伝説のオボンの樹の感想

あすぺふさん
評価:☆
長寿のキュウコンが、人間から伝説の樹を守る。
ヤドキングも、そのキャラクターが良い味を出していると思いました。
葉穂々さん
評価:☆☆☆
長い時を経ても、彼の選択を理解できず、一匹ヤドキングを想い続けるキュウコン。
一途です。嗚呼、一途です……!

好きポイント
・某恋愛ゲームを連想させるタイトル。
・キュウコン×ヤドキング!? これはまた斬新な組み合わせです。
・病を治す可能性があったのに、チャンスを捨ててしまったヤドキング。
 余命15年は、果たして長かったのか、それとも短かったのか……?
・100年以上の時を経ても、未だ答えを見つけていないキュウコン。
うにゃさん
評価:☆☆☆☆☆
真逆とも言える性格の2匹を引きつないでくれた伝説の木。その三角関係が綺麗でした!
カイさん
評価:☆☆☆
作品群の中で唯一、会話文の前に話者の名前を表記するスタイルの作品でしたね。近年はチャットストーリーと呼ばれる小説もありますので、その系譜の作品かな?と思いました。
ヤドキングと過ごした時間はキュウコンにとっては刹那のものだったのでしょうが、育んだ友情の永遠を感じさせてくれる、温かな物語でした。
rairaibou(風)さん
評価:☆☆☆
・ヤドキングの特性が話の鍵になるストーリーは素晴らしかったです。
照風めめさん
評価:☆☆☆
ヤドキングのキャラクターがめっちゃ可愛いですね!
マイペースの使い方も上手いと思います。
ヤドキングと出会ってからのキュウコンが、性格が丸くなってるように思えて可愛いです。
折角願いを叶える伝説のオボンの木という設定があったので、もう少しストーリーと絡めると良かったかもしれません。キュウコンが木を守る理由なども少しふわふわしていたので、バックヤードを掘り下げることで作品のインパクトも増すのではないかなと思います。
余談なんですが、キュウコンが人間を追い返すやり方は逆にホラースポットとして人を招きかねないような気がします笑
ラプエルさん
評価:☆☆
ヤドキングのちょっぴり抜けてる感じのキャラが面白かったです。好き。「あ…そ、そっかー」とか、「でちゅよー」とか。
ハマちゃんのヤドキングなんて懐かしいフレーズが浮かびました。とっても賢いヤドキングなのにどうにも抜けてる感じがあるんですよね。「マイペース」ってことなんでしょうか。

ただ、全体的に描写が薄かったです。特に後半。
前半は割と飲み込みやすかったです、キュウコンがいなくなった友達に語り掛けながら水やりをする。このシーンからは友達がいなくなってから随分と長くたっていて、ちょっかいをかけてくれなくなったことを憂うようなキュウコンの心情が飲み込めますし、オボンを狙う者を追い返していたこともよくわかります。
しかし、ヤドキングが帰ってからはかなりバタバタしてたような印象です。あっという間にヤドキングはキュウコンと親しくなり、そして15年をあっという間に過ぎて病に倒れてしまう…
このあたりはもっと文章が欲しかったです。「マイペース」であやしいひかりが効かなかったところとかとっても好きなんですが、ヤドキングとのエピソード…例えばどんなことをキュウコンに教えてくれたのかとかがあればもっと入り込めたし、病にかかってからどんなふうに弱り、キュウコンに最後の言葉を託すことになったのかの説明があれば感情移入もできたと思います。そのあたりがとても残念です。

また、いわゆる台本書きなのも惜しいです。セリフの前に登場人物(ポケモン?)の名前を入れるのではなく、「○○が言った」とか、口を開いたとか、呟いたとか、セリフの前後に文章で明記した方がより洗練された文章になると思います。
森羅さん
評価:☆☆
ヤドキングの「マイペース」をうまく使ってらっしゃる! キュウコンと他の生き物の寿命の差というのは他の作品でも描かれているのを見たことがありますが(今回は単純な寿命ではなく、ヤドキングは病に倒れとなっていますが)、ヤドキングの残したものが120年後もずっと繋がっているというのが良かったです……! キュウコンが護れと夢を見た「伝説のオボン」は一体誰のどういった意図のものであったのか。そのあたりをもう少し詳しく知りたかったです。
水のミドリさん
評価:☆☆
ヤドキングさん可愛いですよね。たぶん喋り方とか映画ルギアに出てきた彼くらいのんびりなんだろうなあ。その割に2mも体長あって、キュウコンと比べてもかなりサイズ差あります。人を寄せ付けない深い森の奥、伝説のオボンの樹の下で思案するヤドキングと、なんだまたきたのか、と呆れ気味のキュウコン。伝説に身を沿わせるキュウコンに新たな価値観を投じる役目を、のんびりとして森にいなさそうなカラーリングの彼がうまく演じておりました。
ト書き調なのは一向に構わないんですけど、子どもたちの所だけカギカッコ前にキャラを書かなかったのはなぜ……? 地の文が一人称なのも気になっちゃいます。台本形式って地の文は状況説明だけで済ませ場面を想像しやすく読み手を容易に引き込めることが利点なのに、それをぜんぶ否定するのはいかがなものかと。ト書きならト書きの良さを理解した上で活かして欲しいです。
自分が流行り病で死ぬことを分かっていたヤドキング、最後の言葉をかけるためだけにキュウコンの元へ会いにきちゃったんですね。死体処理してくれた相手に伝染したら死んでも死に切れないでしょ。それで死にゆく親友を前に伝説のオボンを食べさせてあげるか葛藤もしないんですかキュウコンさん。ストイックなんですね。なんでしょうごめんなさい、深く読めば読むほどアラが見えてきちゃった……。
乃響じゅん。さん
評価:☆☆☆
ヤドキングが登場するポケモン小説って意外と見ないなぁ、と思いました。結構新鮮ですね。彼のあたたかな人柄が、キュウコンの冷たい印象と上手く対比になってると思います。
終夜さん
評価:☆☆
メインは、主人公とヤドキングの温かな交流だと思うのですが。
ラストで子どもたちが突如登場する前に、ヤドキングが遺した友、おそらく子どもたちの親であるポケモンと主人公の仲が深まる場面もあったら、より本文の「子孫という生命(世代)の繋がり」を感じやすかったのかな?と思いました。
円山翔さん
評価:☆☆☆☆
キュウコン「…お前には…聞かなかったんだよな…あやしいひかりは…。」
聞かなかった→効かなかった

伝説を信じてやってきた病気のヤドキングは、キュウコンが大事にしている木の実だと知って手を引いた……なんというか、やるせない気持ちになります。ヤドキングはキュウコンの友となり、語り合った。誰の子なのかは明記されていませんが、1000年を生きるキュウコンに「友」を残していった。長い時を生きる者の悲しみに、こんな風に寄り添うなんて考えも付きませんでした。誰かが傍にいるだけで少しでも気が楽になるんだなって、再確認できたように思います。
Pさん
評価:☆☆
オボンの樹を守ることを唯一の使命、存在意義としている仕事一筋のキュウコンがある日の闖入者との出会いをきっかけに自分の感情を知り、友人という概念を知り、その死を超えて残るものを知ることで成長していく過程は、王道のど真ん中を歩きつつもキュウコンの長寿を生かして次世代との交流という形でひとひねりが利いており、短いながらうまくまとまっていると思います。
しかし他作が圧倒的な長さを生かして物語中の一工程までも事細かに描いているのに比べるとどうしても薄味に見えてしまうことは否めないと感じました。
ですが120年という人間ですら数回世代交代するくらいの長さの中、さらに寿命の短そうな一般ポケモンが何世代を経ているかを考えると「恐怖の森」というおどろおどろしい名前が忘れ去られる日もそう遠くはないのかもしれません。あるいはもうこの話の外でその名前は消えてしまっていてキュウコンの記憶にしか残っていないのかも知れない。
そうした想像の余地を多く残す、考え甲斐のある作品だったと思います。
花鳥風月さん
評価:☆☆☆
ちょっと「…」がくどいかなぁっていう印象が個人的に見受けられたので、句読点に変えたりしてみてもいいのかなぁなんて上から目線で恐縮ですが思いました。
でも話としてはとてもまとまっていて綺麗な話で、今回の企画のトリを飾る作品が当作品でよかったとも思いました!
あまもさん
評価:☆☆☆
たどり着こうとしても不思議なことがありたどり着けない木。キュウコンという神聖そうなポケモンが守ってる木。伝説の木という異名を人間がつけるのも納得です!ヤドキングが木に手を出そうとしなかったのか、たくさんの欲望をみてきたキュウコンですが、きっと今なら理解できるんだろうなと思わされました。
Ryoさん
評価:☆☆
この作品についてはもう、カギカッコの前に種族名を書いてしまったというその一点が致命的に惜しいですね…
まず、キュウコンが尻尾で樹に水をあげているシーンですが、「キュウコン」とだけ書かれて大抵の人がまずイメージするのはカントーのすがたの方だと思うんですよね。だから唸り声以前に「炎タイプなのに水につかって大丈夫なのか」という疑問が湧くと思います。
でも作中に出てくるのはアローラのすがたのキュウコンなんですね。キュウコンという種族名だけが出てきて、こおりのつぶてを出すシーンまで、二種類のうちのどっちか分からないのは若干つくりとして不親切に思われます。
また、ヤドキングが出てくるシーンですが、せっかく「突然現れた相手が誰だかわからない」という書き方をしているのに、カギカッコの前にヤドキングって書いてしまってるせいで致命的にネタが割れてしまっていますね。
基本的に、ポケモン小説を読む人は外見の特徴や技名などをいくつか書けば何のポケモンか分かるくらいには知識面は大丈夫なので、そこらへんの書き方で種族を読者に分からせるやり方にした方が、後々文章の幅が広がって良いと思います。
北埜とらさん
評価:☆☆☆
 台本形式(呼び名が正しいのかは知りませんが私はそう呼んでいる)のお話すっごく久々に読みました、新鮮……っ! 作者さんはあえて台本形式にしなくても読ませるだけの文章力を持っておられると思うのですが、台本形式に何らかのこだわりを持っておられるのかな? あくまで趣味の界隈ですから形式ばる必要もないし、この作品を読んで、私は台本形式には台本形式なりの良さもあるなあと感じました。ヤドキングが登場したとき、身を隠しているからキュウコンには喋っているのが何者だか分からないけれど、読者には喋りはじめた瞬間からヤドキングだって分かってるんですよね。その齟齬がなんだか微笑ましくて面白かったです笑 叙述トリックにも使えそうだ……。(ただすいません、もし明確な意図やこだわりがないのなら、台本形式でなくても成立するお話だとは感じました。もう一度言いますが、作者さんには十分文章力がありますので、台本形式でなくても素敵な作品が書けるのではないかと私は思います)
 死を取り扱って、孤独を寂しがってもいるのに、ほっこりと優しい気持ちになれるような素敵な短編作品でした。ヤドキングのキャラが良すぎる……「マイペース」の使い方もうまいなと思ったのですが、自分の病気を治したくてせっかくオボンまでたどり着いたのに、キュウコンの心を読んで手を引いてしまう、その優しさがたまりません。お墓にこおりのつぶてを軽くぶつけたりするキュウコンの姿に、彼への深い慕情を感じます。ヤドキングと過ごした15年、そのあとの120年……我々にしてみれば途方もない年月だけど、寿命の長いキュウコンにとってのそれはどういう感覚なんだろうな。きっとヤドキングと過ごした年月のことはついこの間のことのように思い出せたりするんでしょうね。自身の寿命の長さを知りながら、それでも後を追ったりしないのは、使命を全うしなければならないから、そして天国でこちらを見ながら気楽に笑っているはずのヤドキングに、たくさんの土産話をしたいから。あ~いいですね……しんみりとします、とっても良いコンビだなあ。いつかキュウコンが天国にのぼっていったときに、またヤドキングと楽しくお話しする光景を、見ていたいなあと思いました……!
 投稿お疲れさまでした!
レイコさん
評価:☆☆☆
 台本形式ですか~、なるほど、そうきましたか……これは読み手の意見が割れそうだと直感しました。かくいう私は昔は台本形式で小説を書いていた時期があるので、大きな口を叩けません。小説の表現技法の多様性という観点からは、台本形式もその一つに含まれると思います。ですが、私は台本形式で書くことをすでに辞めた身だからこそ申し上げたいのですが、別段話題性を狙ったのでないのならば、この次に執筆される時は台本形式ではないものを拝読したいです。書きたかったという作者様の熱意は充分、この作品からも伝わっておりますので。ヤドキングのマイペースな特性と性格が頑固なキュウコンの心をひらいて、友となったヤドキングの寿命が尽きてからも、その子孫がいるからキュウコンは寂しい思いをせずに生きていける……いい話ですね。投稿、お疲れ様でした。
フィッターRさん
評価:☆☆☆
 台本形式だったり3点リーダが必要以上に多かったりと、文章の技量的には拙い点が多い作品でしたが、このお話のキモであるキュウコンの内面をとても丁寧に描いているところに好印象を感じます。
 序盤にキュウコンが持つ今は亡きヤドキングへの想いをこれでもかと描いてからキュウコンとヤドキングの馴れ初めに持っていく構成も、シンプルながらうまく型にはまっていて引き込まれました。
 磨けば光る原石のようなお話でした。作者さんは小説初心者の方と思います。ぜひこのカーニバルに寄せられた作品を読み込んで、今後の創作に活かしてほしいです!
雪椿さん
評価:☆☆☆
 二匹のキャラがいいと思いました。地の文の少なさや三点リーダーの多さ、台本書きなど少し気になる点は多いものの、話はとてもいいものだと思いました。なぜオボンが輝いているのかが気になりますが、そこは気にするところではないのでしょうね。
 再び会った二匹がどのような会話を交わすのか、そこに行く前に彼女に起きるであろうことを考えると少し寂しい気もしますが、とても楽しみです。
早蕨さん
評価:☆☆☆
 ヤドキングが何故来たのか、キュウコンの夢とか、ちりばめられた設定を掘り下げ、2匹のバックボーンがもっと見えると、より2匹の関係性も感情移入しやすくなると思います。
 伝説のオボンの樹にあやかりたかったヤドキングは、キュウコンが大事にしているオボンをとることはできなかった。何故ヤドキングの病に気づいてオボンをやれなかったのか。ヤドキングならオボンをあげてもいい存在、大切な存在になっていた。というのをもっと前面にといいますか、キュウコンの後悔とともに描写する、であるとか、そういうのが見えるともっと映えると思います。キュウコンは、自分を囲む子ども達の中にヤドキングがいて欲しかったはずですから。
48095/坑さん
評価:☆☆
 キュウコンとヤドキングの組み合わせは面白いと思いました。
逆行さん
評価:☆☆
 キュウコンがしっぽを水で濡らして水やりをするシーンはとてもかわいらしかったです。キュウコンのしっぽならたくさん水を吸収しそうだから割と効率が良さそうですね。オボンの木を守ろうとするキュウコンの様子がとっても健気で眩しかったと思います。 
 キュウコンは長年生きる訳ですし、死に別れた人との思い出も多いのでしょうねえ。ヤドキングを始め、他のポケモン達ともたくさん別れてきたのでしょう。そう考えると長生きするのもしんどいものがあるなあって思いました。 
 ヤドキングは死んでしまいましたが、その子孫達と遊んだりお話したりできるのは良いですね。子供達が持ってきたものに毒キノコが混ざっていたのは笑いましたが( 
 ヤドキングの特性であるマイペースもちゃんと物語に関わってきていて良かったです。 

 ここからは脚本形式(台本形式)に関して少しお話をさせて頂きます。 
 脚本形式っていうのはネットに投稿されている小説でよく見られる形式で、初心者の方がよく使っている印象があります。 
 ただこのお話は文章もちゃんとしてるし、作者さんは初心者ではないなと分かるので、脚本形式使ってるのは珍しいなあって思いました。 
 自分も小説を書き始めて最初の一年間ぐらいはずっと脚本形式使っていました。脚本形式の何が良いかっていうと「誰が喋っているのか分かりやすい」んですよね。だから非常に書きやすいし、たくさんのキャラを動かすことができる。キャラが多くなると、誰が喋っているかを分かりやすくするのって中々難しいんですよね。 
 脚本形式って、だいたいこんな感じじゃないですか。 

 サトシ「いけー! ピカチュウ! 10万ボルトだー!」 
 ピカチュウ「ピッカー!」 

 こんな感じでセリフの前に人物名や種族名を書いてますよね。これを通常形式で誰が喋ったかを示すようにして書くとこうなります。 

 「いけー! ピカチュウ! 10万ボルトだー!」 
  サトシは言った。 
 「ピッカー!」 
  ピカチュウは言った。 

 こういうふうに一々セリフの後に「○○は言った」って書くのって、意味あるの? って自分は思ってたんですよ。言った言った言った言ったうるさいなーって。だったら脚本形式でええやんって思ったんですよね。 
 でも今になって、脚本形式ではない通常形式の何が良いのだろうって考えたときに、「誰が喋ったかを示すついでに、色々ワチャワチャと書くことができる」っていうことを思ったんですよ。なんか色々情報を追加することができるなあって思って。 
 まずさっきの例文の「言った」の部分を変更して 

 「いけー! ピカチュウ、10万ボルトだ!」 
  サトシはそう叫んだ。 
 「ピッカー!」 
  ピカチュウは鳴き声をあげた。 

 っていう感じにします。ここから色々情報を追加します。キャラクターがどういう気持ちだったかを追加するとこうなります。 

 「いけー! ピカチュウ、10万ボルトだ!」 
  何が何でも負けたくないサトシは、一心不乱にそう叫んだ。 
 「ピッカー!」 
  ピカチュウはサトシの気持ちに応えたいと思い大きな鳴き声をあげた。 

 こんな感じですかね。他の情報も追加できます。二人の外見描写を追加するとこうなります。 

 「いけー! ピカチュウ、十万ボルトだ!」 
  今年で32歳になる無精髭を生やしたサトシは、一心不乱にそう叫んだ。 
 「ピッカー!」 
  いまだ可愛らしい外見を保ち続けているピカチュウは甲高い鳴き声をあげた。 

 ……まあざっくりとですが、こんな感じになるのかな。ここまで書いて始めて通常形式のメリットが出てくるものだと思っています。誰が言ったのか示すついでに色々描写するっていうのは、脚本形式だと出来ないんですよ。だから脚本形式でないほうが表現の自由度が高いんじゃないかなあって自分は思います。 
 ただ、脚本形式が全く駄目って訳でもないんですよ。というのも児童書とかで脚本形式になってる奴も見かけたことがありますので。分かりやすいっていうメリットはあると思います。作者さんがもし脚本形式でいきたいのであれば、それは全然問題ないと思います。 
 後すっごい余談なんですけど、この小説って締め切り一分前ぐらいに投稿されていた記憶があるんですけど、改稿マークがついてるんですよ。どこを改稿したんですか。ものすごい早業ですやん(
はやめさん
評価:☆☆
 あっ脚本形式?だ!  ページを開いた瞬間になつかしいなと思いました。
 ヤドキングがマイペースだったので混乱しないくだりはなるほど、と思いました。
春さん
評価:☆☆
 SSは私も好きですよ。よく2チャンネルまとめを見にいくくらいには。
 ですが2チャンネルSS以外では……作者さんはなぜこの形式で書かれたのでしょうか。
 地の文が圧倒的に不足しています。スクロールの手間がかかるので、無意味に空行を大量挿入するのもやめたほうがいいです。「…」は「……」など偶数セットで使用するのがよいと思います。特に意味もなく「…」を多用するのは止めた方が良いです。「…」は言い淀むような形になるので、言いきらない、はっきりしない文章が量産されることになります。文章の輪郭がぼやけてしまい、ポエムのようになってしまいます。
 キャラクターを形作るのが難しければまず、どんな事を大事にしていて、どんな事に喜怒哀楽を覚え、どんな生活背景を持っていたのか考えてみると良いと思います。
 最終日最後の投稿、お疲れ様でした。
ポリゴ糖さん
評価:☆☆☆
 120年という長い月日が過ぎても、キュウコンは自分に友人をもたらしてくれたヤドキングとの出会いを、その存在を忘れずにずっと覚えているというところ、個人的な観念との一致を見て、少し嬉しくなったところであります。ヤドキングは己の死期というものを悟っていて、永くはないだろう自分が誰かのために何かをしたいと思ったから、キュウコンのために友人を連れてくるとか、そういったことをしたのかなあと。そうすることで今でもキュウコンの中にヤドキングは生き続けているわけですね。
 あやしいひかりはマイペースのポケモンを混乱させることができない、そういった特性を活かしたポケモンらしい描写というのはなるほど、と思いましたね。尻尾に水を含ませて水やりをするという発想も面白かったところです。
 ヤドキングは流行り病を治すために伝説のきのみが欲しかったのかな、と推察していますが、何故最終的にきのみに手を出さなかったのか、個人的には謎というよりも疑問になってしまったところであります。キュウコン自身は長い時を生きる自分には分からないが、と回想していますが、長寿であることとヤドキングの行動原理とを結びつけるだけの私の想像力が足りないだけなのかもしれません。
 あとはセリフの前にキャラクターの名前(種族名)を入れる工夫、作者さんらしさ、あるいは気遣いというものを感じます。別段読みづらいとは思いませんが、それ以外の人間や子供たちといったキャラクターのセリフが少ないので、喋り方でキュウコンとヤドキングの区別はつきますし、キュウコン視点で進む物語で、ヤドキングが最初ヤドキングだと分かっていない状況のはずの場所に入れてしまうと、逆効果なところはあったかなあと。
 〆切時間の影響もあったのかもしれません、多少なりとも粗削りな印象はありますが、散りばめられた要素そのものは好きなところが多い、そんな一作です。
伊雑アゴバルさん
評価:☆☆☆☆☆
ばすさん
評価:☆☆☆☆
茶兎さん
評価:☆☆☆
砂糖水さん
評価:☆☆
リングさん
評価:☆☆
わやさん
評価:☆☆
灰戸さん
評価:☆☆
シガラキさん
評価:☆☆☆
さねたかさん
評価:☆☆☆
ionさん
評価:☆☆
ゾイシアさん
評価:☆☆☆☆☆☆
一葉さん
評価:☆☆☆
不壊さん
評価:☆☆☆☆
猫村さん
評価:☆☆☆
BoBさん
評価:☆☆☆☆
コメットさん
評価:☆☆
秋桜さん
評価:☆☆
浮線綾さん
評価:☆☆☆☆☆
Lienさん
評価:☆☆☆☆☆☆
クーウィさん
評価:☆☆☆☆
586さん
評価:☆☆☆
まーむるさん
評価:☆☆
トビさん
評価:☆☆☆☆
じゅぺっとさん
評価:☆☆☆☆