも逆に笑えてきて、とても完成度の高い作品だと感じました!
色んな可愛い子に惚れていって、挙句の果てには男であるダゲキにまではっこうしてしまうビー男を見たときは「この子大丈夫かな」とか思いましたが、最後に真相を知って、「あぁ、ラブラブなんだな」と自然と笑顔になっちゃいました。
ツボツボ先生のキャラも良かったです。面白い作品でした!
Ryoさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
「「「はっこうしてしまう!!!」」」大好きだー!!!
どんな時にもマイペースを崩さないツボツボ先生のおかげでビー男君がどんなに我を失っても安心して読むことができます(そしてツボツボがむしタイプだったことを思い出しました…)
結局お互いのことが大好きだったビー男君とミー子さん、心ならずの発光に大慌てのビー男君のユーモラスかつ真剣な描写。踊りの最中にさり気なくツボツボ先生に感謝の気持ちをアピールするミー子さんのさり気ない優しさにも惚れざるを得ません。
そしてこのリズム感の良すぎる文体、頭の中ででも音にして読んでみると分かるのですが、スラスラと読めて、もたつくところ、引っかかるところが、地の文にもセリフにも全くありません。こういうところに気を配る人の文章は気持ちよく読めて大好きです。
文句なしの七点です。楽しいお話をありがとうございました。
逆行さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
 繰り返される「はっこうしまううううううううう」というセリフの破壊力が半端なかったです。『はっこう』というワードの、下ネタに聞こえなくもない絶妙さというか……。でもいやらしさは全然感じない。発光と発酵を掛けたのも凄く面白いです。(はつ●ょうじゃなくて良かった)。
 他にもイワイワ岩とか、モリモリ山とか、語感の良い言葉遊びが魅力的ですね。
 お話のテンポが凄い良かったです。やっぱりギャグはテンポが大事ですからね。行間の使い方も上手かったし、コメディ小説として完成されているなあと感じました。 
 ミミロップに対してはっこうした後に、更にダゲキにまではっこうしてしまうのが最高に腹抱えて笑える所でした。いわゆる『天丼』って奴ですね。同じ言葉を繰り返し用いて笑いを取るパターン。(天丼には一般的に海老が二本載っていることから天丼って言うらしいです)。凄い笑いの手法を理解し、それを生かしているなあと感じました。
 幾何学模様の合間に、『あ』、『り』、『が』、『と』、『う』という文字を描くシーン。あそこについて思ったんですが、『あ』、『い』、『し』、『て』、『る』にした方が未来予想図のブレーキランプのサインみたいで面白かったかなあ(え?)でもここで笑い取る必要もないですかね。それにありがとうの方がお話の流れにも沿ってるし。ちゃんと私のことを好きでいてくれて"ありがとう"って意味ですからね。 
 まさかミー子の香水が原因だったとは……。「おにいちゃん、なんでホタルすぐはっこうしてしまうん……」という読者の疑問もしっかり回収しましたね。ツボツボ先生は全部分かっていたんですね。よくバラさずにいられたなあ。 
 最後の「ゆらぐからこそ、あのほたるびは美しい」という締め方が凄く好きです。ビー男もミー子もときに迷うこともあるけど、二人の愛は確かに美しい、というこの物語を上手く総括していると感じました。 
 いやーめちゃくちゃ面白かったです。ギャグでここまで完成度が高いのも凄い。
rairaibou(風)さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
 素晴らしい作品でした。一見ネタ的な描写が多くあるように見えますが、一つの短編としての完成度が非常に高く、最後の一行まで楽しく読めました。
 個人的には星を減らす要素が全くありませんでした。
ポリゴ糖さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
 擬音を上手く用いた地の文が実に軽妙なテンポを作り上げている作品だと思いました。こういう作品は読み進めるのが楽しいんですよね。講談や落語に通ずるものを感じます。「はっこうしてしまう!」というキーフレーズを印象付けるところ、改行を上手く用いて演出しているところも高評価です。
 キャラクターもそれぞれ個性が出ていて面白かったです。ツボツボ先生ののんびりしたところとビー男さんのどこか忙しなく感情豊かなところ、両方をこれでもかと発揮するふたりの掛け合いが非常に魅力的。個人的には酔っぱらったビー男さんの管を巻いた喋り口調が非常に酔っ払いらしいと言いますか、ばっちり脳内で再生されるこのセリフは今の私ではまったく再現できる気がしません……。世界観としても印象に残る地名に秀逸なネーミングセンスを感じます。
 最後のフェロモンが云々というところは少し理解するのに時間がかかりましたが、納得できる設定だなあと。紆余曲折あって最終的にめでたしめでたしで終わる、文句なしに「面白い!」と言える作品でした!
早蕨さん
評価:☆☆☆☆☆
 導入から途中までの勢いに今回初めて笑わせていただきました(めちゃくちゃいい意味です!)
 ツボツボ先生のキャラクターが僕にはツボです。ビー男君の一途さも、みー子ちゃんの不安になって突っ走っちゃうところも、なんと愛おしいか。物語も綺麗で、キャラ小説というか、万人受けする物語とはこういうものを言うのかな、と感じます。
北埜とらさん
評価:スキップ
 ポケストカーニバル流行語大賞の結果発表はいつですか? ノミネート作品が多く受賞できるか不安ですが、とても楽しみにしています。
春さん
評価:☆☆☆☆☆
 ツボツボ先生のお仕事。
 ツボツボをゲームで始めてもらった時はとてもうれしかった事を思い出しました。持たせたきのみがジュースになるなんて!当時は色々なきのみをひたすらに持たせ、きのみジュース製造マシーンとして連れまわしたものです。ごめんねツボツボ。
 そんなツボツボ先生のきのみジュースは万能の治療薬。ツボツボがお医者さんと聞いて、すごくハマり役だと感じました。配役が適任すぎる。診療所の描写も「干草のベッド」「カシワの葉のカルテ」など丁寧に表現してあるところも好きです。生活感がある描写が個人的に凄く好きなので、嬉しかったです。
 語り口調がやや年長向きの絵本調でありながらも、ところどころでちょっぴり毒の入った突っ込みが入ります。ビー男が発光……。「あぁ、虫だもんね」と思いつつも、真剣に悩んでいるのだと分かっていつつも、生暖かい目になりそう。のほほんとしながらも、世界観を壊さない程度に毒をまぶしてあるのが見事です。
 ビー男はただの虫ポケと舐めてかかっていたら、予想以上に豊富な語彙力と知識と教養を披露しだし、「なん……だと……」と目を見張りました。えくすたしー。しんぱしー。きかがくもよう……。やるじゃあないかバルビート……。
 ビー男が彼女以外の女の子にふらふら行ってしまった理由はいったいなんだろう? 読み進めて、最後の最後にようやく判明し、「なーるほど」とにっこりしました。そりゃ、好きな女の子のフェロモンから作った香水なら、ふらふらしてしまっても仕方がない。途中はビー男に対して「ふらふらしやがって!!」とプンプンしましたが、オチまで読むと逆にビー男を好きになりました。本気で好きなんだなぁビー男……。でも普段からふらふらしてるのはいかんぞ。ミー子ちゃんが不安になるのも仕方がないです。
 真相について、読者やツボツボ先生にはネタばらししたけど、ビー男はそれを知らずに愛を貫いたのが良かったです。世の中には知らない方が良い事もある、愛のために!
 ドキドキする、というよりは、肩の力を抜いてのんびり読める、完成度の高い作品だったと思います。ありがとうございました!
浮線綾さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
 はっこうのインパクトが強い……ええ「はっこう」が登場したときにあっこれは発酵とかけるなとすぐにわかったのがひそかな自慢です
 隠そうとしているのにあまりに叫ぶもので注目を集めるくだりが好きすぎる あとビー男さんがミー子さんとの愛を再確認するところも
 バルビートとイルミーゼとツボツボの暮らしがとてもすきです 彼らがすごく好きになりました 全体的にすごく好きです 「むしレディ」といった言葉一つからセンスが溢れ返っていてそういった素晴らしいワードがたくさんちりばめられており心を掴んで離しません
 すごく好きです
シガラキさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
 はっこうしてしまう!!! この作品のインパクトはすさまじい……! 内容はツボツボ先生によるほのぼのしてるものなのですが、それが与えるインパクトはアクションもの並み。ビー男さんがはっこうしてしまい、すごく慌てているそばでツボツボ先生の冷静な対応にもツボりました。そしてその後、ミー子に出会いすぐに復活するビー男……いやはや面白い……!
 なんていうんでしょうか、真っ向から勝負を仕掛けてくるギャグものではないんです。内容はツボツボ先生とビー男によるほのぼのライフなんです。けれども読んでいて楽しいんです! 内容はゆったりまったりとしているのに、読むのが忙しいんです。ああっ! はっこうしてしまう!!
 最後の締めも渋くていいですよねえ。『ゆらぐからこそ、あのほたるびは美しい』。まったりな作風の作品にお似合いの締め台詞だと思います! ほのぼのなのに読むのに忙しくて楽しいなんて……。文章力の高さに私は崇めることしかできません……。
 作品投稿、お疲れ様でした。
レイコさん
評価:☆☆☆☆☆☆
 はっこうしてしまう! 全年齢対象のシモいギャグに振り切ってると見せかけて、なんとピュアな純愛ストーリーじゃないですか! やめましょうよ、ズルイですよ、いかんですよ、そういうギャップは!! 恋多き(?)悩めるビー男、どんな時も冷静な性格でツッコミが冴えわたるツボツボ先生、色んな意味で被害者のミミロップさんにダゲキさん、影の主役ミー子、すべてのキャラの性格と役割、種族配分まで完璧ですね。文章のテンポが良くて台詞も小気味よく、楽しい気分で最後まで読み終えることができました。伏線回収のお手並みもお見事でした。ビー男とミー子の飛行シーンが美しくて、情景描写までみっちり堪能させていただきました。全体の大部分を占めるコントのようなどたばたしたコミカルな雰囲気を、ツボツボ先生のラストの殺し文句でぴしっと締める、作者様の一級品のセンスにああ、はっこうしてしまう!! 投稿、お疲れ様でした。
48095/坑さん
評価:☆☆☆☆☆☆
 おしりの光を自分で制御できないのが、かわいそうでかわいくて面白い。
 本人は極めて真面目にやってるんでしょうけども「はっこうしてしまう」なんて台詞、笑わせにきてるとしか思えない。ビー男さん、存在がコメディ。
 あと、個人的に好きなのが「なんだあのむし振り回しやがって」
 ツボツボせんせいはそんなふうには思っていない(……ほんとうに?)と思いますが笑
 すっごい楽しかったです!
はやめさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
 「モリモリ山のふもとにあるイワイワ岩のあなぐらに、ツボツボ病院というのがあります」という出だしからして、絶対上手いだろうなと思わせるリズム感に満ちています。更に、間の使い方がうまい、ここは間を空けるからこそ「はっこうしてしまう」の台詞にタメが生じて、インパクトを期待させる効果が生まれると思います。
 同じギャグを二回使うことによって読者に印象付け、離れないように刻み込んでいるのも計算の為せる技ですよね。ギャグものとしてこの「二回」はかなり絶妙です。これが一回では恐らくここまで印象には残らないだろうし、三回だと少ししつこい段階になってきます。二回、が大事ですね。
 「ああっ!」「はっこうしてしまう!!」「ミー子というものがありながら、はっこうしてしまうううううう!!」
 なんやねんこれ(褒め言葉)
 でもこれはお笑い芸人の一発ネタっていうよりかは、話の流れが全て組み合わさることで笑いに繋がると思います。これ単体で連呼するより、連動して読んだ方が圧倒的に面白いという。どっちかというとコント寄りになるのかしら。
 ウイットに富んだ台詞回し、ポケモンらしさを妥協せず突き詰めた世界観、話の流れも淀みなく、正直どの観点からみても完璧な作品でしょう。私はこの中であればポケモン世界の描き方が個人的に最も好きなポイントですね。ギャグ以外も上手いからこそ好き。
 これ好きだけど、話の中身として特筆するメッセージがあるわけではないと個人的には思うんですね。だけど、それがいいんじゃないかなって。なので、こう、ある意味では本当に大変作者さんには申し訳ないんですが、「良い意味で」感想を書きにくい作品なんですよ、これ……w 逆に言ってしまえば、セレナーデの良さはそういうところにあるんだと思います。特にむずかしい物事を考えず、肩肘も張らず、ひたすら無心になって読むことに専念できる。また、読み終わって素直に「あー、面白かった!」と思える。何度も読みたくなる。素晴らしいエンターテイメントでした。
フィッターRさん
評価:☆☆☆☆☆☆
 "はっこうしてしまう!!"というセリフのインパクトが話題の一作ですが、そのセリフにインパクトを持たせるだけの文章の使い方がとてもうまいと思います。このセリフの周りだけ、行間開けを多用しているんですよね。このセリフがインパクトを持っているのも、この文章構成ゆえなのだと思います。
 漫談のような軽妙な地の文やセリフ回しも印象に残りますね。『はっこう』というひらがなに『発酵』『発光』という漢字のルビを振るという演出も個性的で面白いです。
 ただ、セリフ回しのレベルが高いだけに、"ノープログレム"という誤字があるのが惜しく感じました。それともこれは、はっこうをごまかそうとしたビー男さんが噛んでしまってこうなったのでしょうか。
小樽ミオさん
評価:☆☆☆☆☆☆
トビさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
Lienさん
評価:☆☆☆☆☆
花鳥風月さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
BoBさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
伊雑アゴバルさん
評価:☆☆☆☆☆☆
風間深織さん
評価:☆☆☆☆☆
ゾイシアさん
評価:☆☆☆☆☆☆
きとらさん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
黒糖さん
評価:☆☆☆☆☆☆☆
天波八次浪さん
評価:☆☆☆☆
クーウィさん
評価:☆☆☆☆☆☆
不壊さん
評価:☆☆☆☆☆☆
さねたかさん
評価:☆☆☆☆☆
じゅぺっとさん
評価:☆☆☆☆☆☆
えびフライさん
評価:☆☆☆☆☆☆